JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

160m 80m バンド 周波数拡大 告示

2020-04-21 14:05:00 | アマチュア無線
本日の官報で160m及び80mの周波数拡大が告示されました。
拡大に至るまでに多くのアマチュア個人、団体が行政に対して要望を伝え続けて、またこれらのバンドの使用状況の調査等を実施し、そのデータを行政に示すこともされてきました。拡大決定は、これが全てではないにしろ、この様な活動があって実現に至ったと思っています。

この間、JARLは積極的な交渉、活動は殆ど行わず、どのような交渉や要望が行われたかは会員に公開された記録にも残っていません。本当にやったの?と疑問に感じるだけです。「私がやりました」とでも言わんばかりの手柄の横取り?とも思われるような、昨年たった1回の要望書提出が決め手だったような報告には驚くばかりです。体制が変わらなければ今後もアマチュア無線に関する制度の見直し等の行政への交渉は期待できないでしょう。

拡大が決まったことはアマチュア無線家にとってありがたい事ですが、これまでの経緯、背景を少しでも知っていただきたくて、投稿しました。

https://kanpou.npb.go.jp/20200421/20200421g00084/20200421g000840007f.html



拡大に向けて長い事活動されてきたOMとのメールのやりとりで
「(実現できたのは)みんなの協力があったから、私は最初のお線香の一本にすぎません」
とおっしゃっていました。
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14/21/28MHz Triplexer 製作

2020-04-15 08:10:00 | アマチュア無線
先日のBPFに引き続き14/21/28MHz用のTriplexerの製作をお願いしています。
これはTA-33jr(古い!)の様な3バンド若しくは2バンド対応のアンテナを1本の同軸でシャックへ引き込み、そこでこのトリプレクサーを使用して14MHz/21MHz/28MHzに分配し、複数のバンドで同時の送受信を行う機材です。144MHz/430MHzのデュプレクサーと同じ発想です。

例えばSO2Rでやる場合に、トライバンドのアンテナを使って2台のリグの分配しそれぞれ異なったバンドで同時に送受信を実現するものです。これだけでは被りもあるので、リグのアンテナの入り口には既に製作済のそれぞれバンドパスフィルターを挿入して影響を低減します。

製作工程の一部の画像と一つのバンドの特性図です。これもVA6AMのキットです。
BPFもですが、連続送信でのコアの温度上昇があるかも検証しています。

調整には今流行のVNAを使用していますが、全周波数を通して通過ロスがあるように測定結果が出ていますが、これは設定の問題なのか?このVNAの特性なのか?これから検証です。

私が工作している?いいえ、全てJG6YLYのオーナーのプロにお願いしています。
私は広報担当官としてこんな良いものが出来ています!と自慢しているだけです(笑)

BPFやTriplexerを検討されているようでしたら、参考になれば幸いです。






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6m OCシーズン そろそろ?

2020-04-14 07:32:00 | アマチュア無線
昨夕はうちから40km離れたところでVKが6mFT8でレポートされていましたね。私の214Cでは見えなかったが、このところ外出中はコンディション把握で10mFT8をモニタしてPSK repoterに流しています。そろそろ6mにシフトか?
コンテストシーズンが終わったら本物の6m用アンテナを上げないと14/21MHZ 4eleでEUとガンガンやったら申し訳ない(笑)SWR-1.2程度です。AFA-40も40m以外の幾つかのバンドで出れるので有名ですがクリエートは面白いアンテナを作ってくれますね
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JIDX contestに参加しました。

2020-04-13 06:45:00 | アマチュア無線
先週は15mのFT8を見ていると北米、南米とのコンディションが良くなっている感じがありましたので15mシングルバンドでとも思ったのですが、安定の20mでスタートしました。とりあえず20mシングルバンドを意識して、他のバンドはマルチサービスに呼びに回る作戦で、出来高次第で参加部門を決める方向で。

スタート後のヨーロッパが快調で4時間位は楽しいが続きました。日付が変わる頃には300局超えていたのでこの時点で20mシングルバンドとほぼ決定するつもりでしたがGCEさんの途中経過を聞いて、既に離されていました。こんなものかと思っていたら翌朝にはさらに倍近く離されて、えっハイパワーかと思ったらローパワーでした。

ここから作戦変更で20mメインは変わらず、マルチバンドでのログ提出を意識して他のバンドでマルチを取りに回りました。朝の北米はコンディションなのか?参加局数が少ないのか、パットしません。この後は、夕方のヨーロッパの再来を期待してだらだらと近隣エリアと大洋州のマルチ探し

午後になって爆発的ではないけど近場のヨーロッパが聞こえ始めたのですが先日と打って変わってJIDXでなく聞こえるのはGCコンテストばかり、(GC良~さんではありません)、そこで40mにシフトしてランニングしてみましたが、40mの北米もさっぱり、ここでもう終わったかなと諦めて風呂に

これで終わりにするつもりでしたが、ヨーロッパの局がLPも良い様な事を言っていたのでLP方向でランニングを始めるとOHが1局呼んできました。このパスはトンガに居たときに同様にSPよりも南東方向からのヨーロッパでその延長線なのでしょう。20時頃からはアンテナ(214C)をヨーロッパのSP方向に向けてランニングしながら90度ずらしたRDPで40mで北米と近隣のマルチ探し、この時間帯はSO2Rらしいことが出来ました。

この頃からGCを超えて?また呼ばれる時間が始まりました。実はQILさんが20mで激しく呼ばれているのを見つけて、真似てみました。

終わってみれば楽しいコンテストでした。

ログの提出はホームページが整備されたようで流行りのweb受付になっていました。過去のアワードもPDFでダウンロードできるようになっていて知らなかった。
http://jidx.org/upload/uplog.html

IC-7700(100W) IC-7600 u2R(SO2R) N1MM
TA22jr,214C,40m-10mRDP



次はALL-JA contestです。

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BPFとTriplexerの製作

2020-04-06 17:37:00 | アマチュア無線
JG6YLYでの運用が本格化してきましたので局で使用する80m-10m用バンドパスフィルターと20m/15m/10m用トリプレクサーの製作を始めました。
(実際に製作にあたっているのでYLYのオーナーJA6BXA河喜多さんなのですがhi)

フィルターのパーツはキットとしてVA6AMから200W対応(エキサイタ用)を取り寄せました。BPFは基盤とセラミックコンデンサ、トロイダルコアのみでケースの加工とコアの巻線は自前です。
https://va6am.com/


一方トリプレクサーは同様に基板、セラミックコンデンサ、トロイダルコアですが、トロイダルコアには既にコイルが巻込んであります。

最初の関門?はコンデンサの値とパーツが一致せず?でしたが、幾つかのコンデンサを組合わせて近い値に組上げる方式でした。実際に組立て共振点やらノッチの部分を調整するにはコイルの調整だけではピタリと行かずに追加のセラミックコンデンサを調達しました。

調整は今流行のVNAを利用、これがすこぶる便利の様です。私は未だ触れていません。

出来上がった特性を見ると使用周波数帯でのSWR特性とロスの量は全く問題ない値に追い込んであります。またもう一つの特徴は使用するバンドの上下のバンドでのさらにノッチが効くように設計されていますので上下のバンドへの被りバンドからの被りの低減が期待できます。回路を真面目に見ていないのでこの原理が私自身はまだ分かっていません。

参考までに画像を幾つか掲載します。仕上がりが綺麗なのは制御回路のプロによる製作だからです。hi私はとても無理だ

コロナの影響でマルチオペではまだ投入していませんが、どれ位の効果があるのか、今から楽しみです。

ちなみに自作の楽しみは不要だけど、使いたい方は送料と製品の価格が高くなりますが完成品を購入がお勧めかもです。

後日、VNAの活用を含めてきちんとした製作記事でまとめて紹介するのもFBなのかと思っています。ここで紹介した製作途中の画像の掲載は製作者の許可を貰っています。














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