先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ユニークお直し好評 平取「木の芽」佐藤さん アイヌ民族反物をネクタイに/思い出の品リメークも

2022-11-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/26 05:00

柴田さん(左)が織ったアットゥシをネクタイに仕上げた佐藤さん
 【平取】昨年4月に町荷菜にオープンした洋服のお直し屋「木(こ)の芽」を営む佐藤弘美さん(49)が生み出すユニークな品々が好評だ。アイヌ民族の伝統工芸品「アットゥシ」(樹皮の反物)でネクタイを作ったり、形見の着物をポーチにリメークしたり。佐藤さんは「地域の人の力になれれば」と客の思いを丁寧にくみ取っている。
 町二風谷のアットゥシ織りの工芸家、柴田幸宏さん(33)は、自身が織ったアットゥシでネクタイを5本作ってもらった。首の部分はゴムでできていて首に掛けるタイプ。残りの部分は佐藤さんが型紙や結び方をインターネットなどで調べながら仕上げた。すでに2本は売れたといい、柴田さんは「反物も形にならないと売れないので、相談しやすいお店が地域にあるのはありがたい」と感謝する。
 アットゥシを初めて扱った佐藤さんは「生地が硬いのでネクタイの形に結ぶのは難しかった」と苦労したが「貴重な素材で作られた生地を無駄にせず、頑張っている人を応援できたら」とやりがいを感じている。
 思い出の品を「お直し」することも。町内の管理栄養士の津川陵子さん(59)は、30年前に亡くなった母一恵(かずえ)さんが、お正月や入学式で着ていた着物2着を、四つの小物入れにリメークしてもらった。長年、タンスに収納していたが「捨てるに捨てられなかった」という大切な着物で「身近に使える物にしたい」と1年ほど前に木の芽を訪れた。
 大きさを相談しながら眼鏡ケースやA4サイズのポーチを3週間ほどかけて作ってもらった。津川さんは「新しいものを買うのは簡単だけど、時間をかけて作り直してくれたことで着物がよみがえった。着物を着る母の姿が思い浮かびます」と懐かしそうに笑う。
 このほか、結婚式のお色直しのドレスを子供用のワンピースや化粧ポーチにしたり、母から受け継いだスカートをバッグにしたりと思い出の詰まった品に新たな命を吹き込みよみがえらせている。佐藤さんは「お客さんが仕事を持ってきてくれるので、できるだけその声に応えたい」と語る。(杉崎萌)
☆アットゥシのシは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765739/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族の知恵、記録 東京で宇梶静江さんの映画上映会

2022-11-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/25 23:12

上映後にあいさつする宇梶静江さん(右)
 アイヌ民族の古布絵作家、宇梶静江さん(89)=胆振管内白老町在住=の生き方に焦点を当てたドキュメンタリー映画「大地よ~アイヌとして生きる~」の上映会が25日、東京都内の出版社で開かれた。
 日高管内浦河町出身の宇梶さんは昨年11月、65年間住んだ首都圏を離れて白老町に移住。白老を拠点に、道内各地のアイヌ民族と交流しながら、民族の権利回復や文化の伝承に取り組んでいる。
 映画は藤原書店(東京)が企画・製作し、中国出身の金大偉さんが監督を務めた。浦河町や東京などで行った宇梶さんへのインタビューを軸に、アイヌの文化や精神世界を探る内容。今年5月に白老町で上映した後、さらに編集し、完成版として今回初めて上映した。今後、全国での公開を目指す。
 藤原書店で開かれた上映会には宇梶さんをはじめ、親族や友人ら25人が参加した。宇梶さんは「私の言葉を広めてくださる皆さんのおかげで、アイヌ民族を理解していただける。訴える力がある映画になった」とあいさつ。金さんは「自然と人間が共生していくための知恵が入っている映画」と話した。(大沢祥子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765852/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<デジタル発>アイヌ音楽家、祭典で一堂に ウポポやムックリ演奏、未来につなぐ

2022-11-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/25 16:16 更新
 北海道各地のアイヌ音楽家6組10人が一堂に会して民族楽器や伝統歌などを披露する「アイヌ音楽祭」が日高管内新ひだか町三石地区で初めて開かれました。活動拠点が異なるアイヌ民族の音楽家が6組も集まるステージは珍しく、10月下旬に行われた会場には450人が押し寄せ超満員に。多彩で個性豊かな音色を響かせた祭典について、来年以降も舞台に立つ人を増やしながら続けていきたいという、出演者や主催者に思いを聞きました。(静内支局 杉崎萌)

アイヌ音楽祭に出演した道内各地で活躍する6組10人の音楽家。それぞれ特色のある演奏で会場を魅了した
 「ターン、トゥーン、ターン」
 弦楽器のトンコリ奏者の第一人者で、上川管内当麻町在住のOKI(オキ)さんが弦を弾いて刻む軽快で透明感のあるリズムで音楽祭は始まりました。
 「黒潮流れる果て、北海道の日高山脈、その一番高い山、幌尻の頂上の真下にある湖、その名を『カイカイ アシ ト』、さざ波立つ湖…」。日高山脈を舞台にした曲の初めで、オキさんの語りが入り、聴衆は演奏に引き込まれていきました。
 音楽祭は、三石アイヌ協会が主催し、同町三石の総合町民センターはまなすホールで開かれ、立ち見も出るほどの大盛況でした。
 ムックリ(口琴)や伝統歌ウポポで評価の高い苫小牧市の川上さやかさんのステージでは、次々と音色が変化するムックリの奥深い演奏に人々が聞き入りました。
 ウポポの女性グループ「マレウレウ」のメンバーでもある姉妹ユニット「アペトゥンペ」(当麻町、札幌市)は低く魅惑的な声で、聞き手を引き付ける歌から、手拍子に合わせ高音で響き渡らせる歌まで多彩な表現で客を魅了します。
 音楽と舞踊のバンド「nin cup(ニンチュプ)」(札幌市、十勝管内芽室町)は、ベースとギターの合体楽器「ギタンバ」のリズムに合わせてアイヌ語のオリジナル曲を歌う独自のスタイルで盛り上げました。
 「異なる地域の出演者の『らしさ』が出ていておもしろかった」。そう話すのは、出演した釧路市の阿寒湖温泉を拠点に活動する姉妹ユニット「カピウ&アパッポ」の床絵美さん(48)です。姉妹の亡き祖母が、音楽祭開催地の三石の隣の日高管内浦河町で生まれ育ったことから、「三石に来ると祖母を思い出す」と公演では床さんが祖母から教わったヤイサマ(即興歌)を披露しました。床さんは「祖母を思いながら歌いました」と語ります。
 床さんは「音楽祭出演者の声や生い立ちはそれぞれ違うので、歌い方や表現も異なり、刺激をもらった」と話します。住む場所や活動拠点の違う音楽家の演奏を互いに聴き、共演するのは出演者にとっても良い機会といいます。
 音楽祭終盤の複数の出演者による演奏も聴衆を圧倒する迫力でした。「ムックリ大会」では出演者4人がそれぞれ順番に演奏した後、リズムを合わせ弦の響きを重ねました。
 祭典の最後を飾った「ウポポ合戦」では、9人がステージに立ち、それぞれの個性豊かな声を融合させて会場を包み、手拍子やトンコリでリズムを取りながら、その場で生まれる音を楽しみました。
 床さんは「今後もいろんな地域でアイヌ音楽が聴かれ、楽しめる機会が増えてくれたらいい」と語ります。
■広がるユニット、CD化も
 これだけの豪華共演は「一流のアイヌ音楽家が何組もいるからできた」―。音楽祭を企画し、1年間掛けて準備した三石アイヌ協会の幌村司会長(67)は語ります。子どもの頃から地域の結婚式や儀式で歌われる伝統的なアイヌ民族の歌を聴き、OKIさんがCDデビューした26年ほど前からアイヌ音楽のCDを集め始めました。「その頃はまだCDは少なかった。10年ほど前からアイヌ音楽のユニットが少しずつ増え、CD化も盛んになった」と振り返ります。
 音楽祭で伝承歌謡を披露した札幌市の原田公久枝さん(55)も、2009年に姉と幼なじみの3人で十勝のアイヌ民族の伝統的な歌や踊りを伝承する「フンペシスターズ」を結成し、18年にCDを発売しました。
■保存会以外で発信、外国人と共演も
 結成前は、そうした伝承は各地の保存会で行うことが多く、原田さんも保存会で歌や踊りを覚えていました。しかし、2009年、映像や文献を参考に古式舞踊を再現し、東京や北海道内のイベントなどで歌や踊りを披露する若手のアイヌ民族グループ「チームニカオプ」ができ、原田さんも参加。「保存会以外の場所でも音楽活動していいと思えるようになり、フンペの活動につながった」と振り返ります。
 外国の民族音楽家やロックバンドなど異なるジャンルのアーティストと共演するアイヌ音楽家も多いといいます。カピウ&アパッポも、北海道内外のライブで幅広い分野のアーティストと共演し、新しい表現を見いだしています。床さんの妹の郷右近富貴子さん(46)は「さまざまな共演の中で、ウポポの奥深さや意味など、改めて自分のルーツに思いをはせるようになりました」と話します。
■「国内ツアーもやりたい」
 幌村さんは、来年以降も音楽祭を続け発展させたいと望んでいます。「出演者と話す中で、今後は他の地域でもやりたいという声が出ていて、いずれ国内ツアーができたらいいねとも話した」そうです。さらに「今は北海道内のアイヌ音楽家は十数組だと思うが、若手もおり、今後増えて20組くらいになってくれたらうれしい」と期待しています。
 原田さんも「アイヌ文化をポジティブに捉える若い人たちが、新しく楽しいことを発信しながらアイヌ音楽を引っ張っていくと思う。今後もっと広まり、今回のような音楽祭が『珍しい』ものでなく『当たり前』になってほしい」と望んでいます。
 一方で幌村さんは、音楽祭を通じて、アイヌ民族が圧政や差別に苦しめられた歴史を知ってもらいたいという思いも強いそうです。「もともとアイヌが住んでいた地が植民地になったことは歴史的な事実であり、隠すものでもない。音楽をきっかけに歴史の方にも目を向けてもらいたい」と訴えています。
 伝統的な歌や楽器を継承しつつ、それぞれ独自のスタイルを創造して表現するアイヌ音楽。その臨場感を直接味わえる場として「多くの人にアイヌ音楽のすばらしさをライブで聞いてもらいたい」。幌村さんは、そう願っています。
※「エムシ」の「シ」、「チームニカオプ」の「プ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765489/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダム完成 神々に安全祈る 平取の展示施設でカムイノミ

2022-11-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/25 05:00

平取ダムの完成に伴いカムイノミを行う平取アイヌ協会の会員ら
 【平取】沙流川支流に建設された平取ダム(町芽生)の完成に伴い、ダムの管理棟内にある展示施設「ノカピライウォロ・ビジターセンター」で沙流川水系の保全や安全を祈るカムイノミ(神々への祈り)が行われた。
 同ダムは沙流川支流の額平川と宿主別川の合流地点に、沙流川の洪水防止や水道水確保を目的に建設。7月に供用を始めたが、その後も、建設過程で一部損壊したアイヌ民族の信仰対象の岩山「チノミシリ」の補修や周辺の環境整備などを進めていた。
 カムイノミは、展示施設に整備された伝統的家屋「チセ」の屋内で今月19日に行い、平取アイヌ協会の会員や町職員ら約30人が出席。同協会の木村英彦会長が祭司を務めた。火の神への祈りでは、チノミシリの損壊について謝罪する気持ちや、自然を敬い大切にしていく思いを述べた。木村会長は「一つの区切りとしてカムイノミができて安堵(あんど)している。今まで苦労してきた先人の方々の思いがみんなに伝われば」と語った。
 室蘭開発建設部の篠宮章浩部長は「ダム機能が発揮され、沙流川流域がより安全安心になるよう管理していくとともに、今後もアイヌ文化の保全活動を協働して進めたい」と話した。
 26日には平取ダムの竣工(しゅんこう)式が町民体育館で行われる。(杉崎萌)
◆ノカピライウォロの「ロ」、チノミシリの「リ」は、それぞれ小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765238/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族食材で創作料理 シカ肉、たき火で香り高く

2022-11-26 | アイヌ民族関連
自然への畏敬、ウポポイで
2022年11月26日 1:49 [有料会員限定]
アイヌ民族文化を学べる「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(北海道白老町)の中核施設、国立アイヌ民族博物館のゲート手前に、レストラン「焚火ダイニングカフェ ハルランナ」はある。アイヌ文化や歴史に触れた来場者が、アイヌ民族と関わりの深い食材を使った創作料理を気軽に楽しめる。
森林に囲まれたポロト湖畔で営業するハルランナは、2020年7月のウポポイ開業と同時にオープンした。入り口近くにあるガラス張りの厨...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1127文字
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66293070V21C22A1L41000/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道産食材使った「おにぎりアイディアコンテスト」…大賞は高校生考案ピリッと体が温まるおにぎり 札幌市 

2022-11-26 | アイヌ民族関連
HBC11/25(金) 20:45
 道内の高校生や大学生などから募集した、道産食材のおにぎりレシピのコンテストが、札幌で開かれました。
 大賞に選ばれたのは、寒くなる季節にうれしい「大人な味わい」のおにぎりでした。
 審査会場に集められた5種類のおにぎり。
記者リポート
「こちらには、北海道の旬の食材を使ったものや、アイヌ料理をモチーフにしたものなど、個性的なおにぎりたちが並びます」
 25日、札幌で開かれた「おにぎりアイデアコンテスト」の最終審査には、応募のあった110のレシピから選ばれた5つの「至高のおにぎり」が並びました。
 このコンテスト、学生たちに道内の食材や食関連の仕事に興味を持ってもらいたいと企画され、今回で3回目です。
 会場では、おにぎりを考案した学生たちがレシピを考えた理由や、こだわりなどを説明しました。
 味はもちろん、発想力やネーミングなどを審査した結果、今回、大賞に選ばれたのは、静内農業高校の「秋の北海道味覚!ツーンと山わさび香る鮭おにぎり」でした。
 ターゲットは、働く大人で、寒くなるこれからの季節に体を温めてほしいと、鮭に生姜・昆布を混ぜ合わせたおにぎりです。
記者リポ―ト
「定番のサケなんですけど、生姜と山わさびがアクセントになっていて、おいしいです」
対象を受賞した静内農業高校の生徒
「たくさんの人に食べてもらえたらうれしいです」
 大賞のおにぎりは、札幌市内に6店舗をかまえるおにぎりチェーン「おにぎりのありんこ」で、商品化も検討するということです。
ありんこ 南部均 社長
「5組とも非常にアイディアが豊富。どれも甲乙つけがたかった」
 北海道の未来を担う若い感性で、北海道の食がますます盛り上がっていきそうです。
11月25日(金)「今日ドキッ!」午後5時台
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad2bce5b246d5ecc11602069ac227778a27fd2f

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の現代アートが映し出す、人・文化・自然のカラフルな交差『六本木クロッシング2022展:往来オーライ!』12月1日より開催

2022-11-26 | アイヌ民族関連
ぴあ11/25(金) 12:05配信

SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD《ロードワーク》2017年 撮影:後藤秀二 画像提供:リボーンアート・フェスティバル2017(宮城)
森美術館では、2022年12月1日(木) より『六本木クロッシング2022展:往来オーライ!』を開催する。
2004年より共同キュレーション形式で3年に1回行われてきた「六本木クロッシング」は、日本の現代アートシーンを総覧する、同館の定点観測的な展覧会。第7回目となる今回は、4人のキュレーター――天野太郎(東京オペラシティアートギャラリー)、レーナ・フリッチュ(オックスフォード大学アシュモレアン美術博物館)、橋本梓(国立国際美術館)、近藤健一(森美術館)――が選んだ、1940年から1990年代に生まれた日本のアーティスト22組を紹介する。
同展を紐解く鍵となるのは、コロナ禍を経て浮かび上がった3つの社会像だ。
まず1つ目は、「新たな視点で身近な事象や生活環境を考える」というもの。コロナ禍での生活環境の変化を起点に奇想天外な未来を志向する市原えつこや、自然現象に想を得た青木野枝の大型立体作品などを展示する。2つ目の「さまざまな隣人と共に生きる」ではトランスジェンダーを主題としたキュンチョメの影像作品や、失踪していた伯母と再会し、その後の姿を撮影し続けた金川晋吾によるポートレート写真などを紹介。3つ目の「日本の中の多文化性に光をあてる」では、アイヌの人々を主題とした池田宏の映像インスタレーションや、海路による人々の往来を主題にテキスタイルで物語を紡ぎ出す呉夏枝(オ・ハヂ)の作品などが繰り広げられる。
上記3つのテーマを端的にまとめた言葉が、展覧会サブタイトル「往来オーライ!」。異文化との交流や人の往来が作り出してきた、極めて多様な日本の文化的背景を確認するとともに、コロナ禍で途絶えてしまった人々の往来を再び取り戻したいという思いが込められている。
出展作家:AKI INOMATA、青木千絵、青木野枝、潘逸舟(ハン・イシュ)、市原えつこ、伊波リンダ、池田宏、猪瀬直哉、石垣克子、石内都、金川晋吾、キュンチョメ、松田修、呉夏枝(オ・ハヂ)、O JUN、折元立身、進藤冬華、SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD、竹内公太、玉山拓郎、やんツー 、横山奈美
<開催概要>
『六本木クロッシング2022展:往来オーライ!』
会期:12月1日(木)~2023年3月26日(日) ※会期中無休
会場:森美術館
時間:10:00~22:00、火曜(1月3日、3月21日は除く)は10:00~17:00(入場は閉場30分前まで)
※『MAMコレクション016: 自然を瞑想する―久門剛史、ポー・ポー、梅津庸一』、『MAMスクリーン017:ナンシー・ホルト、ロバート・スミッソン』、『MAMプロジェクト030×MAMデジタル: 山内祥太』も同時開催
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a397fbed3fc2f304dad1fd689dc0ac5dfb5f100

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画出演続く19歳・吉田美月喜の背中を押した母の言葉 平手友梨奈との共演で受けた刺激

2022-11-26 | アイヌ民族関連
エンカウント2022.11.25平辻哲也
映画の主演、出演が相次いでいるのが、吉田美月喜(19)だ。映画「メイヘムガールズ」(11月25日公開)ではコロナ禍で突如、超能力が覚せいするヒロインを務めた。高校の最後の1年をコロナ禍で過ごした吉田が感じたことは?
女優業への覚悟を決めた高3のコロナ禍
 映画の主演、出演が相次いでいるのが、吉田美月喜(19)だ。映画「メイヘムガールズ」(11月25日公開)ではコロナ禍で突如、超能力が覚せいするヒロインを務めた。高校の最後の1年をコロナ禍で過ごした吉田が感じたことは?(取材・文=平辻哲也)
 中3だった2017年秋にスカウトされ、芸能界に入り、今年で5年目。本作だけでなく、来年1月には常盤貴子とW主演の「あつい胸さわぎ」、来秋にはアイヌ文化と大雪山文化を伝える「カムイのうた」が公開予定。今、注目を集める19歳だ。
「現場がすごく好きなんです。現場を経験したいから、オーディションを頑張っています。でも、現場では全然慣れなくて、緊張してしまいます。主演なのに周りの方にすごく助けられています」
 本作はコロナ禍で女子高生たちが突如、超能力を持ってしまうサイキックエンターテインメント。演じたのは、その超能力を、元家庭教師の男性に使おうとするヒロイン山崎(※正式表記はたつさき)瑞穂。高3の1年間をコロナ禍で過ごしたこともあって、登場人物にシンパシーを感じたという。
「(20年春の緊急事態宣言時は)学校側も態勢ができていなくて、登校できない状態。ずっと家で課題をやって、送るということを繰り返していました。修学旅行はなかったし、文化祭もできなかったんです。全部大人が悪いわけではないけれど、高校生からしたら、大人はしっかりしてくれないんだ、なんでわかってくれないんだという気持ちがありました」
 幼少期からバレエを習い、部活ではテニス、バスケットボールに夢中だったスポーツ少女。こんなに長い期間、家で過ごしたのは初めてだった。オーディションの数も激減し、自身の芸能活動も止まってしまった。
「家でオーディション用の動画を撮ったりもしましたが、みなさんの前で演技できることや学校に行って、友達に会えることが、どれだけありがたいことなんだと思いました。勉強をしながらも、今まで見てこなかったアニメや映画を見たりしながら、意外と性に合っているなとも感じました。一番よかったのは母親とゆっくり話す時間があったことですね」。
 母親は一番の理解者。高3という時期もあって、将来のことを真剣に話し合った。
「迷いもあったんですが、母が背中を押してくれました。母は『この仕事は頑張ったから報われる世界でもない、運もある。でも、この年で、自分のやりたいことを見つけられたのは、なかなかないこと。絶対に人生の経験になるので、1回全力でやってみなさい。ただ、やるからには絶対、中途半端なことはしないでね』って。それがうれしくて……」と振り返る。

目指す人物像は「芯の強い人」と力を込めた【写真:山口比佐夫】
「ドラゴン桜」では平手友梨奈との共演で刺激を受ける
 その後はTBS系人気ドラマ「ドラゴン桜」(21年)に出演。平手友梨奈(21)とコンビを組むバドミントン部員を演じた。
「平手さんと2か月間、一緒に練習をしていなかったら、そんなに仲良くなれなかったかもしれない。私も平手さんもバドミントンをやったことなかったので、一から練習でしたが、いい作品を届けたいという思いも強かったですし、平手さんの役ヘの熱さ、向き合い方もすごい、かっこいいなと思っています。今でも連絡を取っていて、刺激をいただいています」
 そのドラマの撮影では、スタッフから「もっと自己チュウになれ」と言われた言葉も印象に残っている。「『役として、よく見られたいからと考えると、絶対に心に響く芝居はできない。自己チュウでいれば、お客さんも感じるから』と言われ、すごく納得したんです。今回の瑞穂役も、そんなふうに演じました」と明かす。
 今年4月には鴻上尚史演出の「エゴ・サーチ」で舞台にも初挑戦した。
「自分の中では、オーディションが今までで一番できなかったと感じたんです。そのときに鴻上さんからは『反省しちゃ駄目だよ。演じているときは、自分は最高と思って演じなきゃ。反省は終わった後に全力でしなさい』と。自分の中で大切にしたい言葉だと思いました。2か月丸々、同じ人とほぼ毎日会って、毎日お芝居するっていう経験は初めて。カンパニーの皆さんが一番年下の私をすごく助けてくれたんです。良いカンパニーに恵まれ、毎日本当に楽しかった。鴻上さんはほぼ毎公演後にアドバイスをくれたので、初めと最後は全然違ったかなと思います。リアルタイムで演じたものをそのまま反応をもらえたのは貴重な経験で、達成感もありました」
 今後も映画の公開ラッシュだが、どんな女優を目指しているのか。「この役は吉田にしかできないよねって言ってもらえるようになるのが夢です。いろんなことを経験し、いろんな役をやってみたい。その中で、超能力を持つ役というのはすごくいい経験だったなって思っています。女性としては芯の強い人になりたい。母のような人ですね。母とはよくけんかもするし、むかつくこともいっぱいあるんですけど(笑)、本当に強い女性で、かっこいいんです。思っていることはしっかり口にする。自分の信念を絶対崩さない」。次作「あつい胸さわぎ」では事務所の先輩、常盤貴子と母娘を演じる。ますます目が離せない。
□吉田美月喜(よしだ・みつき)2003年3月10日、東京都出身。17年にスカウトされ芸能界に入る。かんぽ生命保険の企業広告「人生は、夢だらけ。」シリーズで注目を浴び、19年にはBSフジ「僕たちは泳がない」でドラマ初主演を果たす。その後、20年Netflixドラマ「今際の国のアリス」、映画「鬼ガール!!」などに出演する。さらに映画主演作として、2023年「あつい胸さわぎ」、「カムイのうた」、ヒロインを務める映画「パラダイス/半島」が公開予定。
https://encount.press/archives/384825/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幾何学模様とアースカラーでインスピレーションを与える ラファ コネクト & リフレクトコレクション

2022-11-26 | 先住民族関連
2022/11/25 - 15:25
ラファがオーストラリアの先住民アーティスト、マット・フェリンガムとコラボレーションした限定シリーズを発表。神聖幾何学をベースとした独特なグラフィックと、アースカラーの彩りによって、サイクリストにインスピレーションを与えるコレクションとなっている。

ラファ メンズ プロチーム トレーニング ジャージ - コネクト & リフレクト (c)rapha.cc
オーストラリアの先住民族は物語を文字で書き残すだけではなく、パターンや色によって伝承する文化を持つという。植物の花弁や葉、種子のつきかたなど自然界でも確認できる幾何学的なパターンは、人間の宗教や文化的な表現にも存在しており、それがインスピレーションを与えることもある。
ラファがコラボしたマット・フェリンガムは、神聖幾何学のグラフィックと自然の色合いを組み合わせることで、自然とサイクリスト、人と人の文化的な繋がりを想起させるウェアを作り出した。ピンクやオークルといった色合いは、実際の海岸線の色を基にしたという。
このグラフィックは人々が繋がり、その輪が広がることを表現しており、フェリンガムは自転車を通じて繋がるコミュニティを神聖幾何学模様に落とし込んだ。コレクションの販売で得た収益の12%をラファファウンデーションに寄付し、子どもたちの健康に寄与するだけではなく、他の人と繋がりを持てる機会の創出に貢献するという。
コネクト & リフレクトのラインアップでは、メンズとウィメンズそれぞれにプロチーム トレーニングジャージの半袖と長袖が用意される。プロチーム トレーニングジャージはレーサーが求めるフィット感や快適性を維持しながら、日常使いできる扱いやすさが魅力のウェア。フロントパネルには優れた通気性を発揮する軽量生地、背面には日焼け止め効果を発揮する高密度な編み生地が採用されているため、日差しが強い季節のトレーニングに最適だ。
どのウェアも1カラーのみで、それぞれのモデルでカラーが異なる仕様となっている。また、メンズの半袖とビブショーツ、ウィメンズの長袖とビブタイツのバンドルも用意されているため、チェックしてもらいたい。アクセサリーはプロチーム ソックスと、クラシカルな作りのキャップ、ミュゼットという3種類が揃う。
https://www.cyclowired.jp/news/node/382443

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民族楽器の演奏を奉納 茨城・石岡の常陸国総社宮

2022-11-26 | 先住民族関連
茨城新聞2022年11月26日(土)
オーストラリアの先住民族アボリジニの伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者で、画家としても活躍するGOMA(ごま)さんの演奏会が茨城県石岡市総社の常陸国総社宮で開かれた。GOMAさんが描いた「青華曼荼羅(あおはなまんだら)」を奉納するのに合わせて…
この記事は有料です
記事全文278文字(あと48文字)
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16693728880430

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アバター』クリーチャー作成が寄付につながる 海を守る参加型キャンペーン開始

2022-11-26 | 先住民族関連
シネマトゥデイ11/25(金) 8:00配信

地球の海を守る目的のキャンペーン開始 - (C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
 ジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日全国公開)の主な舞台となる海にちなんだ、海洋生物保護に100万ドルの寄付を目指す、参加型キャンペーン「Keep Our Oceans Amazing」(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)がスタート。シガーニー・ウィーバーらキャスト陣が協力を呼びかける特別映像が公開された。
 映画『アバター』とディズニーによるこの取り組みは、神秘の星パンドラの海が舞台となる同作にちなみ、土地と水域の保護に取り組む、世界的な自然保護団体ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)へ、最大100万ドル(約1億4,500万円)の寄付を目指すもの。『アバター』をモチーフにした海洋生物を作る事ができるオンラインコンテンツ「バーチャル・パンドラ・オーシャン」で、ユーザーが自分だけのクリーチャーを1体作成するごとに、TNCへ5ドル(725円)が寄付される。(1ドル145円計算)
 TNCは、海洋生物とその生息地を保護する活動に取り組んでおり、今回は特に、パンドラの海洋生物とも共通点を持つという、ベルーガ、シロナガスクジラ、ジンベイザメ、タイマイ、マナティー、マンタ、ブダイ、スタグホーンコーラル、アシカ、マングローブの10種類の危機に瀕する生物にフィーチャー。2030年までに海洋生物の10%を保護するというTNCの目標達成を支援する。
 『アビス』(1989)、『タイタニック』(1997)など、海を舞台にしたヒット作を手掛け、海洋生物のドキュメンタリーを製作、マリアナ海溝底部探査に成功した探検家でもあるキャメロン監督。そのインスピレーションの源ともいえる海を守る試みについて、長年の製作パートナーでプロデューサーのジョン・ランドーは、次のようにコメントしている。「《アバターの精神》は、私たちはいつも、全ての人、そして地球と常に繋がっているということ。だからこそ誰もが周囲の人々や環境へプラスの影響を与える責任がある。『Keep Our Oceans Amazing』のキャンペーンは、世界中のファンと一緒にこの責任を全うするための最高の方法なんだ」
 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、キャメロン監督が脚本・製作・共同編集を務め、革命的な3D映像でも話題を呼んだアドベンチャー大作『アバター』の続編。貴重な鉱物を秘めた星パンドラに降り立った元海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)が、人間と先住民族ナヴィとの抗争に巻き込まれるさまを描いた前作から10年、人類に反旗を翻したジェイクとナヴィ族の女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の間に生まれた子供たちが登場し、パンドラの海の世界が主な舞台となる。(編集部・入倉功一)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6386129c6e73c2061bbb77423cb794e9821b27a8

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする