NHK 12月19日 18時33分
胆振の白老町のアイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」では、アイヌの人たちと関わりが深い動物の姿が幻想的に浮かび上がるイルミネーションが行われています。
このイベントは冬のウポポイを楽しみながら、アイヌ文化を知ってもらおうと開かれていて、開館時間の午後3時半から5時まで点灯されています。
広場に設置された1辺が3.6メートルの正方形のオブジェにはヒグマやタンチョウなどアイヌの人たちと関わりが深い動物の姿がかたどられ、金色に輝く明かりのなかで浮かび上がります。
会場には、あわせて10のオブジェが置かれ、動物たちのアイヌ語の名称も表記されています。
訪れた人たちはこの幻想的な風景を写真におさめたり、ゆっくり歩きながら眺めるなどして楽しんでいました。
白老町の50代の女性は「きれいですよね。動物にアイヌ語の名前がついていて、それがいいなと思って見ていました」と話していました。
ウポポイのイルミネーションは、来年1月13日まで行われます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20241219/7000072158.html