北海道新聞11/29 05:00

アイヌ民族伝統のイパプケニを楽しむ末広小の児童ら
【千歳】アイヌ文化学習に取り組む末広小の5年生が25日、アイヌ民族が狩猟でシカを招き寄せる際に使う笛「イパプケニ」作りに挑戦した。
5年生対象のアイヌ文化学習は22日からクラスごとに行い、この日は約30人が出席。イパプケニはシカの鳴き声をまねておびき寄せる笛で、今回は授業用にトドマツの板片2枚を重ね、その間に厚紙を入れ、ひもを通して作った。子どもたちはこれに彫刻刀でアイヌ民族の文様を彫って完成させ、「音が出た」「公園で吹いたらシカは来るかな」と声を上げた。
製作に先立ち、校舎内に復元された伝統的家屋「チセ」で、千歳アイヌ文化伝承保存会の石辺勝行会長らが木製の祭具「イナウ」について説明し、作り方を実際に見せた。授業後、池田琉生(るい)さん(11)は「模様を彫るのが難しかったけど、いろんな音が出て楽しかった」と話した。(工藤さえら) ☆イパプケニのプは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/766792/

アイヌ民族伝統のイパプケニを楽しむ末広小の児童ら
【千歳】アイヌ文化学習に取り組む末広小の5年生が25日、アイヌ民族が狩猟でシカを招き寄せる際に使う笛「イパプケニ」作りに挑戦した。
5年生対象のアイヌ文化学習は22日からクラスごとに行い、この日は約30人が出席。イパプケニはシカの鳴き声をまねておびき寄せる笛で、今回は授業用にトドマツの板片2枚を重ね、その間に厚紙を入れ、ひもを通して作った。子どもたちはこれに彫刻刀でアイヌ民族の文様を彫って完成させ、「音が出た」「公園で吹いたらシカは来るかな」と声を上げた。
製作に先立ち、校舎内に復元された伝統的家屋「チセ」で、千歳アイヌ文化伝承保存会の石辺勝行会長らが木製の祭具「イナウ」について説明し、作り方を実際に見せた。授業後、池田琉生(るい)さん(11)は「模様を彫るのが難しかったけど、いろんな音が出て楽しかった」と話した。(工藤さえら) ☆イパプケニのプは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/766792/