特にコンテストではアメリカの局とリズミカルな交信を好む局が多いのです。
それは
パイルでの日本の局とアメリカの局の呼び方の大きな違いで
多くのアメリカの局は自分のコールサインをハッキリと一回「ワンコール」です。
それに比べて日本では自分のコールサインを数回繰り返す局が多い様です。
早く取って貰おうと数回繰り返しても、その方法がずば抜けて効果的ではありません。
呼ばれる側は、例え強い信号でも、コールサインを繰り返している間に、弱くても、信号の隙間に他の局と交信を始めています。
すると何度も繰り返す局は、既に他の局と交信が始まっている事に気づかずに、さらに、繰り返して呼び始めます。それは混信にしかなり得ません。
CWの場合にはフルブレークイン又はブレークインのディレイタイムを短く設定してで送信すると、自分の送信中に符号と符号の切れ間に相手が誰かに応答していないかどうかを聞きとれます。これも効果的です。
もし、ワンコールで完全にコピーできなければ、相手はもう一度?と言うか?と返します。その時には2回位繰り返すと良いでしょう。
非効率的
JF6YME JF6YME JF6YME
短く中断
JF6YME JF6YME JF6YME
でなくて
効率的
JF6YME
空気を読んで中断
JF6YME
空気を読んで中断
JF6YME
とこんな呼び方に変わると、国内QSOも効率的な交信が出来ると思うのですが
「ゆっくりとラグチューが目的」であれば、この方法限らずであり、パイルにも参加されないとは思いますが
簡潔な呼出しや交信を習慣付けることは、非常時の交信にも役立つのではないでしょうか?