苫小牧民報 (2016年 9/20)
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ニジマスを捕まえた親子
白老町のポロト湖畔特設会場で17、18の両日、「しらおいチェプ祭」(実行委員会主催)が開かれ、多くの来場者でにぎわった。2020年開設の民族共生象徴空間が来年度に着工することから、同会場での開催は今回が最後。町内外から家族連れなどが続々と駆け付け、アイヌ伝統料理やサケにちなんだイベントなどを楽しんだ。
サケ漁の豊漁と安全を祈願する催事で、多くの人にアイヌ文化への理解を深めてもらおうと毎年開かれている。会場では2日間、サケにまつわるイベントなどが行われ、浜値で販売した秋サケはいずれも午前中に完売。アイヌ伝統料理コーナーでは、サケを串焼きにしたチマチェプや素朴な味わいのオハウ(塩汁)が人気を集めた。
2日目に行われたニジマスのつかみ取りでは、子どもたちが水槽内を逃げ惑う魚を追いかけて大騒ぎ。サケが当たるくじ引きは両日とも100人以上が順番待ちの列をつくり、アイヌ民族の伝統的な漁法マレク漁体験も喜ばれた。
会場内には、アイヌ文様の刺しゅうや民族楽器のムックリ製作といった工芸品制作体験コーナーも設置。アイヌ民族博物館の職員などが分かりやすく説明し、参加者も笑顔を見せていた。
白老アイヌ協会の新井田幹夫会長は、にぎわいを見せる会場に「会員などの協力の下で準備を進めてきた。多くの人に来場していただくことができてうれしい」などと笑顔で話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20160942768
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ニジマスを捕まえた親子
白老町のポロト湖畔特設会場で17、18の両日、「しらおいチェプ祭」(実行委員会主催)が開かれ、多くの来場者でにぎわった。2020年開設の民族共生象徴空間が来年度に着工することから、同会場での開催は今回が最後。町内外から家族連れなどが続々と駆け付け、アイヌ伝統料理やサケにちなんだイベントなどを楽しんだ。
サケ漁の豊漁と安全を祈願する催事で、多くの人にアイヌ文化への理解を深めてもらおうと毎年開かれている。会場では2日間、サケにまつわるイベントなどが行われ、浜値で販売した秋サケはいずれも午前中に完売。アイヌ伝統料理コーナーでは、サケを串焼きにしたチマチェプや素朴な味わいのオハウ(塩汁)が人気を集めた。
2日目に行われたニジマスのつかみ取りでは、子どもたちが水槽内を逃げ惑う魚を追いかけて大騒ぎ。サケが当たるくじ引きは両日とも100人以上が順番待ちの列をつくり、アイヌ民族の伝統的な漁法マレク漁体験も喜ばれた。
会場内には、アイヌ文様の刺しゅうや民族楽器のムックリ製作といった工芸品制作体験コーナーも設置。アイヌ民族博物館の職員などが分かりやすく説明し、参加者も笑顔を見せていた。
白老アイヌ協会の新井田幹夫会長は、にぎわいを見せる会場に「会員などの協力の下で準備を進めてきた。多くの人に来場していただくことができてうれしい」などと笑顔で話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20160942768