JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

Dunestar triplexerの修理

2020-05-24 18:55:00 | アマチュア無線
20m/15/10m用トリプレクサーはVA6AMタイプで完成して問題なく働いているので、特に必要ではなかったのですがオークションにDunestarのtriplexerが出ていたので、比較になればと、落札したのですが10mの通過SWRが悪くて共振点が29MHz以上にずれていました。

それでCの値を変更すれば共振点も変わるだろうと蓋を開けたら一度燃え尽きたようで、リード線タイプのセラミックコンデンサに交換してありました。それで同等の3KV耐圧のセラミックコンデンサをオークションで落としました。

幾つかの組み合わせで28MHzバンド内に調整できました。ところが5Wだと問題ないのですが100W入れると一瞬で昇天します。困ったな~と何度か交換してみましたが、症状は変わらず、3KV耐圧がまゆつばもんだったのか?耐電圧ではなく、電流を流せるCでないとダメなのか?

そうこう考えているときに同軸のCの代用を思いついたら丁度10cm程度で10pfオリジナルは9pfなので、これは行けるぞと、取り付けてカット&カットで切り詰めて3回切り過ぎて、上手く28MHz帯に入りました。当然ですがアナライザーで見ていると共振点の変化が面白いように分かります。

これで祈りながら100W入れたら何事も無かったようにSWRも安定しています。

これで使えるようになりました。ただVA6AMと比べるとフィルターの段数が1段と少ないので、BPFを追加して実戦で使用するか1本のアンテナで20m15m10mと複数のSDRを使っての同時受信用には使えるでしょう
Dunestarが28MHzだけハイパワー仕様になりました。笑







回路はQSTでも紹介されていました。
記事では最初のBPF1段のシンプルな回路です。

http://k0zr.com/wp-content/uploads/2017/12/Triplexer-Analysis-Improved.pdf



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