先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

<ステージ>「北のおばけ箱3」 障害の有無超え 楽しさ表現

2025-01-21 | アイヌ民族関連

赤木国香 会員限定記事

北海道新聞2025年1月21日 4:00

「北のおばけ箱3」の一場面。鮮やかな舞台セットの下、ペカンペの妖精たちが踊る(札幌市こどもの劇場やまびこ座提供)

 「いろいろいるから楽しいね」と歌われるテーマ曲が、すべてを象徴しているようだ。障害のあるなしを超えて子供たちが人形劇を作る「さっぽろパペットシアタープロジェクト」による、「北のおばけ箱」シリーズ第3弾。「包摂」「インクルーシブ」といった難しい言葉を使うまでもなく、いろいろな人が関わるからこそ喜びが生まれるのだと実感した。

 前2作同様、知里真志保編訳「アイヌ民譚(みんだん)集」「えぞおばけ列伝」を基に札幌座の斎藤歩が脚本を、やまびこ座・こぐま座芸術監督の矢吹英孝が演出・美術監督を担った。正直者のパナンペ夫妻と少々ひねくれたペナンペ夫妻を軸に、さまざまなおばけが登場する。

 人形劇だけでなくペカンペ(ヒシの実)の妖精などに扮(ふん)した出演者たちが歌や踊りも見せる。その個性豊かなこと! カラフルな舞台美術にも子供たちが携わっている。

・・・・・・

 ◇2024年12月21、22日、札幌市こどもの劇場やまびこ座(21日を見て)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1113025/


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アイヌ文様刺しゅう 光る技 文化庁長官表彰の白糠出身・間宮さん作品展 独特の「青」特徴 民族衣装やバッグ並ぶ

2025-01-21 | アイヌ民族関連

佐竹直子 有料記事

北海道新聞 2025年1月20日 21:09

文化庁長官表彰に選ばれた白糠町出身の間宮喜代子さん。故郷で100点余りを披露している

 【白糠】町出身の刺しゅう作家で北海道アイヌ協会優秀工芸師の間宮喜代子さん(74)=石狩市=の作品を集めた「アイヌ文様刺繍(ししゅう)展」が、アイヌ文化拠点施設ウレシパチセ(東3北1)で開かれている。作品は難度の高い技術を採り入れた独特の色使いが特徴で、文化振興に貢献した人を対象とする本年度文化庁長官表彰に選ばれた。会場には受賞を祝うポスターも掲げられている。

 町や白糠アイヌ協会などでつくる「地域活性化プロジェクト推進委員会」の主催。

 間宮さんは中学時代まで町内で育ち、30代で本格的にアイヌ文様刺しゅうを始めた。作品は「エタラカ(アイヌ語で不規則)」と呼ばれる、難度の高い網目状の刺しゅうを取り入れているのが特徴。鮮やかな青の糸を基調とし、フクロウを題材にデザインした作品が多く、独特の色使いは「間宮ブルー」と呼ばれている。

 白糠での個展は3回目、2年ぶり。・・・・・・・

同展は入場無料、2月16日まで(月曜休館)。

※「マタンプシ」のシは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1113207/


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<帯広>体験型、十勝ファン増やす アドベンチャートラベル普及に取り組む帯広開発建設部次長・実重貴之さん(38)

2025-01-21 | アイヌ民族関連

安達杏奈 有料記事

北海道新聞2025年1月20日 9:54

十勝管内の観光事業者らと連携し、アドベンチャートラベルの普及に取り組む実重貴之さん(小川泰弘撮影)

 帯広開発建設部次長の実重貴之さん(38)は、十勝の基幹産業の農業や自然、文化を生かした体験型観光「アドベンチャートラベル」(AT)の普及に取り組んでいる。観光資源に恵まれた十勝管内のATの現状や可能性について聞いた。

 ――ATはどのような観光ですか。

 「観光客が受動的に楽しむのではなく、地域にある、ありのままの自然、産業、文化、人の営みなどをストーリー仕立ての案内で体験する旅を指します。冒険心を高める『超能動的な旅』です。違う価値観に触れて自己変革につながるといわれています」

 ――どんな魅力があるのでしょうか。

 「私自身の体験でいえば、コロナ禍前の5年前に、北海道運輸局のATに関する事業に参加し、ファットバイクで真冬の知床を海外からの旅行客と一緒に巡り、本物の自然を体感しました。東京で生まれ育った自分が普段いかに便利なものに囲まれているか、気づかされる強烈な体験でした。世界が開けたような感覚で、それ以来、自然との共生を意識するようになりました」

 ――従来の観光とはどのように違うのでしょうか。

 「かつて主流だった観光は、観光客向けにつくられたコンテンツを楽しむものでした。ATは、これまで観光コンテンツとして認識されていなかったものに光を当てます。農業や漁業といった地場産業を観光客が体験して尊敬の念や好奇心をもつことで、新たな観光として付加価値が見いだされ、住民たちの誇りも醸成されていきます」

 ――北海道のATの特徴は。

 「北海道は火山や湖など自然が豊かで各地域に特色があります。アイヌ文化や縄文文化に加え、本州からの入植が進んだ近代化以降の150年の歴史をひもときやすい面もあると考えています」

 ・・・・・・・

<略歴>さねしげ・たかゆき 1987年、東京都出身。東大経済学部卒業後、2011年に国土交通省入省。北海道運輸局観光部時代の同僚らと共著「アドベンチャートラベル大全」(21年)を執筆した。観光庁観光地域振興課総括課長補佐などを経て23年4月から現職。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1112881/


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日本遺産 歴史を紡ぐ カムイと共に生きる上川アイヌ ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~

2025-01-21 | アイヌ民族関連

自民党 2025年1月20日

カムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)と呼んだ大雪山

北海道の中心に位置する大雪山(たいせつざん)。美しく厳しいこの山々を「神々の遊ぶ庭」と呼び、畏敬の念をもって共に暮らしていたのが、この大雪山を源流とする石狩川流域にコタン(集落)を形成した上川アイヌです。恵みと厳しさをもたらす大自然には、魔神と英雄神による戦いの痕跡が残ります。カムイ(神)と共に生きた上川アイヌの儀式と文化は、今もなお伝承され、その人智も及ばぬ造形と神秘的な物語はわれわれを圧倒し、魅了し続けています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。

https://www.jimin.jp/news/information/209773.html


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「ゴールデンカムイ」監修 中川裕・千葉大名誉教授 アイヌ語の文法書出版 方言やなぞなぞも 

2025-01-21 | アイヌ民族関連

 

読売新聞 2025/01/20 05:00

中川さんの新著「アイヌ語広文典」

 漫画「ゴールデンカムイ」でアイヌ語を監修した言語学者の中川裕・千葉大名誉教授が、アイヌ語の文法書「アイヌ語広文典」を白水社から出版した。言葉の歴史や発音、独特の表記や豊富な例文も掲げており、アイヌ語ミニ百科事典とも言える内容となっている。(土田浩平)

 アイヌ語文法書は、登別生まれの言語学者、知里真志保が研究書として1942年に著した。佐藤知己北大教授も2008年に「アイヌ語文法の基礎」を出版している。

 新著で中川さんは、これまで詳述された沙流方言(沙流川地方の方言)や千歳方言、樺太方言に加え、幌別、石狩、静内、十勝、白糠、様似、釧路、白老、鵡川、虻田、美幌の各方言について文献や音声データベースも含めて紹介した。

 日本語などにある一人称(私・私たち)や二人称(あなた・あなたたち)、三人称(彼・彼女・彼ら)に加え、アイヌ語は四人称(単数は物語中の叙述者、複数は聞き手を含む私たち)という、独特の人称があることも詳しく説明した。

 口承文芸では、「ことばあそび」で「口もなく目もなく手もなく足もなく腹が膨れているものの答えは卵」といったなぞなぞや、おまじない、喉鳴らし歌、英雄叙事詩など、様々なジャンルについても詳述した。

 新著について、中川さんは「平取町では日常会話をアイヌ語でする復興活動も盛んでインターネットなどの学習環境も整っている。アイヌ語ハンドブックとして使ってもらえれば」と話す。A5判、657ページ。税込み9350円。

https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20250119-OYTNT50217/


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工夫を凝らした展示で、北海道の自然・歴史・文化を学べる「北海道博物館」(札幌市厚別区)

2025-01-21 | アイヌ民族関連

 

ママトーク 2025.01.20

5つのテーマで北海道を紹介

JR森林公園駅からバスで約5分のところにある「北海道博物館」は、2053ヘクタールという広大な面積を持つ道立自然公園「野幌森林公園」内にあり、北海道の自然や歴史、文化を学ぶことができる総合博物館です。

「北海道開拓記念館」と「道立アイヌ民族文化研究センター」が統合する形で、2015年に開館しました。公募により決定した愛称は「森のちゃれんが」。道庁の赤れんが庁舎とともに、野幌の自然に囲まれた赤れんがの博物館を広く発信していくという意味があります。

通年展示している「総合展示」と、定期的に展示内容が変わる「企画展」があり、総合展示室入口では、ナウマンゾウとマンモスゾウの全身骨格標本が出迎えてくれます。

総合展示は「北東アジアのなかの北海道」、「自然と人とのかかわり」というコンセプトのもと、私たちが住む北海道に関する自然や歴史、文化を5つのテーマで紹介しています。

第1テーマ「北海道120万年物語」

第2テーマ「アイヌ文化の世界」

第3テーマ「北海道らしさの秘密」第4テーマ「わたしたちの時代へ」

第5テーマ「生き物たちの北海道」

プロローグの「北と南の出会い」から始まり、第1テーマの「北海道120万年物語」、第2テーマの「アイヌ文化の世界」、第3テーマの「北海道らしさの秘密」、第4テーマの「わたしたちの時代へ」、そして最後の第5テーマ「生き物たちの北海道」へと続きます。

中でも子どもたちの人気が高いのが第5テーマの展示です。クマやシカをかたどった入り口を入ると、まず目に入ってくるのは「どんぐりコロコロ」。ハンドルを回すとどんぐりに見立てた木のボールが上まで上り、毎回、異なったところに転がっていく仕組みになっています。転がる様子はかわいらしく、ボールがそれぞれの動物のところに落ちるときには、耳を澄ますと木琴のような音を奏でます。

子どもたちに人気の「どんぐりコロコロ」

どこへ転がっていくかは、お楽しみ♪

また、土日祝日には、実際のサケの重みを体感できるサケのぬいぐるみを展示。ずっしりとしているため、見た目以上の重さに驚く人も多いのだそうです。疲れた時に一休みできるよう、ヒグマのソファやシャチのソファもあります。

実際に持ち上げて重さを確認してみよう

ヒグマのソファで一休み

シャチのソファもあります

「はっけん広場」では、アザラシの毛皮に触れることも!

展示室以外にも、建物地下にある図書館では、子供向けの本や図鑑、絵本などが読めるほか、「はっけん広場」では、アザラシの毛皮など普段、なかなか目にすることのない体験教材を自由に使って楽しむことができます。土日祝日限定で工作イベントも実施中。公式サイトでイベントをチェックして、ぜひ親子で参加してみてください。

施設情報

以下の情報は最新ではない可能性もあります。お出かけ前に最新の公式情報を必ずご確認ください。

名称

北海道博物館

所在地

北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2

開館時間

5~9月 9:30~17:00

10~4月 9:30~16:30

休館日

毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)

年末年始(12月29日~1月3日)

料金(総合展示室)

一般

800円(600円)

大学生・高校生

300円(200円)

※中学生以下、65歳以上の方は無料(年齢のわかるものを提示)

※高校生は土曜日、こどもの日、文化の日は無料

※( )内は10名以上の団体、道民割(一般の方のみ適応)の料金。道民割は道内在住である証明を提示

電話番号

011-898-0466(総合案内)

公式サイト

https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/

アクセス

【バス】

JR新札幌駅(地下鉄新さっぽろ駅)から約15分(ジェイ・アール北海道バス 新22 「開拓の村」行き)

JR森林公園駅から約5分(ジェイ・アール北海道バス 新22 「開拓の村」行き)

【徒歩】

JR森林公園駅から20~25分

【車】

国道12号線を走り、野幌森林公園の入口(厚別東小学校前)から曲がる

駐車場

無料

https://mamatalk.hokkaido-np.co.jp/article/327467/


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トランプ大統領誕生目前 予想される“帝国主義的関税” 中国や北朝鮮との関係は?

2025-01-21 | 先住民族関連

 

テレ朝news1/20(月)18:00

 日本時間21日未明、アメリカのトランプ次期大統領の就任式が行われる。トランプ氏は就任式を前に開いた支持者集会で「アメリカを再び偉大な国にする」と訴えた。

■トランプ氏が称賛…マッキンリー元大統領とは

第25代 ウィリアム・マッキンリー米大統領

 まず、トランプ氏がお手本にしたのではとも言われる元大統領について見ていく。

 その人物が第25代アメリカ大統領のウィリアム・マッキンリー大統領だ。在職は1897年から1901年。大不況から回復に向かうアメリカを率いた共和党の大統領で、かつては500ドル札の肖像画にも採用されていた。

 また、アラスカ州にある北アメリカの最高峰「デナリ山」は、マッキンリー政権が誕生する前年の1896年、期待を込めて「マッキンリー山」と名付けられた。

 ただ、2015年に当時のオバマ大統領が、先住民が使っていた名称に戻そうということで、現在は「デナリ山」に戻っている。

 これに関してトランプ氏は先月22日、「マッキンリー山の名前を取り戻す。彼はそれに値する」と言っている。

 なぜトランプ氏はマッキンリー元大統領にシンパシーを感じているのか?主張が似ているようだ。

「領土的野心」で帝国主義列強の地位を確立

 1890年代、アメリカは西部開拓がほぼ終わっていたことから、マッキンリー元大統領は膨張政策を海外へと拡大していった。

 中南米に影響力を持っていたスペインに宣戦布告し、1898年に「米西戦争」を起こした。アメリカは勝利し、当時スペインの植民地だったフィリピン、グアム、プエルトリコを領有した。キューバは併合こそしなかったものの、アメリカが事実上支配する「保護国」となるなど、この地域で影響力を強めていった。

 これに続く形でハワイの併合も1898年に行われた。当初ハワイ先住民やアメリカ議会は反対していたが、米西戦争で真珠湾の軍事的価値が高まったことから併合となった。マッキンリー元大統領は帝国主義列強におけるアメリカの地位を確立させた人物といわれている。

 トランプ氏の最近の主張をみてみると、「グリーンランドの買収」、「パナマ運河の管理権要求」、「カナダを51番目の州にする」などと言っていて、マッキンリー元大統領と同じように、領土拡大の意欲を見せているようにもみえる。

「保護貿易のナポレオン」の異名

 また、マッキンリー元大統領は、「保護貿易のナポレオン」という異名を持っていたという。

 CNNによると、1890年下院議員だった時代、輸入品に平均30%〜40%の関税をかける“マッキンリー関税法”を成立させた。

 これにより関税収入が急増し、アメリカ政府の主要財源になった。こういった保護貿易政策を強力に推し進めた様子を強権的な指導者ナポレオンに見立て「保護貿易のナポレオン」とも呼ばれるようになったという。

 これについてもトランプ氏は「マッキンリー氏は莫大(ばくだい)な資金を我が国にもたらした」「この時ほど(アメリカが)豊かだった時代はない」と称賛した。

 その一方で、輸入品だけでなくあらゆる物価が上昇したことで、低所得層に打撃を与えた。結局、1901年に格差拡大に不満を持った無政府主義者によって、2期目の途中で暗殺された。

■“トランプ関税”狙いは中国産業の衰退か

米中の“トップ”が会談

 高い関税政策を打ち出すトランプ氏だが、その背景には自国産業を守るだけではなく、中国の産業を衰退させる狙いがあるのだろうか。その米中関係が、早くも動き始めているという。

 1月17日、トランプ氏と中国の習近平国家主席が電話会談を行った。去年11月のアメリカ大統領選後、両者の直接対話が公になるのは初めてだという。

 トランプ氏は電話会談の内容についてSNSに投稿。アメリカと中国の貿易問題などを議論したと明かした。また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ氏の側近の話として「トランプ氏は就任後100日以内の訪中に意欲を示している」と伝えた。

中国 関税リスク回避の動き

 アメリカとの貿易を巡り、中国はこれまで関税リスクを軽減させる動きをとってきた。

 トランプ政権1期目では、アメリカは中国に対して多くの品目で10%を超える追加関税をかけるなど貿易摩擦が激化していた。これに対応する形で中国は製造拠点をメキシコなどに建設し、メキシコからアメリカに輸出することで関税を抑える対策をとっていた。

 ただ、こうしたことについて、政治専門メディアのポリティコによると、トランプ氏は去年10月に中国メーカーがメキシコからアメリカに自動車を輸出しようとしていると指摘し、「必要であれば100%、200%、1000%の関税だって課す。中国メーカーにアメリカで自動車を販売させない」と第三国を経由して関税を回避する動きに厳しく対応する姿勢を示した。

かつて日米でも同様の問題が

 実は、この構図はかつて日米間にもあった構図だ。

 1970年代、アメリカがインフレ、景気停滞となるなかで、GDPで世界2位の日本は対アメリカ輸出を拡大していった。

 1980年代にはアメリカの対日貿易赤字が拡大したことでアメリカ国内での対日感情は悪化。日本製品を破壊する「ジャパン・バッシング」などの問題が起きた。

 日本車メーカーなどは貿易摩擦を回避する目的でアメリカやヨーロッパに工場を建設していった。ただ、これらは、日本において国内生産の低下や雇用の減少を招き、「産業の空洞化」の要因にもなった。

 国際ジャーナリストの春名幹男さんは「中国に高関税をかけるトランプ氏の狙いは『アメリカの産業を守る』だけでなく『中国の産業を衰退させる』ことにもある」と指摘している。

■トランプ新政権に北朝鮮は?

復権なら北朝鮮の核保有「容認」検討?

 トランプ氏が大統領になることでアメリカの対北朝鮮政策はどうなっていくのかを注目していく。

 米政治専門メディアのポリティコはおととし12月、トランプ氏が大統領選で返り咲きを果たした場合、北朝鮮の核兵器保有を事実上容認することを検討していて、核開発の凍結と引き換えに経済制裁を緩和する計画だと報じた。

 その後、トランプ氏はSNSで報道内容を否定し、その上で「金正恩氏とは仲良くしている」とも投稿したという。

次期米国防長官候補「北朝鮮は核保有国」

 そして、ここへきてヘグセス次期アメリカ国防長官候補の「北朝鮮は核保有国」という考えが物議を醸している。

 1月14日にトランプ氏が指名した閣僚候補に対する公聴会が始まった。ヘグセス氏は議会に事前に提出した書面の中で、「核保有国としての地位」「核弾頭を運搬可能なミサイルの長射程化」が地域の安定にとって脅威になっていると北朝鮮を「核保有国」と表現した。

 アメリカ政府は1期目のトランプ政権も含めて「朝鮮半島の非核化」を目指していて、北朝鮮を「核保有国」とは認めていない。

 国防長官候補のこうした考えに関して韓国メディアの中央日報は「トランプ政権の対北朝鮮核政策の転換を予告する前兆ではないか憂慮される」と報じている。

米国防長官候補 ピート・ヘグセス氏とは?

 では、このヘグセス氏とはどんな人物なのか?

 ピート・ヘグセス氏(44)。陸軍でイラクやアフガニスタンへ従軍した後、保守系メディア「FOXニュース」で8年にわたって番組の司会者を務めた。

 ただ、政府や軍で要職を務めた経験はなく“アマチュア国防長官”とも揶揄(やゆ)されているという。

 また、北朝鮮をめぐる問題以外にも、公聴会でASEAN加盟国の数を答えられないということがあった。過去に女性への性的暴行容疑で捜査されているとの報道もあり、閣僚としての資質を疑問視する声が出ているという。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年1月20日放送分より)

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tvasahinews/world/tvasahinews-900016718


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「一皮むけた1年に」 文連協 表彰式と交流会   白老

2025-01-21 | アイヌ民族関連

 

苫小牧民報2025/1/20配信

 白老町文化団体連絡協議会(竹下和男会長)は18日、町中央公民館で2024年度の表彰式と交流会を開いた。加盟団体の代表者ら64人が出席し、新年のまちの文化発展を願った。  表彰式では、功績賞に輝いたいけばなみなづきの会の田中恵さん(8…

この続き:485文字

ここから先の閲覧は有料です。

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/160253/


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首相動静(1月20日)

2025-01-21 | アイヌ民族関連

 

時事通信 1/20(月) 8:00配信

 午前7時49分、公邸発。

 同7時55分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内のフランス料理店「ヌーヴェル・エポック」で浜田吉司IXホールディングス社長と会食。

 同9時13分、同ホテル発。

 同9時21分、官邸着。

 同9時35分から同38分まで、岡野正敬国家安全保障局長に辞令交付。記念撮影。林芳正官房長官、秋葉剛男前国家安全保障局長同席。

 同9時39分から同10時27分まで、三原じゅん子共生社会担当相、阪田渉官房副長官補。

 同10時45分から同11時5分まで、渡辺義郎前名古屋市議ら。

 同11時8分から同18分まで、大川勝北海道アイヌ協会理事長。伊東良孝アイヌ施策担当相同席。

 同11時38分から午後0時8分まで、大和太郎防衛省防衛政策局長。同10分から同35分まで、木の総合文化(ウッドレガシー)を推進する議員連盟の坂本哲志会長、衛藤征士郎最高顧問らから提言書受け取り。同2時10分から同33分まで、韓国国会特別訪問団の朱豪英国会副議長らの表敬。

 同2時34分から同35分まで、船越健裕、岡野正敬新旧外務事務次官。

 同2時36分から同3時8分まで、小泉勉駐ラオス大使、外務省の鯰博行外務審議官、宮本新吾南部アジア部長、石月英雄国際協力局長、松尾剛彦経済産業審議官、加野幸司防衛審議官。

 同3時10分から同4時10分まで、江藤拓農林水産相、林官房長官、農水省の渡辺毅事務次官、長井俊彦官房長、森重樹輸出・国際局長、松尾浩則農産局長。

 同4時50分から同5時7分まで、橘慶一郎官房副長官、市川恵一官房副長官補、外務省の鯰外務審議官、北川克郎欧州局長。

 同5時59分、官邸発。同6時3分、自民党本部着。自由民主法曹団の会合に出席し、あいさつ。記念撮影。

 同6時24分、同所発。同28分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。

 同6時43分、同議員宿舎発。同46分、公邸着。

 同10時現在、公邸。(了)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0f17345ac3336cc3cb17eda657f3e7293a7870


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