私は、コンテスト以外の通常の交信でもコンテスト用ロギングソフトのN1MMを使っています。一番の理由はパドルを使って軽快にCWを打てないからです。コンユーターロギングが流行る前は、パドルを使っていましたので、多少は打てたのですが、訂正符号の連続でした......
なので、今はパドルは一切使わずに、通常の交信でも、チャットモードでキーボードを叩いてCWを送出しています。30WPM前後であれば、全く問題ありません。
1月からのWRTCにもそのままN1MMを使っていました。便利なのは、バンドマップにコールサインが現れるので、そこをクリックすると、リグの周波数はそこに飛びますので、聞こえれば一瞬で呼びに回るだけです。このバンドマップの情報は日本のみでは無く、ワールドワイドの情報ですので、日本の局がDXに気付いてスポットする前に、欲しいDXが運用していることに気付くことが出来るので、日本からのパイルが始まる前に、交信が可能になります。CTESTWINでも同じことが出来ると思いますよ。
こんなことを言うと、よく言われるのは「海外のスポットを見ていても聞こえないでしょ?」これは間違いでもなく正しくもなく、割と聞こえるのです。例えば、今の時間、このバンドだと、どこの地域が聞こえるかはある程度想像できますので、その知識を元に、聞いてみることです。
それで、この機能は、例えば日本を代表する?ハムログにはなかったと思いますので、多くの局は、ネット上のクラスターの画面を見ているか?ダイヤルを回している(最近は稀かも)かだと思います。クラスターには同じ局の情報が重複して現れますので、多くの運用情報が混在して、欲しいDXに気付きに難い時があると思います。欲しいDXを日本の局がスポットしているのを見つけたら、次に、リグに手を伸ばしてバンドを変えてダイヤルを回す作業があります。この間に、他の局は呼び始めているので、実際に呼び始めるは、パイルが大きくなってからになるかもしれません。
日本のソフトでもDX仕様、または海外のlogger32等はスポットとログとリグが連動しますので、コンテスト用ロギングソフトと同じ様な使い方が出来ます。
1月からのWRTCでも割と早く新しい局を見つけることが出来、パイルが大きくなる前に交信を済ませることが出来ました。