JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

BPFとTriplexerの製作

2020-04-06 17:37:00 | アマチュア無線
JG6YLYでの運用が本格化してきましたので局で使用する80m-10m用バンドパスフィルターと20m/15m/10m用トリプレクサーの製作を始めました。
(実際に製作にあたっているのでYLYのオーナーJA6BXA河喜多さんなのですがhi)

フィルターのパーツはキットとしてVA6AMから200W対応(エキサイタ用)を取り寄せました。BPFは基盤とセラミックコンデンサ、トロイダルコアのみでケースの加工とコアの巻線は自前です。
https://va6am.com/


一方トリプレクサーは同様に基板、セラミックコンデンサ、トロイダルコアですが、トロイダルコアには既にコイルが巻込んであります。

最初の関門?はコンデンサの値とパーツが一致せず?でしたが、幾つかのコンデンサを組合わせて近い値に組上げる方式でした。実際に組立て共振点やらノッチの部分を調整するにはコイルの調整だけではピタリと行かずに追加のセラミックコンデンサを調達しました。

調整は今流行のVNAを利用、これがすこぶる便利の様です。私は未だ触れていません。

出来上がった特性を見ると使用周波数帯でのSWR特性とロスの量は全く問題ない値に追い込んであります。またもう一つの特徴は使用するバンドの上下のバンドでのさらにノッチが効くように設計されていますので上下のバンドへの被りバンドからの被りの低減が期待できます。回路を真面目に見ていないのでこの原理が私自身はまだ分かっていません。

参考までに画像を幾つか掲載します。仕上がりが綺麗なのは制御回路のプロによる製作だからです。hi私はとても無理だ

コロナの影響でマルチオペではまだ投入していませんが、どれ位の効果があるのか、今から楽しみです。

ちなみに自作の楽しみは不要だけど、使いたい方は送料と製品の価格が高くなりますが完成品を購入がお勧めかもです。

後日、VNAの活用を含めてきちんとした製作記事でまとめて紹介するのもFBなのかと思っています。ここで紹介した製作途中の画像の掲載は製作者の許可を貰っています。














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変形カイトループの試作

2020-04-06 16:08:00 | アマチュア無線
ARRLの機関紙QST2019年7月号に掲載されていたカイトループアンテナに興味が沸いたので試作してみました。2019QST Antenna Design Competitionで入賞したアンテナです。
計算値で20mから12mまでは4dBiから6dBiとれるとある。

大雑把には全長18mで高さが7mで左右の広がりの部分は4mの頭でっかちの変形菱形のループの下部でオートチューナーを介して給電しています。この様な外観ですが特徴は水平偏波で打上角度は低めでDX向きだがノイズが少ない。寸法は記事を元に大まかな値にしました。使用帯域は20mから6mになります。

和歌山コンテストと長崎コンテストそれにSP DX CONTEST中に全長2mの14MHz用モービルホイップ(他に21MHz28MHもホイップと比較)と切替えて比較、それと、このカイトループの片側をオープンにしてロングワイヤーに変更し10m程度のラジアルを7本を接続したアンテナと比較してみました。

結果から言えば、モービルホイップよりはゲインがあってノイズが少ない(ホイップが多すぎた?)ラジアル不要なのと正方形の幅広いループではないので広いスペースが不要である、アンテナの特徴よりもオートチューナーを介しているので簡単に多バンドでの運用が可能になる。

ロングワイヤーに変更しての比較は同時に同じ信号を聞いていませんので正確ではありませんが、それほど変わらないような?ロングワイヤーの方は全長が長くなった分7MHzでストレスなしに使えるようになる。でもラジアルを展開するスペースが必要である。

記事では計算値で20mから12mまでは4dBiから6dBiあるが、あまりゲインが取れている実感がなく次回は半波長ダイポールとの比較が必要だと思いました。それと指向性はループ面ではなく前後のエレメントの前後に出るようだけど設置状態の都合で360度回転出来なかったのも検証不足部分です。







アンテナの実験に興味があるのか?訪問者


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