先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化に理解深める しらおいチェプ祭にぎわう

2016-09-21 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 9/20)

ニジマスを捕まえた親子
 白老町のポロト湖畔特設会場で17、18の両日、「しらおいチェプ祭」(実行委員会主催)が開かれ、多くの来場者でにぎわった。2020年開設の民族共生象徴空間が来年度に着工することから、同会場での開催は今回が最後。町内外から家族連れなどが続々と駆け付け、アイヌ伝統料理やサケにちなんだイベントなどを楽しんだ。
 サケ漁の豊漁と安全を祈願する催事で、多くの人にアイヌ文化への理解を深めてもらおうと毎年開かれている。会場では2日間、サケにまつわるイベントなどが行われ、浜値で販売した秋サケはいずれも午前中に完売。アイヌ伝統料理コーナーでは、サケを串焼きにしたチマチェプや素朴な味わいのオハウ(塩汁)が人気を集めた。
 2日目に行われたニジマスのつかみ取りでは、子どもたちが水槽内を逃げ惑う魚を追いかけて大騒ぎ。サケが当たるくじ引きは両日とも100人以上が順番待ちの列をつくり、アイヌ民族の伝統的な漁法マレク漁体験も喜ばれた。
 会場内には、アイヌ文様の刺しゅうや民族楽器のムックリ製作といった工芸品制作体験コーナーも設置。アイヌ民族博物館の職員などが分かりやすく説明し、参加者も笑顔を見せていた。
 白老アイヌ協会の新井田幹夫会長は、にぎわいを見せる会場に「会員などの協力の下で準備を進めてきた。多くの人に来場していただくことができてうれしい」などと笑顔で話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20160942768

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縄文人のDNA 現代人に伝わったのは「15%」1万5000年以前に出現か?

2016-09-21 | アイヌ民族関連
ハザードラボ- 2016年09月20日 10時29分

国立博物館に所蔵されている縄文人の復元模型(撮影:Momotarou2012/Wikimedia Commons)
 福島県北部の貝塚から出土した縄文人の奥歯から取り出したDNAを解析したところ、現代の日本人に伝えられた縄文人のゲノムの割合は、15%程度であることが国立遺伝学研究所と総合研究大学院大学のグループの研究で明らかになった。縄文人はアイヌ人に最も近く、次いで沖縄の琉球人と遺伝的に近いことも判明したという。
 これまでの縄文人研究では、ミトコンドリアDNA解読の情報しかなかったが、総合研究大学院大学の斎藤成也教授らのグループは、縄文時代後期の「三貫地(さんがんじ)貝塚」で発掘された、約3000年前の縄文人の男女2体の奥歯から核DNAを取り出すことに成功し、ミトコンドリアの数千倍にあたる1億1500万塩基対の配列を解読。
 その結果を現代の日本列島に住むヤマト人のほか、世界の主な大陸の先住民であるアフリカ人や西ユーラシア人、東ユーラシア人などと比較した。
 すると、三貫地縄文人の祖先は、新大陸に人類が渡っていった約1万5000年前に枝分かれした可能性が高いことが判明した。さらに、縄文人のDNAはアイヌと最も近く、ついで琉球人、その次に本土の東京周辺に住んでいるヤマト(日本)人に近いことも明らかになった。
 日本人に伝えられた縄文人のゲノムの割合は15%程度にとどまり、日本人は、縄文人と北京周辺の中国人の間の混血である可能性も示されたという。
 福島県の北部海岸地方に位置する三貫地貝塚では、1950年代に大量の人骨が発見され、それらは東京大学の総合研究博物館に保管されている。縄文人の研究については、1991年に国立遺伝学研究所のグループが、埼玉県で発見された縄文人の頭蓋骨からミトコンドリアDNAを抽出したのが最初だが、全遺伝情報(ゲノム)の主要部分の解読に成功したのは今回が初めてだ。
 なおこの研究成果は、人類遺伝学の専門誌「ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス」に掲載された。
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/6/16589.html

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インディアン水車まつりにぎわう ヤマメ釣りにさおずらり-千歳

2016-09-21 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2016年 9/19)

さおがずらりと並んだ大人気の釣り堀
 第37回インディアン水車まつり(同実行委主催)が18、19日の両日、千歳市花園2の道の駅サーモンパーク千歳・イベント広場で開かれた。初日は時折雨が降るあいにくの空模様だったが、3連休の中日ということもあり多くの市民や観光客が訪れた。人気の「いくら弁当」や「サケ鍋」を味わい、釣り堀でのヤマメ釣りやステージでのイベントを楽しんだ。
 今年は1896(明治29)年に千歳川でインディアン水車が初めて使用されてから、120周年の節目。会場ではサケが入ったみそ仕立てのサケ鍋とイクラたっぷりの「いくら弁当」が人気で、受け付け前には列ができた。サケ鍋の汁をすすって体を温め、弁当を頬張り、秋の千歳の味覚を楽しむ来場者に笑顔が広がった。
 毎年人気の「せせらぎ水路」の釣り堀には、今年も5000匹のヤマメとニジマスを放流。ずらりと釣りざおが並び、大人から子供までが釣りを楽しんだ。見事に魚を釣り上げた子供には満面の笑顔が浮かんだ。
 このほか会場では機甲太鼓や2人1組で参加する丸太切りレース、サケさばきの実演、アイヌ古式舞踊などが行われ、まつりのムードを盛り上げた。多くの屋台も並び、食とステージイベントが織り成す千歳の秋を、多くの来場者が楽しんだ。
http://www.tomamin.co.jp/20160942718


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来月23日、40周年記念事業 白老のポロト自然休養林

2016-09-21 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 9/19)

記念事業が行われるポロトの森のビジターセンター
 白老町のポロト自然休養林で10月23日、自然休養林指定40周年記念事業(実行委員会主催)が行われる。午前中はノルディックウオーキングとクイズラリーの2種目、午後からは白老観光大使のKiKiさんを招いたステージイベントなどを開催する。多くの町民参加を呼び掛けている。
 ポロト自然休養林は約395万平方メートルの広大な面積を持つ国有林で、1976年に国から自然休養林として指定された。2020年に開設するアイヌ文化復興のナショナルセンター「民族共生象徴空間」の関連区域にも位置付けられており、周辺地域と合わせて一体的にアイヌ文化を体験できる「フィールドミュージアム」として活用される計画もある。
 今回の40周年記念事業は、利用者への感謝と豊かな自然に触れる機会づくりなどが狙い。午前中に行われるノルディックウオーキングは参加費400円で全3コース(7・3キロ、4・2キロ、2・5キロ)を用意。ポールの貸し出しも行う。クイズラリー(無料)は約2キロで定員30人。希望者には別途600円で昼食も用意する。
 午後からはKiKiさんや白老民族芸能保存会によるステージイベント、アイヌ料理「オハウ」の無料提供を行う。申し込み締め切りは10月11日。問い合わせは次の通り。
 ノルディックウオーキング参加申し込みは白老ノルディックウオーキング愛好会 電話0144(82)3152(堀川さん)。クイズラリーほか全般は白老町農林水産課 電話0144(82)6491。
http://www.tomamin.co.jp/20160942733

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サケ豊漁を祈願 たるまえサンフェス会場で-苫アイヌ協会

2016-09-21 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2016年 9/19)

サケへの感謝と豊漁を祈願したカムイチェプノミ
 苫小牧アイヌ協会(澤田一憲会長)は18日、サケの豊漁を祈願する伝統儀式カムイチェプノミを苫小牧市樽前のオートリゾート苫小牧アルテンで行った。同施設で開催された「たるまえサンフェスティバル」の会場近くで初めて実施し、大勢の市民にアイヌ民族の伝統文化を披露した。
 サケをカムイチェプ(神の魚)とするアイヌ民族が、秋の遡上(そじょう)時期に合わせて感謝と豊漁を祈る儀式。同協会は毎年秋、錦多峰川の河口(錦岡)を祈りの場としていたが、今年は多くの人に見てもらおうと、同フェス会場近くを流れる覚生川のそばで行った。
 同フェス来場者が見守る中、同協会のメンバー約30人が美しい民族衣装に身を包んでいろりを囲み、祭司の澤田会長がアイヌ語で祈りながら神々に供物をささげた。この後、見学者にアイヌ料理が振る舞われたほか、フェス会場で苫小牧アイヌ文化保存会、むかわアイヌ民族芸能保存会が古式舞踊を紹介した。
 伝統文化の披露に澤田会長は「アイヌ文化を理解してもらう機会になれば」とし、カムイチェプノミを見学した市内ときわ町の安達幸子さん(72)は「アイヌ刺しゅうを学んでおり、とても楽しみにしていた。素晴らしかった」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20160942712

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演劇と音楽と映画が融合した話題の舞台、『怪獣の教え』が東京に上陸

2016-09-21 | 先住民族関連
By RollingStone Japan 編集部 2016/09/18 11:00

『怪獣の教え』に出演する窪塚洋介(右)と渋川清彦(左)(c)『怪獣の教え』
昨年11月に横浜で上演された映画監督の豊田利晃による初舞台作品『怪獣の教え』が、東京で再演される。音楽は、中村達也率いるスペシャルユニット。
映画『青い春』『空中庭園』『モンスターズクラブ』など数々の話題作を生み出してきた豊田利晃監督が、自身のライフワークともいえる土地・小笠原諸島を舞台に描き、連日満員御礼となった舞台『怪獣の教え』を、東京で再び上演する。
『怪獣の教え』は、演劇と生のライヴ演奏とリアルタイムで映し出される映像が融合した新感覚エンタテインメント"ライブシネマ"。登場人物は三人だけで、巨匠マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説を映画化した『沈黙』など話題作への出演が続く俳優・窪塚洋介、鬼才たちに愛される演技派・渋川清彦、モデル・女優として活躍する個性派・太田莉菜が競演する。
音楽を担当するのは、中村達也(Dr)、ヤマジカズヒデ(Gt)、青木ケイタ(SAX&FL)によるスペシャル・ユニット、TWIN TAIL。また、オーストラリア先住民族の管楽器ディジュリドゥ奏者のGOMAも参加する。
同舞台に寄せられた主な著名人のコメントは下記の通り。
行定勲
俳優たちの視界には確かに小笠原の原始的な風景が広がっていた。観客はそれを実感しな がら、抗いたいが身動きさせない音圧と映像に底知れぬ恐怖を纏うことにる。映画とは違 う豊田の新しい世界を観た。
板尾創路
子供の頃からずっと見たかった怪獣がやっと見れた! 大きくて恐ろしくて踏み潰されそうになった! 無防備に観る事を許されない舞台だった!
瑛太
初演を観ました。また怪獣たちが私たちを現実から遠ざけ、目に余る光景に背かず、五感 が擦り切れるのをただ味わいたい。
東出昌大
激烈な映像と音の衝撃に、舞台に抱く陳腐な常識の敗北を知る。血を沸かし、肉を狂わせ 乱舞する名演は、帰路に就いた我々の口を噤んだ。あの世界に再び立ち会える事を、心から嬉しく思う。
生のライヴ演奏と共に楽しむ新感覚の舞台、この機会に体感してみては。
『怪獣の教え』
演出・脚本・映像:豊田利晃
出演:窪塚洋介 渋川清彦 太田莉菜
音楽:TWIN TAIL 中村達也(Dr) ヤマジカズヒデ(Gt) 青木ケイタ(SAX&FL)
上演期間:2016年9月21日(水)〜2016年9月25日(日)
会場:Zepp ブルーシアター六本木
http://kaijuno-oshie.com
Text by Sahoko Yamazaki (RSJ)
http://www.rollingstonejapan.com/articles/detail/26663

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【書評】『北海道が危ない!』砂澤陣著 「アイヌ利権」告発の書

2016-09-21 | アイヌ民族関連
産経ニュース 2016.9.18 13:30更新
 世界的彫刻家・砂澤ビッキの息子でアイヌ系日本人の著者が、北海道の「アイヌ利権」を告発した書である。
 著者を駆り立てたのは、最大のアイヌ団体である北海道アイヌ協会の行為が《弱者の自立心を奪い、補助金漬けにしながら、彼らを利用し、「まだまだ差別が存在する」と弱者利権を貪(むさぼ)っている》という憤りである。かつ、こうした「不正」を監視し、ただすべき行政やメディアは、アイヌ協会と事を構えるのを避け、「不正」に目を向けようとしないという。一次資料に裏付けられた数々の事例には唖然(あぜん)とさせられる。(育鵬社・1500円+税)
http://www.sankei.com/life/news/160918/lif1609180023-n1.html

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ユネスコ本部で縄文PRへ 北海道、世界遺産登録目指し

2016-09-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/18 05:00、09/18 08:04 更新
 「 北海道・北東北の縄文遺跡群 」の 世界文化遺産 登録を目指す道は10月17~21日、フランス・パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で、北海道を中心とした縄文文化を紹介するブースを設ける。道内唯一の国宝、 中空土偶 「カックウ」のレプリカやパネルを展示。道職員3人を派遣して情報収集などを行う。
 道によると、ユネスコ本部内で北海道の縄文文化を紹介するのは初めて。ブースは広さ12平方メートルで、一般公開も行う。レプリカなどを展示するほか、縄文文化からアイヌ文化に至る北海道独自の歴史を伝える冊子も配る。紹介映像も上映する予定だ。
 今回の展示は、ユネスコが「創造都市」に認定している都市からなる創造都市国際交流実行委員会による日本文化紹介事業の一環。派遣される道縄文 世界遺産 推進室の阿部千春特別研究員は「縄文文化の価値と魅力を、世界遺産登録本部の場で訴えたい」と話している。
 北海道・北東北の縄文遺跡群は、北海道、青森、秋田、岩手の17遺跡で構成され、4道県で世界文化遺産登録を目指している。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0317491.html


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台湾の政府高官ら白老アイヌ民博視察 交流の発展に期待

2016-09-21 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 9/17)

アイヌ民族博物館を訪れたイチャン・パルー主任委員(中央)
 台湾の原住民政策担当大臣に当たる原住民族委員会のイチャン・パルー主任委員(56)ら政府高官の視察団4人が15日、白老町のアイヌ民族博物館を表敬訪問した。関係者によると、昨年11月の国立文化公園「台湾行政院原住民文化園区」とアイヌ民博との協定締結以降、台湾政府関係者の来館は初めて。イチャン主任委員は今後の相互交流に意欲を示すとともに、「2024年には台湾初の国立原住民博物館ができる。その時にもさらに交流を深めたい」と期待を寄せた。
 アイヌ民族博物館の野本勝信代表理事や野本正博館長、戸田安彦白老町長、白老日台親善協会の山本浩平会長ら地元関係者が笑顔で出迎え。台北駐日経済文化代表処札幌分処の陳桎宏処長も表敬に合わせて来町した。
 視察では、20年にポロト湖畔に開設するアイヌ文化復興のナショナルセンター「民族共生象徴空間」の説明や館内展示品の紹介、歓迎の古式舞踊などが披露された。
 イチャン主任委員は「初めて北海道に来たが、熱烈な歓迎を受けて感激している。昨年11月に原住民委員会に属する文化園区とアイヌ民族博物館が交流提携を結んだが、その気持ちを持ちながら来ることができてうれしい。24年に台湾の国立原住民博物館ができた時にも交流を深めたい」と述べた。
 視察団は16日に平取町を訪れ、アイヌ文化施設などを表敬訪問した。
http://www.tomamin.co.jp/20160942694

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アイヌ工芸作品展 苫小牧市美術博物館で始まる

2016-09-21 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 9/17)

美しいアイヌ刺しゅうを堪能できる
 苫小牧市美術博物館の企画展「2016年度アイヌ工芸作品展 イカラカラ アイヌ刺繍(ししゅう)の世界」が17日、同館で始まった。国内で確認されている中で最古の「アットゥシ」(衣装)をはじめ150点を展示、アイヌ刺しゅうの美しさを堪能できる。国宝の伊能忠敬直筆の北海道地図の下図なども道内初公開している。11月3日まで。
 同館とアイヌ文化振興・研究推進機構主催。植物から採取した繊維や毛皮、魚革、交易で入手した木綿や絹など多様な素材を用い、美しい刺しゅうを施した18世紀~現代に至るアイヌ民族の衣服や装身具の数々を紹介。目玉の一つとして、国内最古とされる樹皮繊維で作られた「アットゥシ」を展示。江戸時代に蝦夷地(北海道)に2度訪れた常陸国(現在の茨城県)出身の北方探検家、木村謙次(1752―1811)が1799年に収集したもので、現代には受け継がれていない刺しゅう技法が見られるのが特長。
 道内で初公開の国宝、重要文化財も5点展示。担当の宮地鼓学芸員は「本州からも多くの資料を借り、非常にバリエーションに富んだ内容。北海道だけではなく珍しい樺太アイヌや千島アイヌの資料もあり、美的センスの高さや美意識に触れてほしい」と話している。
 前期(~10月10日)、後期(10月12日~11月3日)で一部を入れ替える。一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料。月曜休館(19日と10月10日は開館し翌日休館)。午前9時半~午後5時。
http://www.tomamin.co.jp/20160942668


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森林再生に取り組む中米グアテマラの先住民族ら(映像)

2016-09-21 | 先住民族関連
ニフティニュース-2016年09月17日 17時03分

【9月17日 AFP】中米グアテマラ西部の町では、環境保全のため先住民族の女性たちによる団体「El Quetzal」が森の中へ分け入ってマツの種子や在来種を集め、地元の市場に販売して森林再生を促進している。5年間の活動を経て、El Quetzalは独自の種苗店を持つまでに成長した。映像は、グアテマラ市(Guatemala City)から約217キロメートル西のケサルテナンゴ(Quetzaltenango)のカホラ(Cajola)にある同団体の種苗店。8日撮影。(c)AFP/AFPBB News
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12103-69945/


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URBAN RESEARCH DOORS虎ノ門店でブラジルの食と雑貨のワーク ...

2016-09-21 | 先住民族関連
メガブラジル-2016/09/15

セレクトショップのURBAN RESEARCH DOORS虎ノ門店では、TGF WORKSHOP CARAVANの一環として、ブラジルの食文化や雑貨についてのトークショー形式のワークショップを9月24日(土)に開催する。
URBAN RESEARCH DOORSが全国店舗にて開催する「TGF WORKSHOP CARAVAN」は、毎年1度、夏の終わりに開催されるワークショップ企画。
セレクトショップURBAN RESEARCH DOORSは、アパレルを軸に、器や生活雑貨、家具、書籍、グロッサリーに至るまでの”モノを通して「伝える」”ことを大切に、暮らしの提案を行っている。
「TGF WORKSHOP CARAVAN」は、「伝える」ことにプラスして、ワークショップを通じて、暮らしを心地よくする「小さな気づき」を届けようという試み。
「普段、無意識に接しているものに意識を向けてみる。これまで出会ったこと無いおいしさに触れる。素材の質感を感じる。ものの出来るまでの過程を知る。その”体験”はきっと日常の暮らしを少し豊かにしてくれます」(URBAN RESEARCH DOORS)
「おいしいブラジルワークショップ」では、豊かな自然が育む多様な動植物が食文化や雑貨、ファッションなどに生かされているブラジルのライフスタイルを、ブラジルの食べものや飲みものをあじわいながらスライドで紹介する。
ブラジル直輸入のクラフトビール「アマゾンビール」4種類を飲み比べでは、プリプリオッカなどビールの原材料となっているアマゾン特産の植物などの解説を通して、ブラジルにおける自然との共生と持続可能な経済発展との両立の試みを紹介する。
また、URBAN RESEARCH DOORS全店でも人気のTINY GARDEN FOODSのレトルトカレーが、ムケッカをイメージしたココナッツ味、ブラジルの食卓に欠かせないファロッファ添え、など、ブラジル風にアレンジして用意される予定。
ファロッファは、マンジョッカ芋(キャッサバ芋)から作られるファリーニャと呼ばれる粉を味付けして炒った、つけあわせの食べ物。マンジョッカ芋は先住民にとっても重要な栄養源だった。今イベントでは、ブラジルのバイーア州産のファリーニャを使用。ブラジルにおける先住民族文化の、現在の都市生活への溶け込み方や、広大な大地を持つブラジルの、地方の特産品のポテンシャルなどを、実際に味わいながら紹介する。
講師はmega brasil編集長で「おいしいブラジル」の著者、麻生雅人。
「おいしいブラジルワークショップ」
開催店舗:URBAN RESEARCH DOORS 虎ノ門店
開催日程:9月24日(土)
開催時間:午前の部 11:30〜13:30/午後の部 15:00~17:00 定員 各回24名
参加費:税抜 2,500円
http://www.urdoors.com/workshops/
(文/加藤元庸、写真提供/URBAN RESEARCH)
写真はワークショップのスライドトークの一部。オオハシの一種トゥッカーノをかたどった雑貨とヤギの木彫り
http://megabrasil.jp/20160916_31667/


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ネパール先住民支援 ネパール名持つ県立高教諭、支援26年 交流で育んだ「心の財産」 /滋賀

2016-09-21 | 先住民族関連
毎日新聞2016年9月15日 地方版

 始まりは「ヒマラヤを見て授業がしたい」だった。青年海外協力隊員として偶然派遣されたネパール南部の先住民族の厳しい境遇に胸を痛め、この四半世紀、支援を続ける高校教諭がいる。先月の休暇中も現地を訪ね、長年の交流を「一番大切な心の財産」と呼ぶ。【エリア編集委員・大澤重人】
 県立大津清陵高馬場分校の左近健一郎教諭(55)=栗東市。教員になった1984年、指導に悩んでいた。ある日、電車で「青年海外協力隊員募集」のつり広告を見た。ケニアで教える、自身と同じ理数科教員が紹介されていた。「これや」
 理数科教育法や語学力審査、面接などを受け合格。登山が好きだったことから、ネパールを志望し希望が通った。しかし北アルプスで転落して大けがをして辞退。数年後に再挑戦し、念願の派遣となった。
 ネパールが絶対王政から立憲君主制に変わり、民主化された年だった。当時29歳。ネパール語を4カ月学んで90年8月、先住民のタルー族が住むデウクリ地区へ着任した。インド国境沿いの南部タライ平野の穀倉地帯だ。バル・ジャナタ中高で、日本の中2、3年に相当する生徒に理科と数学を教えた。
ネパール・デウクリ地区
 独特の形状のデバナガリという文字で板書してネパール語で話しかけるが、生徒が「先生の発音は全然わからん」。国語の先生に習うとともに、必要に迫られ使っているうちに1カ月後には自然に話せるようになった。
 数学はインドの影響を受け、驚くほど高度な内容もあった。しかし、暗記教育が横行し、解法を丸暗記するので、試験で数字を変えると答えられなかった。「応用できる教育に変えなあかん」。今は小学教諭が協力隊員として派遣されている。
 標高8848メートルのエベレストを擁するネパールだが、現地は100メートルほど。亜熱帯で雪も降らない。郵便局の2階で下宿。ナイーブで素朴、ピスターリ(のんびり、ゆっくり)のタルー族の人柄にひかれていく。
 また、別の民族が住む中間山岳地帯にも派遣され、40日間合宿し、約40人の小学校教員に指導法を教えた。
 多民族国家の同国で、タルー族(約180万人)は全人口の6・6%。長年をかけてタライ平野で農地を開拓し、マラリアを根絶すると、上級カーストのインド・アーリア系民族が移住してきた。
 「土地をだまし取られた」。各家庭を回ると何度も聞かされた。ネパール語の読み書きができない住人たちだ。貧困家庭では、地主らに売られる10歳未満のカムラリ(債務奉公少女)もいた。憤りを感じた。
 女性の自立を支援するため、赴任先の校長や同僚らがタルー族福祉委員会を結成した。
 任期の2年が終わり92年7月に帰国したが、12月に再び現地へ。委員会を手伝うためだ。以来、年に2回、現地を訪ね、8〜14日間滞在する。委員会が始めた夜間の識字学級や裁縫の職業訓練などの運営を支えている。「あっという間の四半世紀でした。信頼できる友人が現地にでき、私も信頼してもらえるから続いているのだと肝に銘じたい」
 左近さんはネパール名を持つ。「プレーム・バハドゥール・ライ」。今では親友となった同僚らから赴任時に授けられた。「愛する、優れた勇者」を意味する。
識字学級で「名前書けた」
 ネパールの15歳以上の識字率は男71・6%、女44・5%(2012年)。貧困層の多いタルー族はさらに低いとみられる。学校にも行かず、農作業や家事をする女性が目立つ。読み書きや計算力が生きる力となる。
 タルー族福祉委員会の識字学級で学んだ女性は「名前を書けるようになってうれしい。恥ずかしいという気持ちがなくなったし、計算もできるようになった」と喜んだ。夫に先立たれた2児の母親(24)は裁縫訓練に通い、「苦しい人生を幸せな人生にかえていきたい」と話した。
 識字学級は延べ1万6000人が学び、職業訓練は延べ1000人が受講。日本からの支援が頼みの綱だ。問い合わせは、委員会の日本事務局を務める左近さん(077・551・0574)へ。
 ■ことば
青年海外協力隊
 国際協力機構(JICA)が1965年から海外に派遣しているボランティア制度。今夏、「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞を受けた。原則2年間、教育や農林水産、医療などの分野で活動する。今年6月末までに88カ国に4万1604人(うち滋賀県は409人)が派遣されている。20〜39歳の男女を対象に年2回募集。秋募集の説明会が10月16日午後2時半、草津市野路1のフェリエ南草津で。問い合わせはJICA滋賀デスク(077・526・0931)へ。
http://mainichi.jp/articles/20160915/ddl/k25/040/496000c

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「メキシこけし」展 ユニーク 東北の木地+メキシコで絵付け 福島 /福島

2016-09-21 | 先住民族関連
毎日新聞2016年9月15日 地方版

 東北6県の伝統こけし工人が作った木地に、メキシコの先住民族が独自の技術で絵付けをした「メキシこけし」を展示する「世界をかけめぐるこけしMEXiKOKESHi」が、福島市荒井の西田記念館で開かれている。東日本大震災からの復興を願う色鮮やかなこけし約110点が展示されており、訪れた人を楽しませている。
 「メキシこけし」は、宮城県出身でメキシコ政府観光局に勤める志田朝美さん(35)が考案し、2011年冬から制作がスタート。木地を東北からいったんメキシコに送り、現地の親日家に絵付けをしてもらっている。
 志田さんは、東日本大震災で東北のこけし工房が壊れたり、観光客の減少でこけしの売り上げが落ちたりしていることを知り「こけしの魅力を国内外に広め、職人を支援したい」とメキシこけし作りを思い立ったという。
 記念館には、赤や青など原色系のビーズをあしらったり、ヤシの葉を編んで巻き付けたりしたこけしのほか、木地全体に細かい花模様があしらわれたものなどユニークな作品が多数、並んでいる。
 学芸員の相原聡子さん(36)は「メキシコの文化を通して、こけしの良さを再発見してほしい」と話した。
 11月30日まで。午前9時〜午後5時(30日は正午まで)。入館料は大人300円、中学生以下無料。問い合わせは記念館(電話024・593・0639)まで。【高井瞳】
http://mainichi.jp/articles/20160915/ddl/k07/040/005000c

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田中美術館で「棟方志功」展開幕 井原、独自世界がファン魅了

2016-09-17 | アイヌ民族関連
山陽新聞 (2016年09月16日 21時51分 更新)

棟方の作品に見入る美術ファンら
 版画家・棟方志功(1903~75年)を紹介する井原市立田中美術館(同市井原町)の特別展「棟方志功―平櫛田中を『先醒(せんせい)』と呼んだ板画家」(山陽新聞社共催)が16日、同美術館で開幕。訪れた美術ファンが、棟方の作風を特徴づける勢いのある線や面、ふくよかな女性像を描いた作品などを堪能している。
 棟方は青森県に生まれ、自作を「板画」と称した。木に生命の息吹を宿らせる制作姿勢を、自らに先んじて貫いた先輩として、井原市出身の彫刻家・平櫛田中(1872~1979年)を「先醒」と呼び、親交を深めた。作品や書を贈り合ったほか、棟方は田中100歳の祝いに駆けつけ、田中も棟方の個展をたびたび訪ねている。
 会場には棟方の女人像、神仏や自然、文学をテーマにした版画や絵画、交流のあった芸術家の作品など約100点を展示。棟方が田中の文化勲章受章を記念して制作した版画「二菩薩(ぼさつ)釈迦(しゃか)十大弟子」全12枚、アイヌの祭りに着想を得た幅7メートル、高さ2メートルの大作「花矢の柵」などが並んでいる。
 総社市の男性(80)は「作品から、がむしゃらに版木と向き合う棟方の心が感じられるようです」と話していた。
 会期は11月6日まで。前期(10月10日まで)、後期(同12日から)で一部展示替えがある。月曜(祝日の場合は翌日)休館。
http://www.sanyonews.jp/article/416701


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