恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

白馬の王子様に狩られる

2006年01月28日 | 二輪/四輪車とか
大型二輪免許試験会場の下見と技術の向上のために、鮫洲の試験場へ参ります。
土日祝日の試験場は試験で使用するコースを開放しており、
1時間で2000円程度の使用料を支払えば試験コースを走らせていただけます。
車両こそ持込で、試験車両とは排気量が違うのですが、
何事もコースを把握しておかなければ、話になりませんので。
そんなわけで昼過ぎに退院したてのバイクに乗って鮫洲試験場へ。

この鮫洲の試験場へは前に電車で訪れたことはあったのですが、
バイクで向かうのは始めてでありまして、自宅前の新大橋通りを新橋まで走らせ、
途中で海岸通りに入っていけば試験場まではほぼ一本道。
簡単に辿り着くかなぁと思っていたら、途中でどうやら分岐を間違えてしまい、
試験場の先まで行き過ぎてしまったことに気がつきました。
受付開始時間も迫っており、さらには寒い中で1時間以上バイクに乗っていたので、
尿意を催してきてしまったこともあり、焦燥感に駆られてしまいました。
ま、何かが起きるというのはたいがいこういう時です。

対向車線のすぐ反対側に鮫洲試験場が見えていたので、
ちょいとUターンしていけばすぐに辿り着けるなぁと思った私は、
その通りの道路標識に「転回禁止」がないことをしっかりと確認した上でUターン。
ちょうどその時に私の真後ろに白バイがいたのですが、
別に疚しいことはしていないので、さして気にすることなくスルー。
私は試験場の方向に向けて走り出すと、ミラーに移る赤色灯が目に入りました。
ん、ひょっとして俺か、と思っていると同様にUターンしてきた白バイは、
けたたましいサイレンを鳴らして私に追尾してきました。
おいおいやっぱり俺なのか、と思っていると「前のバイク停まって下さ~い!」と。
私は逃げることなくちょうど試験場前にバイクを停めて白バイを待ちます。

その第一声、「知ってる?あそこUターン禁止だよ。」と。
んなアホな。しっかりと道路標識確認したはずなのに…。
私が「標識確認しましたが、どこにも書いてなかったですよ」
というと、あれ?といった感じでいそいそと道路の周辺を確認する白バイ隊員。
この人は軽く近視なのか、メガネを懐から取り出して食い入るように道路を見ます。
そして、「あ、あった!」と、道路上に書かれた消えかけの転回禁止ペイントを指摘。
私も標識がなかったと言い張れば何とかなるかなぁと思ってはいましたが、
いかに見えにくいとはいっても禁止の場所じゃ言い訳できません。
大人しく免許を差し出して違反切符を切られました。
ま、私はかねがねパトカーやら白バイに捕まる方がアホ、というスタンスなので、
今回はまったくもって私の不注意というほかありません。
1点減点と罰金6000円は悔しいですが、ここは諦めもつきます。
やはり心に焦りがあるとロクなことはありませんな。

安全運転を志して練習するためにやってきた試験場で検挙されるとは皮肉です。
ゴールド免許への夢はまたも遠のいてしまいました。
原付時代の二段階右折違反、二輪時代の乗車方法違反に続き、
かれこれ3度目の違反です。あーあ。

恐懼再拝。
コメント (3)
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