先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

現代のアイヌ民族追う 映画14日公開 白糠の親子主人公

2024-12-12 | アイヌ民族関連

佐竹直子 会員限定記事

北海道新聞2024年12月11日 23:49

マレク漁を長男に教えるために日暮れの川に向かう天内重樹さん(映画「アイヌプリ」より) ©2024 Takeshi Fukunaga/AINU PURI Production Committee

 【白糠】釧路管内白糠町でアイヌ民族の伝統漁法を継承する青年と家族らの姿を追ったドキュメンタリー映画「アイヌプリ」が完成し、14日から東京と道内の計6カ所で公開される。今年の米エミー賞のドラマ制作に携わった福永壮志さん(42)=伊達市出身=が監督を務め、現代のアイヌ民族を等身大で描く。

 映画の主人公は、白糠アイヌ協会会長の天内(あまない)重樹さん(39)。20代前半で地元古老から先端にかぎ針がついたマレク(もり)でサケを捕らえる伝統漁法を習い、毎年秋に道の許可を得て漁を続けている。内容は天内さんや協会の仲間らがマレク漁に打ち込む姿や、長男に自然を神とあがめる伝統を教える姿を追い、タイトルはアイヌ語で「アイヌ式」を意味する。

 福永監督は、米テレビ界最高峰エミー賞で作品賞などに輝いた「SHOGUN 将軍」第7話で監督を務めるなど、国内外で評価が高い。・・・・・

 14日から東京1カ所のほか、釧路や旭川など道内5カ所のイオンシネマで公開。全国で随時上映される。

 ※マレクのクは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1099607/


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アイヌ民族遺骨1体 網走の団体に返還へ 北海道博物館が保管

2024-12-12 | アイヌ民族関連

佐藤諒一 会員限定記事

北海道新聞2024年12月11日 21:37

 北海道は11日の北海道議会環境生活委員会で、北海道博物館(札幌市厚別区)が保管しているアイヌ民族の遺骨7体のうち、網走市で発見された1体について、同市内の団体に2025年度中に返還する方針を明らかにした。道博物館で保管する遺骨が地元の団体に返還されるのは初めて。

 道によると、網走市の遺骨は成人とみられる女性のもので、今年5月27日に団体から道に返還申請があった。・・・・・・

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1099555/


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アイヌ民族の物語「宝物」 ウポポイで上映 夏木マリさんメッセージ

2024-12-12 | アイヌ民族関連

斎藤雅史 有料記事

北海道新聞2024年12月11日 21:27(12月11日 22:13更新)

ウポポイの体験交流ホールで上映されたアイヌ民族の物語を題材にしたアニメーション作品

 【白老】町や町民有志らでつくる「白老ふるさと昔話制作事業実行委員会」は、民族共生象徴空間(ウポポイ)の体験交流ホールで、アイヌ民族の物語を題材にしたアニメーションの上映会を行った。町民ら280人が大画面で映像を楽しんだ。

 11月23日に実施した。アニメは、カワウソの神が舟を丸のみにする化け物「レプンエカシ」を退治する「ふんべ山」などの3作品。町制70周年を記念し、一般社団法人むかしばなし協会などに委託して制作した。

 上映会では同ホールの高さ約4.1メートル、幅約7.3メートルのスクリーンに投影した。・・・・・

 アニメはウポポイのプログラムとして来年3月30日まで、午後0時半から同ホールで上映している。

☆「レプンエカシ」の「シ」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1099546/


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アイヌ民族の木彫り文化、未来へ 旭川・近文地区「川村カ子ト記念館」川村館長、彫刻技術学ぶ

2024-12-12 | アイヌ民族関連

菅沢由佳子 有料記事

北海道新聞2024年12月11日 19:20(12月11日 19:21更新)

自身で彫った「飾り柱」の傍らに立つ川村カ子トアイヌ記念館の川村晴道館長

 旭川市の私設博物館「川村カ子トアイヌ記念館」の4代目館長、川村晴道さん(25)が、かつて市内の近文地区で盛んだったアイヌ民族の木彫り文化の継承に励んでいる。アイヌ文様を彫刻した木工品や儀式に使う道具を試作しながら、技術習得を目指している。

 同館のある近文地区はアイヌ民族のコタンがあり、30年ほど前までは木彫り熊の売店が立ち並ぶ地域だった。

 川村さんは、アイヌ文化伝承者だったカ子トさんの孫。父で、先代館長の兼一さんが2021年2月に亡くなり、跡を継ぐ準備を始めた。館長に就任すれば、神に祈りをささげる儀式「カムイノミ」を執り行う機会も多い。儀式用のイナウ(木幣)やイクパスイ(捧酒(ほうしゅ)べら)を「自前で作れるようになりたい」とも考えていた。

 兼一さんの葬儀で、かねて親交のあったオホーツク管内津別町在住の木彫家、藤戸幸夫さん(75)と再会。幼少期を近文地区で過ごしていたことから、近文に伝わる技法を教えてほしいと指導を依頼した。

 21年夏に刃物の持ち方や研ぎ方といった基本から始め、・・・・・・

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1099446/


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「干支コレクションアワード 2025 巳」に参加中です!

2024-12-12 | アイヌ民族関連

 苫小牧市美術博物館2024年12月11日

干支コレクションアワードとは?

2025年の干支は「巳」ということで、各ミュージアムの蛇にまつわる一品を集め、

好きな一点に投票できるというイベントです!

イクパスイは、アイヌの儀礼用の道具で、アイヌが儀礼を行う際にアイヌ(人)の言葉をより正確にカムイ(神)へと取り次ぐ役割をもっています。

イクパスイには様々な文様が彫られています。

文様に決まり事はなく、幾何学文様から動物意匠文様、刀剣などをかたどった文様まで様々です。

アイヌ語でヘビ類はtanne-kamuy タンネカムイ[長い・神]などと呼ばれています。

毎日一票投票できますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします!

投票はこちらから

投票期間:2024年12月11日(水)15:00~2025年1月24日(金)15:00

苫小牧市美術博物館
電話:0144-35-2550
フォームからのお問い合わせ(リンク)

https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/gyoji/kako/eto2025.html


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また来たくなるアイヌ語がちりばめられたスープカレー店|松尾貴史のカレードスコープ

2024-12-12 | アイヌ民族関連

dancyu12/11(水) 11:00配信

写真:dancyu

北海道を移動中気になるお店を見つけた松尾さん。これはいかねばとたずねてみることに。個性的な店内で食べるスープカレーの味とは――。

【写真を見る】また来たくなるアイヌ語がちりばめられたスープカレー店|松尾貴史のカレードスコープ

■毎日食べたくなる味わい

北海道中標津町あたりで、移動中のバスの窓から街の景色を眺めていると、見覚えのある店名が目に入った。札幌のスープカレー有名店「木多郎」だ。広く、レトルトのカレーも販売されているので、北海道に行かれる機会がなくともどこかで目にしている人は多いのではないか。

支店なのか、フランチャイズなのかはわからなかったが、これは行くしかないと思い立ち訪ねてみた。

入り口前には電飾や、地面に雪虫のようなメルヘンを感じさせるプロジェクション的光が舞い、少し浮かれた感じで二重ドアを入る。外側のドアには、「ヒンナー」と書いてある。「あれはどういう意味ですか?」と店主の方にうかがうと、「ありがとう」の気安い表現だと教えてくれた。2枚目のドアには「アフプ・ヤーン」とある。こちらは、「お入りなさい」の意だそうだ。お気づきの通り、アイヌ語である。

「木多郎」のフランチャイズではあるけれど、通常の形態ではなく、味を揃えるというよりも違いを楽しんでもらいたいとのことだ。看板にある「倶楽部」の文字は、個性が自慢であることの意思表示だそう。

果たして、いい意味で想像に反して、お味は素晴らしくバランスの取れた旨味を感じるスープカレーで、これは毎日でも食べたいヘルシーさだった。

食後のコーヒーはセルフで自由に飲むことができる。

穏やかで知的なご夫妻(?)で、アイヌの方ではないけれど、愛着は強くお持ちのようで、地名についての意味や発音のあれこれや、入植・開拓した人たちの当時の状況、アイヌの精神などについて細かく教えてくれた。

幕府が「この辺りの土地を与える」と親切ごかしで持ちかけるも、「大地は誰のものでもない」という認識からまったく意味が通じずに困惑したエピソードなどを聞かされた。

もちろん、お馴染みのレトルトは置いてありました。

退店する時、内側からドアを開けるときには、「スィ ウヌカラ アンロー」とある。「またどうぞお越しください」ということらしい。なかなか中標津町に赴く機会が限られるけれど、ぜひ再訪したいカレー店だ。

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◇店舗情報

「木多郎 倶楽部 中標津店」

【住所】北海道標津郡中標津町東六条北1丁目4-2

【電話番号】0153‐73‐2111

【営業時間】11:30‐14:30 15:30‐20:00 日曜祝日は11:30‐18:30

【定休日】火曜

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文・撮影:松尾貴史

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a569aa2d6a525d5d7d3c26b0c6f8f7f092fb192


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【取材】アイヌ文化と北海道の自然美を体感!「リッチモンドホテル札幌大通」リニューアルオープン

2024-12-12 | アイヌ民族関連

ホテルバンク 2024.12.11

札幌すすきのエリアに位置する「リッチモンドホテル札幌大通(所在地:北海道札幌市中央区南2条西4丁目4-1)」は、全客室および共用部をリニューアルし、2024年12月1日(日)にリニューアルオープンした。

リニューアルのデザインコンセプトに、アイヌ語で“あたたかい”を意味する「Popke(ポプケ)」を採用。温もりと調和をテーマに、訪れるお客さまが北海道の美しさと奥深い文化を感じられる特別な空間を目指したとのこと。

本記事では、今回のリニューアルについて、リッチモンドホテル札幌大通に取材を行った。

公式サイト:https://richmondhotel.jp/sapporo-odori/

―――どのような経緯で「リッチモンドホテル札幌大通」をリニューアルしたのでしょうか

2001年の開業以来大規模な改装が行われておらず、時代や顧客層の変化に対応することが難しくなっていました。

また、館内の老朽化が進行している中で、札幌市内に新設されるホテルが次々と増えることで競争が激化し、顧客離れが顕著になっていました。

サービスの向上には努めていたものの、インターネット上での評価では他社との比較で見劣りする状況が続き、新規のお客さまに選ばれるホテルとしては厳しい立ち位置に立たされていました。

これらの課題を解決し、ホテルとして新たな魅力を提供するためにリニューアルを決断しました。

―――リニューアルデザインのテーマ「Popke(ポプケ)」について、具体的にどのようなアイヌ文化や自然の要素が取り入れられているのでしょうか

アイヌ文様からインスパイアを受け、今回のためにデザインしたグラフィックを、客室をはじめロビーのディスプレイや各階のエレベータホールなど、館内の様々な場所にちりばめています。

さらに、木材や木目調のインテリア、柔らかい色合いのカラースキームを採用することで、北海道の自然とあたたかさを表現しています。

―――和モダンプレミアツイン~Popke~の部屋で「温もり」と「モダン」を両立させるために特にこだわった点は何でしょうか

足を延ばしてゆったりと寛げる温もりのある畳の居室に、アイヌ文様を取り入れたモダンなパターンの障子を配置。障子からこぼれるあたたかい光が差し込む位置にベッドとソファーを用意し、「温もり」と「モダン」が溶け込む空間をつくりました。

さらにバス・トイレ・洗面台をそれぞれ独立させることで、複数名でご宿泊の際にも快適にお過ごしいただける機能的なお部屋になっています。畳がある空間では洋室よりも人と人との距離感が近く、その中で「温もり」が芽生えると考え「和室」をご用意しました。

―――札幌市内には多くの宿泊施設がありますが、リッチモンドホテル札幌大通の最大の強みは何だと考えていますか

当ホテルの最大の強みは、「人のあたたかさ」「北海道らしい食材を取り入れた美味しい食事」「北海道の歴史や文化」という3つの魅力を、一度に体験できる点です。

お客様に寄り添うサービスを心がけるとともに、北海道の豊かな文化や食材を感じられる滞在を提供しています。

――― 最後に今後の意気込みやお客様にどのような価値を提供したいとお考えか教えてください

私たちは、札幌市内で「最も評判の高い朝食を提供するホテル」を目指しています。

「Popke」のテーマに込めた想いを大切にしながら、心が「あたたまる」おもてなしと、美味しくて「あたたかい」料理を提供し続けたいと思っています。

お客様一人ひとりに、北海道ならではの特別な時間をお届けできるよう、スタッフ一同努力してまいります。

■ 「リッチモンドホテル札幌大通」ホテル概要

正式名称:リッチモンドホテル札幌大通
所在地:〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西4丁目4-1
TEL:011-208-0055
総客室数:187 室
アクセス:地下鉄 南北線又は東西線「大通駅」より徒歩5分
駐車場 :契約駐車場をご紹介いたします(1泊1,200円)
URL:https://richmondhotel.jp/sapporo-odori/

https://hotelbank.jp/news/hokkaido-richmondhotelsapporo-odori2412renewal/


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岩手の集落舞台に映画「タイマグラばあちゃん」 13日から松江、出雲で上映 出演者が鑑賞呼びかけ

2024-12-12 | アイヌ民族関連

山陰中央デジタル 2024/12/12 04:00

岩手県の山中の開拓地集落を舞台に、静かな生活を送る向田マサヨさんの15年にわたる記録映画「タイマグラばあちゃん」(2004年、澄川嘉彦監督)が13~15日、松江、出雲両市で自主上映される。出演した山代大木さん(29)=松江市大庭町=は「厳しい自然の中でも豊かな暮らしをしている姿を見てほしい」と鑑賞を呼びかける。

 アイヌ語で「森の奥へ続く...

残り513文字(全文:684文字)

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https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/695289


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サステナブルな旅は“経済成長の要”「WTTC 第24回グローバル・サミット 2024」開催

2024-12-12 | 先住民族関連

Livhub 2024.12.11

2024年10月8日から10日の3日間、西オーストラリア州の州都・パースにて、世界旅行ツーリズム協議会(The World Travel & Tourism Council、以下WTTC)による旅行・観光にまつわる世界的な会議「第24回グローバルサミット」が開催された。

70以上の国から代表団やジャーナリストらが参加した本サミットのテーマは「古来の土地、新たな視点(Ancient land; New Perspectives)」。

AIが観光に与える影響や先住民ツーリズムの重要性について話し合いが行われるとともに、旅行産業が単なるセクターではなく、経済的側面からも持続可能な社会の実現に大きく貢献しうることが示唆された。

このような国際的な会議で具体的な旅行・観光の未来戦略が打ち出されたことは、観光業界の重要性が改めて注目されていることの表れといえるだろう。

開催地にオーストラリア・パースが選ばれた背景

本サミットの開催地に選ばれたパースは、オーストラリア最大の州・西オーストラリアの州都。

西オーストラリア州は、6万年以上も前に世界最古の生活文化を形成したとされている先住民族アボリジニの歴史を有し、現在もその物語を語り継いでいる地域。

現地ではこれまで州主導のもと、先住民アボリジナルについて理解を深められるさまざまなツアーが実施されてきた。

また、手つかずの自然が残されていること、さらには文化芸術を後世に伝える多くの美術館や博物館が点在していることから、持続可能な観光の機会を生み出す模範的な旅行地として西オーストラリアが注目されている。

歴史と文化を守りながらも、都市開発により大型MICEを受け入れるインフラが整備され、情報発信の場としての体制も整えられたパース。観光貿易のリーダーとして世界を牽引していくことが期待されることから、今回オーストラリアで初めて「WTTC グローバル・サミット」の開催地に選ばれた。

グローバル・サミットにおける注目の発表内容

「WTTC 第24回グローバル・サミット」では、経済成長を支える存在になるであろう観光事業に関するさまざまな発表が行われた。

ここで、特に注目された議題のなかから、観光と環境・社会・経済のつながりを如実に示す2つのトピックををみていこう。

旅行・観光事業の環境フットプリント排出量の大幅な減少

旅行・観光事業が占める世界の環境フットプリント排出量が、ピークとなった2019年の7.8%から、2023年時点で6.7%まで減少したことが、WTTCの発表により明らかに。また、世界の温室効果ガス排出量も、2019年の数値を12%下回る結果となった。

環境フットプリント排出量とは、人間の消費活動が環境に対してどのくらいの負担をかけているかを示す数値のこと。カーボンフットプリント(二酸化炭素が環境に与える影響を示す数値)やエコロジカルフットプリント(人間が消費する資源量を分析・評価する指標)などが含まれる。

旅行・観光事業はこれまで、化石燃料エネルギー源(石油、石炭、天然ガス)に依存する形で運営を続けてきた。しかし、サステナビリティが重要視され始めてから、徐々に低炭素エネルギー源(原子力と再生可能エネルギー)への移行が進められ、化石燃料への依存率は2019年から2023年で90%から88.2%に低下している。

パンデミックにより落ち込んだ旅行・観光業の世界GDPがパンデミック前の水準まで上昇したにもかかわらず、環境フットプリント排出量、さらには世界の温室効果ガス排出量までもが減少したことは、旅行業界が環境に配慮しながら成長していることを示しているといえる。

世界経済に大きな影響を与える先住民ツーリズム

WTTCの最新報告では、先住民ツーリズムが今後年平均4.1%で上昇し、2034年までに世界経済に670億米ドルをもたらすという予測が明らかにされた。

先住民ツーリズムとは、先住民の文化に焦点を当てた文化的ツーリズムの一つ。
今回の開催地となった西オーストラリア州の「アボリジナル・ツーリズム体験」では、2023年から2024年に現地を訪れた旅行者の87%がアボリジナル・ツーリズムに興味を持ち、36%が実際に参加し、歴史と文化を体感している。

同地ではアボリジナルが観光産業で働くことを奨励しており、先住民族の雇用機会拡大にも注力。
伝統文化を体験しながら宿泊できるキャンプ場の開発なども進められており、先住民に関わる事業の拡大が見込まれている。

日本でも、先住民・アイヌ民族の保護を目的とする法律の制定や、伝統文化を伝えるイベントの開催などの動きは見られるものの、旅行や観光との結びつきは決して強いとはいえない。
観光事業が経済に影響を与えるといわれている今、先住民の歴史保護や文化継承の一環として、先住民ツーリズムに取り組むことには、大きな意味があるのではないだろうか。

旅行・観光が社会経済を支える世界の未来

経済成長の要として注目されている旅行産業。
その過程では、環境や先住民への配慮が極めて薄かった過去を反省し、守るべきものを守りながら成長を遂げていこうとする様子が、さまざまな数値や結果からも垣間見える。

旅行者である私たちにできるのは、こうした配慮がなされた旅を積極的に選ぶこと。
サステナブルな旅を楽しむことは、間接的に多様な世界を支えることになるのだ。

https://livhub.jp/news/sustainability/wttc-global-summit-in-perth-202412.html


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自分だけのステンドグラスできた! 浦河で小学生が体験講座

2024-12-12 | 先住民族関連

 

加藤敦 有料記事

北海道新聞2024年12月11日 18:21

できあがったステンドグラスを手にする子どもたち

 【浦河】子どもたちがステンドグラスづくりを楽しむ体験講座が開かれた。町内の小学生7人が、ステンドグラスを使った北米先住民族の魔よけ「ドリームキャッチャー」を完成させた。

 町教委の主催で7日に開催。「ステンドグラス虹の会」の大東美枝子代表ら会員3人が指導した。

 子どもたちは、あらかじめ用意された3枚のガラス板を銅のテープで縁取りし、・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1099380/


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頼総統、第19回「アジア民主人権賞」をバングラデシュの人権団体オディカルに

2024-12-12 | 先住民族関連

 

台湾トゥディ2024/12/11

財団法人台湾民主基金会は「世界人権デー」の10日、台北賓館(迎賓館)で第19回「アジア民主人権奨(=賞)」の授賞式を主催し、頼清徳総統がバングラデシュの人権団体オディカル(Odhikar)の代表者らに同賞と賞金10万米ドルを授与した。(総統府)

財団法人台湾民主基金会(董事長:韓国瑜立法院長)が「世界人権デー」の10日、台北賓館(迎賓館)で第19回「アジア民主人権奨(=賞)」の授賞式を主催し、頼清徳総統がバングラデシュの人権団体オディカル(Odhikar)の代表者らに同賞と賞金10万米ドルを授与した。式典には台湾民主基金会の董事長を兼務する韓国瑜立法院長(国会議長)、外交部の呉志中政務次長(=副大臣)、複数の駐台外交使節の代表などが出席した。また、アミ族出身のシンガーソングライター、舒米恩(スミン)さんによる歌のパフォーマンスも披露された。

頼総統は、創設から30年間、バングラデシュの人々の人権や政治的権利を勝ち取るために取り組んできた人権団体オディカルの受賞を、台湾の住民全員を代表して心から祝福すると述べた。

オディカルは人権に対する監督とアカウンタビリティの機能を発揮し、毎年人権報告書を発表して、さまざまな人権迫害事件を明るみにしている。頼総統はこれを「暗黒に隠された悪行を、陽光の下で明るみにする」ものだと表現。同団体が長期間、いやがらせや監禁・監視を受けたりしながらも不屈の精神を持ち続け、民主主義と人権を追求する道を、勇敢に前進してきたことを称えた。

頼総統はまた、「台湾とバングラデシュはいずれも、権威主義による圧制や脅威を経験してきた。民主主義や人権のために戦う人々の努力によって、台湾は民主主義と自由を享受できる生活様式を手に入れた。また、民主的な選挙を行うことによって、自分たちの国の未来を選択することができるようになった」、「現在の台湾は、活発な民主社会となり、同時に民主主義を守るための最前線に立っている。近年偽情報や認知戦など、どの民主国家も同じような問題に直面している。台湾はグローバル協力訓練枠組み(GCTF)を通して各国とのパートナー協力を拡大し、偽情報対策の経験や戦略に関する交流を進めている。9月には初めてリトアニアでもこのテーマでGCTFワークショップを開催した」などと紹介。政府は引き続き台湾の民主主義の防衛能力を強化し、各国とのパートナー関係を深化させ、世界規模で民主主義の強靭性を盤石なものにしていく考えを示した。また、オディカルのように世界のより多くの民間団体が、自由と人権の要塞より強固なものにして欲しいと期待を寄せた。

 

台湾民主基金会は2006年に「アジア民主人権奨」を設置した。

https://jp.taiwantoday.tw/news_amp.php?unit=148,149,150,151,152&post=262892


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コンゴでの民族間衝突で1週間で40人が死亡

2024-12-12 | 先住民族関連

 

VOI 11 Desember 2024, 23:14

アンスプラッシュのイラスト/Jシャープ

ジャカルタ-コンゴ民主共和国西部で2人の戦闘民族間の暴力がエスカレートしたため、先週40人以上が殺害されました。

この流血は、2022年以来数百人が死亡し、数千人が避難を余儀なくされた土地税紛争をめぐる緊張を和らげることを目的とした4月の和平合意を仲介して以来、テケとヤカの民族にとって最も重要なものの1つです。

金曜日、兵士はモボンドという名前のヤカ民兵によってクワンゴ州で待ち伏せされ、21人の民兵と2人の兵士が死亡したと、軍のスポークスマン、アントニー・ムアルシャイは12月11日水曜日にロイターが報じたと述べた。

この戦闘は、村で12人の民間人を射殺するなど、より広い地域で共同暴力の波を引き起こした。

ほとんどが女性と子供だった、とムアルシャイは別の声明で述べた。

「彼らは犠牲者を家に閉じ込め、それから火に放った」と選挙区の議員であるガイ・モソモはロイターに語った。

衝突で他の8人のモボンド戦闘機が死亡した。

紛争が続いているのは、一部の先住民族の指導者が4月の合意に反対し、合意は包括的ではないと言っているからだ。

首都キンシャサの2つのコミュニティの代表者も緊張を煽ろうとしている、とムアルシャイは述べた。

「彼らはさらなる交渉を望んでおり、政府はゆっくりと措置を講じているため、他の当事者はコンゴ政府に彼らの要求を受け入れるよう強制するために攻撃を開始することを好みます」と彼は言いました。

https://voi.id/ja/news/442081


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プアンは、国家も疎外されたコミュニティの権利のために存在しなければならないことを思い出させた

2024-12-12 | 先住民族関連

 

VOI 10 Desember 2024, 11:45

プアン・マハラニ下院議長(下院ドック写真)

ジャカルタ - プアン・マハラニ下院議長は、インドネシアにおける人権の実現を引き続き奨励するとのコミットメントを表明した。彼らがしばしば無視されてきた疎外された人々を含む。

「国際人権デーの記念は、この国のすべての個人が平等な人権を持っていることを私たち全員に思い出させるものでなければなりません。すべてのインドネシア人が人間としての基本的権利を確実に得ることは、すべての政策立案者の義務です」とプアンは12月10日火曜日に述べました。

世界人権デーまたは世界人権デーは毎年12月10日に祝われます。今年は、1948年に国連総会で普遍的人権宣言(DUHAM)が制定されて以来、世界人権デーの76周年です。

プアン氏はまた、人権は包摂的で公正な国家発展のための重要な基盤であると強調した。

「世界人権デーの記念は、例外なく、すべての市民の基本的権利を保護し、果たすというコミットメントを強化するために、国のすべての要素にとって勢いとなるべきです」と彼は言いました。

「人権は市民的および政治的自由の問題であるだけでなく、質の高い教育を受ける権利、適切な保健サービス、適切な仕事へのアクセス、および法律における正義の権利も含まれています。これらすべては、すべてのインドネシア市民が取得できなければなりません」とプアンは続けました。

PMKの元調整大臣はまた、プラボウォ・スビアント大統領の政府における人権省の存在を強調した。プアン氏は、人権省はインドネシアにおける人権の執行に進展をもたらすことができる取り組みの1つであると評価した。

「人権省の存在が、人権苦情のメカニズムの改善、脆弱なグループの保護、疎外されたコミュニティのための基本的なサービスへのアクセスの増加を促進することを願っています。我々下院はまた、人権分野に関連する新しい委員会の設立を促進した」と彼は説明した。

プアン氏は、インドネシアが地域社会の人権を果たすために直面している多くの課題がまだあると述べた。特に、疎外されたグループが取り残されないようにするために。

前出のプアン局長代理は、「政府は、女性世帯主、ストリートチルドレン、障害者など、あらゆる政策立案において優先事項になっていなかった先住民族に、脆弱なコミュニティに手を差し伸べることに、より積極的に取り組むべきだ」と指摘する。

さらに、プアン氏は、人権の履行が社会のあらゆるレベルをカバーするべきであるにもかかわらず、疎外されたグループはしばしば公共政策から疎外されていると述べた。

「したがって、政府が、特に教育、保健、雇用、法律、社会文化などの重要な分野で、疎外されたコミュニティが平等な権利を得ることを保証するための具体的な措置を講じることができることを願っています」と、インドネシア共和国下院議長を務めた最初の女性は述べた。

プアンは、疎外された社会は慈悲の対象であるだけでなく、発展の対象でなければならないと強調した。彼は、社会のあらゆるレベルの権利を果たすために国家が出席しなければならないことを思い出させた。

「国のすべての子どもは、夢を見、目標を達成する権利を持っています。国家は、恵まれない家庭の子どもたちの教育へのアクセスを確保し、貧困層に手頃な価格の保健サービスを提供し、すべての人々にとって尊厳ある雇用機会を確保するために、国家が出席しなければならない」とプアンは述べた。

カルノの孫はまた、コミュニティ、非政府組織、ビジネス界を含むすべての当事者に、国家が追求する人権を履行するための努力を共同で支援するよう呼びかけた。プアン氏によると、分野横断的な協力は、すべてのインドネシア人の社会正義を実現するための鍵です。

https://voi.id/ja/news/441794


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デポック市政府の取り組みには、地域文化の維持のためにZ世代が関与しています

2024-12-12 | 先住民族関連

 

VOI 09 Desember 2024, 01:28 

ジャランGDCデポックシティ(アンタラ/写真:フェル・ランタラ)

DEPOK - 西ジャワ州デポック市の政府は、Z世代を含む若い世代を巻き込んで、デポック市の先住民文化の保存に参加したいと考えています。これは、文化が時代によって侵食されないようにするためです。

「そのうちの1つは、2023年に西ジャワ州政府によって西ジャワの無形文化遺産(WBTb)に指定されているレブットダンダンの伝統です」と、12月8日日曜日にANTARAから引用されたデポックの地域書記代理(セクダ)ニーナスザナは述べています。

ニーナは、デュバンダンダンの文化に加えて、チサラク仮面ダンス、ングベックエンパンなどもあると説明しました。

「これは近代化の真っ只中に絶滅しないように保存される必要があります」と彼は言いました。

彼のニックネームであるムポックニーナは、メディアアートサミット2024のオープニングで展示されたタンジドールとクロスピントゥは、デポックの先住民文化ではなく、ブタウィ文化であると述べました。

しかし、彼はまだ既存の文化の保存と発展に参加するように出席したすべての当事者を招待しました。

「インドネシアは文化が豊富です。私たちは既存の文化的可能性を探らなければなりません。Z世代の弟たちも、例えば競技会で文化を保存するための表現スペースも提供しているため、指導が得意でなければなりません」と彼は言いました。

「あらゆる活動において、デポック文化のさまざまなパフォーマンスを通じて、今日の子供たちがデポック市に独特の文化があることを知り、広めることができることを願っています」と彼は続けました。

「なぜなら、若者は地元の文化を維持し、存在し続け、広く知られるために重要な役割を果たしているからです」と彼は言いました。

https://voi.id/ja/news/440978


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アイヌ文化の物語 中川裕(2)体験談の面白さ光る「散文説話」 教訓や歴史、語りに託す

2024-12-12 | アイヌ民族関連

 

日本経済新聞2024年12月11日 14:30 [会員限定記事]

前回紹介した神謡は「謡」という訳語が示すように、節をつけて歌うように語る物語である。それに対して散文説話はその名前の通り、節をつけずに語る。よく「昔話」のように訳されてきたが、日本の口承文芸研究では、昔話というのは語っている人も聞いている人も、それが本当にあったことだとは信じていない物語だと規定されることがある。

たしかに、桃から人が生まれるだの、亀を助けたら竜宮城に連れて行ってくれただのという...

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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85384230R11C24A2BE0P00/


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