JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

RTTYでSO2R

2020-09-25 05:41:00 | アマチュア無線
今週末はCQ WW RTTY Contest
これに合わせてRTTYのSO2Rを構築してみました。u2Rの様な一般的なSO2R専用のインターフェースがないとゼロから構築だと面倒そうですが、これがあれば割と簡単に構築できることが分かりました。
加えてサウンドカードが2枚必要です。2CH搭載のサウンドカードだと1枚でも出来るとも聞きますが試していませんので詳細は不明です。


大雑把な構成で詳細な設定は省略します。SO2Rの動きを制御するのはu2Rです。サウンドカードに関して1枚はPC内臓、それともう一枚は外付けのUSBオーディオアダプタ、これは高性能に越したことはないのでしょうが、通販で1000円ちょっとで買えるのを使っています。
最近のリグはUSBオーディオ搭載もありますので、その場合にはUSBオーディオの追加は不要ですのでさらに簡単に

ロギングソフトはN1MMでRTTYのエンジンはMMTTYを使います。MMTTYを2セット、フォルダーを分けてインストールします。(既にインストールしてあれば、このフォルダーを丸ごとコピーして、適当に別のフォルダーに貼り付けるだけです。例えばRTTY SO2Rとか適当なフォルダー名にして)

あとはN1MMの設定でRIG1 RIG2にそれぞれのMMTTYのエンジンを指定します。

これでN1MMを立上て、RIG1 RIG2のログ入力画面でそれぞれのデジタルデジタルインターフェースの窓を開くと2画面現れます。これでRIGからの信号が流れているのが確認できれば、受信はOKです。これに加えてu2Rの設定も必要です。

上手く機能しているのかの試し方は、RIG1 RIG2を同じバンド周波数に設定して、Dueling CQモードにして、交互にCQを出して反対側の窓で受信できていれば正常です。注それぞれのリグにはダミーロード等を接続して最小限の出力で

ここまでやるとSO2Rが実現できます。前提として既にSO2Rを実践していないと、難しく感じるかもしれません。

私の場合、キーボードを2枚それぞれのリグに指定していますので、実際の運用でRIG1で呼びたい局がいればそのリグに対応するキーボードのINSキーを叩けば、相手のコールサインを自動的に取り込んで呼び始めます。ログインはEnterで終了です。

またRIG1でCQ出しながらRIG2で新しい局を探して、見つけたら同様にRIG2に指定したキーボードのINSキーを叩くだけでコールサインを取込んで呼び始めます。この時に大切なのはその瞬間RIG1のCQは自動的に止まるので、同時に2波送信することはありません。

初めて構築してみましたので実際の運用でどうなるのかわかりませんが、今週末のコンテストで実践してみます。

これはデモでDueling CQの一部です。
https://youtu.be/Kl6vt1XMfBw

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