東京新聞 2024年12月8日 10時00分
<ジェンダー平等の今>
民族や出身、障害、性的指向…。さまざまな背景により差別を受けているマイノリティー(少数者)女性は、複数の差別が重なる「交差性差別(複合差別)」に直面している。日本のジェンダー平...
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東京新聞 2024年12月8日 10時00分
<ジェンダー平等の今>
民族や出身、障害、性的指向…。さまざまな背景により差別を受けているマイノリティー(少数者)女性は、複数の差別が重なる「交差性差別(複合差別)」に直面している。日本のジェンダー平...
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信濃毎日新聞 2024/12/08 10:25 有料会員記事
上田市教育委員会などは7日、「第52回ふれあい・人権の集い」を丸子文化会館で開いた。現JR飯田線の開通に尽くしたアイヌの測量技師川村カ子ト(かねと)を題材にした「合唱劇“カネト”」を飯田カネト合唱団(飯田市)が上演。上田市丸子地域の小中学生約30人もエキストラとして加わり、迫力ある歌声を響かせた。…
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日経ビジネス 2024.12.9 By Kaori Fujita
生物多様性条約のCOP16が開催され、日本から経営層が大挙して参加した。会議では先住民の重要性を打ち出す一方、生物多様性クレジットや新指標が発表された。
国際交渉を横目に見ながら、企業の経営層や国際機関の幹部が自然の状態を測る指標や生物多様性クレジットなどのルールづくりで意見を交わす─。生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)はこうした場外風景を印象づけた会議だった。
コロンビアで2024年10~11月に開催されたCOP16には生物多様性COPとしては過去最大の1万3000人が参加し、企業や金融機関からの参加が目立った。日本からも王子ホールディングスの磯野裕之社長や大成建設の谷山二朗副社長など経営層が大勢参加した。経団連は24社から46人を派遣した。
コロンビアは日本から遠い上に、前評判ではCOP16には大きな議題は少なかった。なぜ大勢の経営層が駆け付けたのか。自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の開示に加え、欧州の企業サステナビリティ報告指令(CSRD)や森林破壊防止規則(EUDR)などが企業に自然に関する情報開示を求めていることが突き動かしたのは間違いない。そして今、自然をどう測り、どう開示するかというルールづくりが進んでいる。「デジタル化や気候変動に関するルールづくりで後れを取った」(経団連自然保護協議会の西澤敬二会長)反省から、標準化に絡み、日本の立場を世界に打ち出し、現場で起きていることを理解したいという思いが日本企業にはある。
TNFD開示は日本が最多
■COP16で決定・発表された主な内容
DSI:遺伝資源のデジタル配列情報、TNFD:自然関連財務情報開示タスクフォース、NPI:ネイチャーポジティブ・イニシアティブ、WBCSD:持続可能な開発のための経済人会議、IAPB:生物多様性クレジットに関する国際諮問委員会、BCA:生物多様性クレジットアライアンス、NA100:ネイチャーアクション100、IUCN:国際自然保護連合
[画像のクリックで拡大表示]
COP16では企業に関係する大きな動きがいくつかあった。1つは、TNFDだ。TNFDの開示宣言をした企業は世界で502社に上り、うち日本企業は133社と世界で最も多い。1月時点から1.5倍になり、数では存在感を示した。TNFDは今回新たに「自然の移行計画」を作るガイダンス案を発表した。自然への依存や影響を評価してきた企業は、今後、自然の損失を止めてプラスに転じる「ネイチャーポジティブ」経営に移行する計画をつくり、開示していく必要がある。温室効果ガス排出実質ゼロを目指す金融機関の団体「GFANZ」が発表している脱炭素の移行計画の枠組みに倣った。
TNFDのタスクフォースメンバーでMS&ADインシュアランスグループホールディングスTNFD専任SVPの原口真氏は、「例えば不動産会社なら伐採後の更地を購入して開発するのでなく、緑が豊かな場所を購入して生態系をより向上させて不動産を販売する戦略の転換が考えられる。設計、資材調達、維持管理の方法も変わる。自然の保全を企業価値向上につなげるにはビジネスモデルの転換も含む移行計画が必要になるだろう」と説明する。TNFDは25年中に自然の移行計画の最終ガイダンスを発表する予定だ。
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福島民報2024/12/08 12:42
ファッションショーのために顔に絵を描くブラジル先住民族の女性。力強さを感じます。(ロイター=共同)
https://www.minpo.jp/globalnews/photodetail/2024120801000334
中央社フォーカス台湾2024年12月08日(日)17:07
かつて日本で開催された「B-1グランプリ」に出店する関係者たち=高雄市政府経済発展局提供 画像(1枚)
(高雄中央社)南部・高雄市の中央公園一帯で今月20~23日に行われるクリスマスイベント「高雄聖誕生活節」が、日本のご当地グルメイベント「B-1グランプリ」とコラボレーションする。北は青森県から南は大分県まで日本各地から14の団体が出店し、人々にご当地の味わいを届ける。
高雄聖誕生活節は高雄市政府が主催。市経済発展局によれば、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会との約1年にわたる協議を経て、今回のコラボレーションに至った。
ご当地グルメの販売は、21日の午後2時半~午後9時と22日の正午~午後6時。十和田バラ焼きゼミナール(青森県)や笠間いなり寿司いな吉会(茨城県)、富士宮やきそば学会(静岡県)、出雲ぜんざい学会(島根県)、佐伯ごまだしうどん大作戦(大分県)などが出店する。
高雄聖誕生活節ではこの他、音楽ステージやマーケットも行われる。会場の中央公園では来年1月5日まで、毎日午後6時~午後12時にイルミネーションの点灯も実施されている。
(林巧璉/編集:田中宏樹)
https://www.excite.co.jp/news/article/Jpcna_CNA_20241208_202412080002/
2024/12/08 08:00カラパイア
南北アメリカ大陸で、最初の人間と犬との友情は、1万2000年前にはすでに育まれていたかもしれない。
アラスカで発掘された考古学的な証拠から、当時そこで暮らしていた犬が人間からエサをもらっていたことが判明したのだ。
もしこれが本当なら、アメリカ大陸において人間が犬を家畜化したのは、従来の説よりさらに2000年さかのぼることになる。
ただし現時点でこれは最終的な結論ではない。最初の友情がもっと昔に芽生えていた可能性もあるし、犬ではなくオオカミの可能性もあるからだ。
関連記事:2000年以上前から愛されていた。人間と一緒に埋葬された犬や馬の遺骨が発見される
1万2000年前、アメリカ大陸で人類は犬にサケを与えていた
アメリカ大陸最古となる犬と人間の絆を示す証拠は、アリゾナ大学の人類学者フランソワ・ラノエ氏らによって発見された。
2018年、彼らはアラスカ州にあるスワンポイント遺跡で、大人のイヌ科動物の脛骨(けいこつ/すねの骨)を発見した。
放射性炭素年代測定の結果によるなら、その”成犬”は今から1万2000年前、氷河期が終わろうとしていた時期に生きていたらしかった。
アラスカで発見された1万2000年前のイヌ科動物の脛骨。その分析からサケを定期的に食べていたことが判明した/CREDIT: François Lanoë/University of Arizona School of Anthropology
関連記事:オオカミも、犬と同じように親しい人間の声を認識することができる
さらに2023年6月、その付近にあるホレムベークヒル遺跡で、家畜化の兆候が認められる8100年前のイヌ科動物の顎骨(がくこつ/あごの骨)が発見された。
興味深いのは、この動物が食べていたものだ。ラノエ氏らがこれら2つの骨を化学的に分析したところ、そのタンパク質の構成からサケをたくさん食べていたことが判明したのだ。
サケは、その周辺に生息していたイヌ科動物があまり食べなかったものだ。当時のイヌ科動物はもっぱら陸上の動物だけを狩って生きていたことがわかっている。
こうしたことを踏まえると、サケを定期的に食べていた犬らしき動物は、それを人間からもらっていた可能性が濃厚なのである。
関連記事:野生のオオカミの遠吠えに犬は反応するのか?犬種によって違いがあるのか?
研究に参加したアラスカ大学フェアバンクス校の考古学者ベン・ポッター氏は、プレスリリース[https://www.eurekalert.org/news-releases/1066260]で次のように述べている。
これは決定的な証拠です。犬は自ら川や海にいる天然のサケを狙ったりはしなかったのですから(ベン・ポッター氏)
(写真)アラスカ州のホレムベークヒル遺跡。こうした発掘は先住民族と協力して進められている/CREDIT: Joshua Reuther
犬ではなくオオカミの可能性も
今回の発見は、人間と犬の友情を示すアメリカ大陸”最古”の証拠であると考えられている。
関連記事:オオカミには人間に愛着を示す本能が備わっていることが明らかに
ただし、それがアメリカ大陸”初”の友情であるかどうか、今のところはっきりしていない。
というのも、アメリカ大陸でもっと前から人間と犬が一緒に暮らしていた可能性は、なおも考えられるからだ。
2021年の研究では、人類がアメリカ大陸に渡った1万5000年前に相棒として犬を一緒に連れていった可能性が示唆されている。
さらに今回の発見が間違っている可能性も否定できない。
スワンポイント遺跡とホレムベークヒル遺跡の骨の遺伝子を分析したところ、犬と考えるには少々古すぎることが明らかになっている。
関連記事:大昔から犬は人間の友。人類は1万5000年前、犬の相棒を連れてアメリカ大陸へと渡っていった(英研究)
つまり、完全に家畜化された犬ではなく、人間に慣れたオオカミだった線も否定できないのだ。
(写真)2023年6月にアラスカ内陸部で8,100年前の犬の顎骨の発掘に協力したアルバータ大学人類学部研究助教授のフランソワ・ラノエ氏。この骨は、近くの遺跡で発見された1万2,000年前の脚の骨とともに、古代の犬やオオカミがアメリカ大陸の人々と密接な関係を築いていたことを示す最も古い証拠の一部である CREDIT: Zach Smith
だが、この発見は「犬とは何か?」というある種の哲学的な問いを投げかけているのかもしれない。
この地域で昔から暮らしてきたメンダス・チャアッグ族(Mendas Cha’ag people)をはじめとする先住民族は、かねてから犬を神秘的な仲間とみなして友情を育んできた。
何千年も前のイヌ科動物が仮にオオカミだったとしても、人間との絆という点では、現代の犬たちと同様、かけがえのない存在だったのではないだろうか。
この研究は『Science Advances[https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.ads1335]』(2024年12月4日付)に掲載された。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw16887285?news_ref=topiclist
共同通信 2024/12/08 07:07
タラブックスの工房に飾られた絵本「夜の木」=2024年10月、インド・チェンナイ(共同)
(共同通信)
インド南部チェンナイに、工芸品のような手製の本を作ることで世界的に知られる出版社がある。先住民画家らの絵を手すきの紙に版画技法で印刷し、職人が糸で製本する。工房を訪ねると、効率第一の昨今の時流とは一線を画して職人たちが黙々と作業し、本に命を吹き込んでいた。(共同通信ニューデリー支局 岩橋拓郎)
出版社の名は1994年創業の「タラブックス」。職人も合わせ約40人の小さな出版社だが、インドの先住民ゴンド族の作家らが描いたハンドメード絵本の代表作「夜の木」が2008年にイタリアのボローニャ国際児童図書展で受賞し、その名が世に広まった。
タラブックスから車で30分ほど離れた住宅街の一角に本を作る工房がある。2階建ての建物に入ると、石の床の上に直接座った職人の男性4人が黙々とのりで裏表紙と中身を貼り合わせる作業をしていた。糸を使って製本する作業もある。
「1階で製本、2階で印刷をするんだ」。責任者のマニカンダンさん(48)が説明した。工房で働き始めて27年。転職が珍しくないインドで、他の職人たちも15~20年ほど勤めているという。
2階では、男性が塗料を板に流し込み、1枚ずつシルクスクリーンで手刷りしていた。色ごとにこの作業を繰り返し、約2時間かけて乾燥させる。大量生産とは正反対の地道な仕事だ。
「2千部を作るとなると準備に10~15日、印刷に30~40日はかかる」とマニカンダンさん。本を手に取りページをめくると、少し厚手の紙にざらっとした質感がある。
タラブックスで作られた本や出版活動を紹介する展覧会は、日本でも時折開かれている。2017年に東京で開催された展覧会は上皇后(当時皇后)さまが鑑賞され、手作りの絵本に感心した様子だったという。
同社の女性スタッフは「多様なインド文化を子どもたちに伝える本を作りたいと思い、創業した。これまでになかった本の形を作り、本の未来を広げたい」と語った。
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2024110701001252.html
ベルトラ株式会社 2024/12/5 11:00
地球の未来のためにできる旅を。自然、文化、地域を守る、持続可能な観光へ貢献
現地体験型アクティビティ専門予約サイト『ベルトラ』を運営するベルトラ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:二木 渉)は、サステナブルツアーを特集したサイト『未来をつむぐ旅』を12月5日(木)に公開しました。
ベルトラの考える「サステナブルツーリズム」
観光は地域社会や経済にポジティブな効果を生む一方で、過度に旅行者が集中する地域では自然環境や地域に暮らす人々の生活に与える影響などが問題となっています。
ベルトラはこれまで世界中の文化や自然、それを伝える人々の素晴らしさについて、心の底から実感できるような「心ゆさぶる体験」をお届けすることをミッションとしてまいりました。今後は旅先の環境やその地域に暮らす生活者、旅行者すべてにとって、持続可能で発展性のある観光「サステナブルツーリズム」の普及を通じて、未来の旅に向けた考え方を提唱し、その先にある文化を守るために行動します。
ベルトラが提供するサステナブルツアーの例
今回の特設サイト『未来をつむぐ旅』では、ベルトラの取り扱う約19,000以上のツアー・アクティビティの中から4つのキーワード「地球にやさしい旅」「地域をはぐくむ旅」「文化をたのしむ旅」「学びの旅」でサステナブルツアーをご紹介します。
※ツアー料金の日本円の価格は12/4現在のレートで計算
1.地球にやさしい旅
4泊5日でタスマニアの大自然を満喫!エコ認定を受けたサステナブルツアー<英語ガイド/ホバート発>
オーストラリアの南海岸沖に位置する離島タスマニアの世界遺産に登録された国立公園や世界で称賛されたビーチを訪れるツアー。エコ認定を受けた環境に配慮されたツアーで、タスマニアのありのままの自然をお楽しみいただけます。
URL: https://www.veltra.com/jp/japan/niigata/a/173044
価格:1名様あたりAUD895~(¥87,385~)
2.地域をはぐくむ旅
人とのふれあいと豊かな自然を感じる八丈島エコツアー 大自然に育まれた文化と歴史にふれる2日間<1日7名限定/ガイド同行/八丈島発着/ホテルなし>
羽田空港から1時間程度のフライトでアクセスできる離島、八丈島。八丈島の豊かな自然を感じられる観光スポットをめぐるほか、古来より伝承される織物「黄八丈」の工房や伝統の技を未来へつなぐ酒造などをご案内します。
URL: https://www.veltra.com/jp/japan/izu_ogasawara/a/189611
価格:1名様あたり¥26,500
3.文化をたのしむ旅
マヤ文化に触れる!メキシコの伝統儀式体験ツアー☆ドーム型サウナ「テマスカル」体験付き<午後/英語ガイド/夕食/カンクンorリビエラマヤ発>
先住民族が暮らす村を訪問し、マヤ文化を体験する半日ツアー。伝統的な儀式や、メキシコ伝来のサウナ「テマスカル」体験、トルティーヤ作り体験などを通じて、マヤの暮らしを知ることができます。
URL:https://www.veltra.com/jp/latin_america/mexico/cancun/a/182526
価格:1名様あたりUSD109.00(¥16,368)
4.学びの旅
クアロア・ランチ マラマ体験ツアー ハワイの農業&文化体験「マラマ・カ・アイナ」を通してサスティナビリティの重要性を学ぼう<2時間/送迎付きプランあり>
映画「ジュラシックパーク/ワールド」のロケ地としても有名なクアロア・ランチでハワイ農業&文化体験ができるツアーです。ハワイの伝統的なハレ(草の小屋)の葺き替えや、ラアウ・ラパアウと呼ばれる薬草の手入れなど貴重なアクティビティを体験いただけます。
URL:https://www.veltra.com/jp/hawaii/oahu/a/174231
価格:1名様あたりUSD88.95(¥13,378)
■ベルトラについて
ベルトラは旅行会社の枠組みを超え、国内から海外、旅行前から旅行後、オンラインからオフラインまで、「心ゆさぶる体験」に出会うためのソリューションを提供します。
現地ツアー数:約19,000ツアー / 現地ツアー催行会社数(世界):約8,000社
取り扱い国数:150カ国 / 会員:約260万人 / 参加体験談:約600,000件
URL:https://www.veltra.com/jp/
https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/2NJFXNIACVIUTACVD25AXFXRWA/