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北海道の「光」も伝承 「北海道開拓倶楽部」主宰 開拓史家 海堂拓己さん(62) 令和人国記

2025-01-20 | アイヌ民族関連

産経新聞1/19(日) 10:43

明治2(1869)年に開拓使が設置され、着実な発展を遂げてきた北海道。開拓史家の海堂拓己さん(62)は、155年の歩みをひもとくウェブサイト「北海道開拓倶楽部」を主宰している。故郷・北海道の歴史への思いを語ってもらった。

■市民運動に参加

父方は祖父母の時代に宮城県角田市から札幌へ、母方は曾祖父母の代に山口県から北海道の石狩にそれぞれ入植。両親が札幌で出会い、結婚して私が生まれました。戦前の石狩に生まれた母からは昔の苦労話をよく聞かされました。

人生の最初の転機は大学時代。当時は市民運動の勃興(ぼっこう)期で、私は反核・反原発や自然保護系の活動に参加していました。卒業後は運動専従のようになり、知床国有林の伐採反対運動では事務局長を務めました。一部は伐採されましたが、最終的には保全され、今の知床世界遺産につながっている。当時は全国から注目されました。

比例代表制が導入された平成8年の衆院選は、自然保護活動の団体から候補者を出せば必ず1人は当選するだろうといわれた。私がいた団体も擁立に向けて動き出すんですが、誰を候補にするかで分裂してしまうんです。理念などを信じて一緒に活動していましたが、選挙となるとむき出しの我欲ばかり。いがみ合うような関係を見て一気に気持ちが冷めました。20代の中頃です。

■地域と向き合う

その後、自治体などから観光パンフレット製作を請け負う会社に就職し、道東を担当しました。その会社に就職したのは、学生時代の反核・反原発運動で、高レベル放射性廃棄物処理場の候補地となっていた道北地方の幌延(ほろのべ)町に行った体験からです。当時は無邪気に反対を叫んでいた学生でしたが、酪農業の衰退で離農が進んでいる現実を目の当たりにした。経済的事情などで受け入れざるを得ない状況に強い衝撃を受けた。すべての市民運動から身を引き、地域と向き合おうと考えました。

十数年ほどサラリーマンをしましたが、国の政策で地方自治体への交付金が減額。会社の売り上げが大きく落ち込んだときにライターや編集の仕事を請け負うようになったのがフリー編集者としての始まりです。

平成27年、北海道の歴史ポータルサイト開設にかかわる仕事を受け、明治から昭和初期までを担当。いくつかの章に分けて書きましたが、「北海道開拓者精神の継承」の章がダメ出しされました。「とにかくダメ」の一点張り。しつこく聞いて出たのが「開拓だからダメ」という言葉。生まれて初めて自分から仕事を降りることにしました。

■開拓の歴史深掘り

当時はアイヌ新法制定に向けた動きがたけなわの頃。アイヌ文化を振興するために開拓は排斥されなければならない、という空気を感じていた。私も北海道の開拓時代に暗い印象を持っていましたが、仕事で企業の生い立ちを調べたり、年配者に昔の話を聞いたりするうちにその認識が少しずつ変化していきました。

ある時、母からわが家の来歴を聞いて開拓に対する印象がまったく変わった。どうしてアイヌ文化と開拓は両立してはいけないのだろうかという疑問が浮かんだんです。いつからそうなったのかと、1、2年かけて深掘りしてみると知らない歴史がたくさんあった。開拓の誇りを取り戻してほしくて、令和元年8月にインターネットのウェブサイト「北海道開拓倶楽部」を立ち上げました。

北海道で故郷の歴史を学ぼうとすると、歴史の暗部から目を背けるなといわれます。道内で出版されている本も歴史の暗部に焦点を当てたものばかり。噓だとはいいませんが、現在の北海道はとても豊か。暗黒だけではなく、必ず光があったはずなんです。

1人の人間でもいろいろな顔を持っている。そうした人間たちが集まり、時代を重ねる。そうやって生まれた歴史を一つの視点で語ることはできません。同じように北海道の歴史にも、美しい出来事がいっぱいあったはずで、いろんな歴史があっていい。北海道で生まれたことが誇りや自信になる歴史を勉強して、子供たちに分かりやすく伝えていきたいと思います。

(聞き手 坂本隆浩)

かいどう・たくみ 昭和37年生まれ。札幌市出身・在住。編集プロダクション代表。令和元年にインターネットの北海道歴史情報サイト「北海道開拓倶楽部」(https://www.hokkaidokaitaku.club/)を開設。北海道の歴史にまつわるツアーやワークショップなども開催している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea9e40beb4b197f11812e2f8c45141dc04cb8406?page=1


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ヨシダナギ、第2弾ベスト作品集「HEROES -RELOADED-」出版および写真展開催決定

2025-01-20 | 先住民族関連

リアルサウンド2025.01.19 17:00

 アフリカからアマゾン、そしてアジア。フォトグラファー・ヨシダナギが世界を旅しながら撮影、その土地土地の少数民族や先住民族を収めた第2弾ベスト作品集「HEROES -RELOADED-」(ライツ社)が発売された。

【写真】フォトグラファー・ヨシダナギが切り取る、世界各地の14民族

 本作は、完売した2017年出版のベスト版「HEORES」から8年の月日を費やし、世界各地でヨシダナギが新たに撮り下ろした14民族※の作品を掲載。私たちと同じこの時、この地球上に今なお、存在する誇り高く美しい「HEROES」の姿を見てみよう。
※特別装丁版HEROES Special Edition版と4民族の一部同一カットあり(10民族作品が新作)

 「5歳の頃から32年間、少数民族に恋焦がれてきました。そして23歳でアフリカに行きはじめて以来、彼らとの交流は私にとって当たり前になっていました。しかし、コロナ禍という未曾有の災禍により彼らと過ごす時間がなくなったことで、彼らと焚火を囲むような、なんでもない時間の尊さに気づかされ、もう一度彼らに会いに行く旅をしたい、そしてまた彼らの姿を収めたいと強く考えるようになりました。そして、このコロナ禍で気づいたことがもうひとつ。それは私の作品を見てくれる人がいてくれるからこそ、私は彼らのカッコいい姿を伝えたいんだということ。正直を言うと、カメラマンという肩書きが邪魔をして彼らと過ごす時間が、ある意味仕事になりすぎてしまったと感じ、もういつやめてもいいかなぁと思っていた時期もありました。しかし、撮影協力してくれた世界中のモデルさんや応援してくれている方たちが温かい声を掛け続けてくださったからこそ、私は励まされ、これまで写真家としても活動してこれたんだという感謝の気持ちが芽生えてきました。私の作品はある意味、かれら民族(とその肖像)の消費なのかもしれません。しかし今の彼らの文化とその姿を写真というカタチで残すことで、手にとっていただいた方の記憶に残り、そのポジティブな想いを友人や家族、子どもや孫たちに伝え続けてくれる。なにより彼らの姿や生活、国に想いを馳せてもらえる。遠く離れた人と人とを繋ぐそんなキッカケになればと思っておりますので、私のヒーローたちを是非皆さまにご覧いただければ幸いです。」(ヨシダナギ)

【フォトグラファーヨシダナギ 第2弾ベスト作品集 詳細】

タイトル:「HEROES -RELOADED-」 
発売日: 2025年1月17日(金)
価格:20,000円税別(税込22,000円)
頁数:152ページ
サイズ :B4(横257×縦364mm)超・大型版
発売元 :ライツ社
取り扱い先:全国書店およびネットショップにて発売
写真集に関するお問い合わせ先:ライツ社 078-915-1818

【HEROES -RELOADED - 発売記念 ヨシダナギ写真展 全国で開催決定】

延べ10万人の来場を記録したHEROES作品展から、コロナ禍を経て約3年ぶりとなる作品展を2025年3月より全国で開催。第2弾となる「HEROES -RELOADED-」掲載の最新作品をくわえて、極彩色で彩られた誇り高く美しい民族の姿を収めた作品たちが日本全国を巡回予定。

2025年3月26日(水)~4月13日(日)徳島アミコ
2025年4月25日(金)~5月6日(火)京成百貨店
2025年8月末 浦添市美術館 
ほか全国で開催予定

https://realsound.jp/book/2025/01/post-1902311.html#google_vignette


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アブドゥル・ペトルス候補ペア、国会議員に南西パプア地方選挙の結果の取り消しを要請、553の投票所でPSUに要請

2025-01-20 | 先住民族関連

VOI 16 Januari 2025, 14:21

ジャカルタ - パプア南西部第1位の知事候補と副知事候補のアブドゥル・ファリス・ウムラティとペトルス・カシヒウは、憲法裁判所(MK)に、2024年南西パプア地方選挙の553の投票所(TPS)での再投票(PSU)を命じるよう要請した。

553の投票所の詳細には、ラジャアンパットリージェンシーの24地区の117の村から154の投票所、ソロン市の10地区の40の村から330の投票所、ソロンリージェンシーのアイマス地区の14の村から69の投票所が含まれます。

「TPS-TPSでの南西パプア州知事および副知事選挙でPSUを組織するよう被申立人(南西パプア州のKPU)に命じる」と、アブドゥル・ペトルスの弁護士の1人であるカリアディは、1月16日木曜日、アンタラに没収されたジャカルタの憲法裁判所の建物Iでの選挙紛争の予備審査セッションで小を読み上げたと述べた。

アブドゥル・ペトルスは、2024年の南西パプア地方選挙で79,635票を獲得した2人の候補者です。アブドゥル・ペトルスの投票は2位で、最も多くの票を獲得したのは、144,598票で3位の候補者ペア、エリサ・カンブとアフマド・ナウシャヌによって獲得されました。

しかし、アブドゥル・ペトルスによると、投票結果は、電子IDカードを持っていなかったために投票する権利がなかったが、投票が容易になった有権者からの投票によって汚染された。この事件は、ソロン市のラジャ・アンパット・リージェンシーとソロン・リージェンシーのアイマス地区にまたがる投票所で発生したと伝えられている。

アブドゥル・ペトルスはまた、南西パプア地方選挙の投票結果はその妥当性について説明できないと述べた。なぜなら、出席リストは有権者によって署名されておらず、有権者は複数の名前に署名し、投票組織グループ(KPPS)の役員は有権者の出席リストに署名したと伝えられているからです。

さらに、シリアル1の候補者のペアは、2024年の南西パプア地方選挙で選挙原則に違反しているのではないかと疑っています。アブドゥル・ペトルスが強調した違反行為には、3番のエリサ・アフマド候補者のペアが含まれ、有権者候補に報酬や約束を与えることで金銭政治を犯した疑いがある。

スハルトヨ首席判事が率いるパネル1セッションの裁判官パネルの前で、アブドゥル・ペトルス党はまた、村の仲間、地区長、ASNを動員するエリサ・アフマド夫妻による権力乱用のビデオを示した。

「これは実際には公式イベントである南西パプア州の村のコンパニオン調整会議ですが、イベントではシーケンス番号3の候補者ペアのバナーに置き換えられました。その後、シーケンス番号3の候補者ペアを支援するスピーチがありました」と、別のアブドゥルペトルスの弁護士であるヘルウィドドは言いました。

また、パプア人民議会(MRP)の物議を醸す決定であるアブドゥル・ペトルス陣営によっても強調されました。ヘルは、先住民族のパプア人(OAP)の権利を保護する文化的機関として機能するはずだったMRPは、アブドゥルとペトルスがOAPではないという決定を出したと述べた。

前出のヘル局長代理は、「この決定は、パプア特別自治に関する2001年法律第21号第20条第1項に規定されているように、MRPの存在という目的に反する両者の政治的権利に大きな障害を生み出している」と指摘する。

これらの議論に基づいて、アブドゥル・ペトルスは憲法裁判所に、ソロン市のラジャ・アンパット・リージェンシーとソロン・リージェンシーのアイマス地区の553の投票所に沿った地方知事と副知事の選挙結果の決定に関する南西パプア州のKPUの決定を覆すよう求めた。

ケース番号276 / PHPUの申請者。GUB-XXIII / 2020はまた、憲法裁判所が南西パプア州のKPUに、最初に恒久的な有権者リスト(DPT)の有権者データを更新することによって、問題の投票所でPSUを組織するよう命じるよう要求した。

https://voi.id/ja/news/451821


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観光客は旧正月の前日、モクチャウ梅園を訪れようとお互いに誘い合う

2025-01-20 | 先住民族関連

VIETNAM.VN 19/01/2025

春節が近づくと、モクチャウ(ソンラー省)の多くの渓谷が梅の花のような清らかな「白いシャツ」を着て、訪れる多くの観光客をときめかせています。

モクチャウ農場町(ソンラー省)のナカプラムバレーは、旧正月を控えた数日間、白い梅の花で満たされています。

グエン・フイ・ティさん(72歳、モクチャウ州ナカ・プラム・バレーの庭園所有者)によると、週末には約300~400人が梅園にチェックインしており、通常よりも混雑しているという。 

白い花を咲かせた梅の木の下で観光客が明るくチェックインする。

庭園には、観光客が写真を撮るための黄色い菜の花のバスケットもあります。

低地のゲストは、梅や菜の花の白と黄色の色で満たされた空間に浸ることを楽しんでいます。

梅園ではモン族の衣装のレンタルサービスがあり、様々なデザインが揃っています。

観光客の中には、梅園のロマンチックな風景の中で美しい写真や瞬間を撮るために、赤い衣装と目立つアクセサリーを選ぶ人もいます。

園内では衣装のレンタルのほか、梅や桃などの露店も出て来場者をおもてなしする。

過去 3 年間、Giang Thi Sang さん(ナ プラム バレーの販売者)は、旧正月が近づく日を利用して桃やプラムの枝を売って副収入を得てきました。 

1か月前、観光客が梅園にチェックインした際、家に飾るために桃や梅の枝を購入する機会も得た。 

先住民族も野菜、塊茎、果物などを販売しています。 

多くの観光客が親戚を支援するために購入します。

https://www.vietnam.vn/ja/du-khach-ru-nhau-tham-vuon-man-moc-chau-ngay-giap-tet-nguyen-dan/


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