恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

今さら新ドラえもん

2006年01月14日 | 日記とか
バイト本格復帰第一日目です。
なぜか店開け担当になってしまったので、朝5時に起床。
おもむろにテレビをつけるとドラえもんの再放送がやっておりました。
すでにニューバージョンに切り替わった後のもので、
今さらながらに初めてしっかりと新・ドラえもんを丸々一話見たわけですが、
やっぱり長年親しんできた声のイメージがあるもので、
新しいドラえもんの声には違和感がありますわな。
今の小さい子達はこの声で慣れてしまえば、
先代の大山ドラえもんのほうが異端に感じるんだろうなぁと。
唯一違和感なく聞き取れたのはジャイアンの声ぐらいでしょうか。
のび太の先生の声も、耳に馴染んだあの声じゃないとダメです。
そんな端端まで気になってしまうのは、
小さいころからドラえもんを見て育ってきたっていうことの表われですかね。

そんな悲劇を表わすコピペが巷に出回っているので以下に引用します。

平日の昼下がり。
長年の激務から開放されたのぶ代は近所の公園で一人、のんびりとしていた。
夕暮れにさしかかった頃、砂場で遊ぶ一人の少年をみつける。
小学校低学年と見られるその少年は、小さい体に似合わない大きな黒ぶちの眼鏡をかけ、一人黙々と砂山を作る。
「おばちゃんもお手伝いしていいかな?」
少年はパッと顔をあげ、か細い声で
「うん・・いいよ」
と答えた。少年の横に座り、砂山に砂をかけていくのぶ代と少年。
「一人で遊んでるの?お友達とは遊ばないのかな?」
砂山にまっすぐ視線を向けたまま、少年は答える。
「僕・・・今日は友達と喧嘩しちゃったんだ・・あいつすっごい凶暴な奴でさ、気にいらないとすぐ僕の事殴るんだよ」
のぶ代は目を細めながら少年を見つめる。あぁ、君みたいな子を私はずっと知っているよ・・と。
「僕ちゃん、ドラえもんてアニメ知ってる?」
「知ってるよ。僕タケコプターが欲しいな。あれがあれば毎日遅刻なんかしないのに!」
「おばちゃんね、ドラえもんの物真似ができるんだよ」
「本当に?やってみせてよ!」
少年は初めて小さな笑顔を見せてくれた。
「・・・・・ノビ太くん、ジャイアンなんかに負けるな!僕がついてるよ・・!」
ふと見ると、少年の顔がうっすら雲っている。「おばちゃん・・・」
「ドラえもんの声は、そんな変なガラガラ声じゃないよ。全然にてないじゃないか。うそつき!」
砂山をぐしゃりと潰し、走り去っていく少年。のぶ代は何もいえなかった。
あたりは暗くなり始めていた。
「・・・・・・・・・・僕、ドラえもん・・・・・・」


ま、そんなこともあるようで。
ドラえもん見ててバイトに遅れそうになったのは失態というべきです。

恐懼再拝。
コメント (2)
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