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釧路市知人町って何と読む?|釧路市知人町の崖工事(昭和48年=1973年3月)

2025-01-04 | アイヌ民族関連

ココログ2025年01月03日 10時00分夜明け前

家のアルバムにあった1枚の写真です。「昭和48.3.29 漁業無線局下 釧路市知人町の崖工事」との添え書きがあります。

昭和48.3.29 漁業無線局下 釧路市知人町の崖工事

 知人町は「ちじんまち」ではなく「しりとちょう」と読みます。知人町は赤い点線で囲まれたところです。この突き出た部分を知人岬(しりとみさき)といいます。この「知人」(しりと)はアイヌ語で「シレトゥ(sir-etu)」(地の鼻、岬)に由来します。

 さて写真の崖工事ですが「漁業無線局下」を手がかりに探してみると現在も崖の上に立つ漁業無線局が存在していました。写真に写っている丸いタンクも存在しています。

 確かに漁業無線局下に急な崖があります。写真のおじさんたちはこの壁を工事していたのですね。いつ作られたものかわかりませんが崖上から崖下に通じる階段も確認できます。工事のおかげで階段を作ることができるようになったのは間違いないでしょう。

 この階段は崖上と崖下の間を結ぶ近道になっています。かつてこのあたりには太平洋炭鉱があり太平洋石炭販売輸送臨港線が敷かれ知人駅がありました。太平洋炭鉱と臨港線の写真もありましたので別の機会に紹介します。

https://news.nifty.com/article/item/neta/20023-3704712/

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