恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

11/19(土) 第六回「大師匠噺」@お江戸両国亭

2016年11月19日 | 噺とか
冷たい雨の降りしきる土曜日、お江戸両国亭にいってきました。
第六回「大師匠噺」ということで、三遊亭天どん師と蜃気楼龍玉師が出演。
以前の第五回にも行ったことがあるのですが、改めて。
それぞれの大師匠のネタに挑むというのがこの会の趣旨だそうで。
あいにくの天気ながらも会場はほぼ満員の盛況でした。
天どん師のご贔屓には女性が多いなぁと改めて感じましたが。

龍 玉「ざる屋」
天どん「位牌屋」
<中入り>
天どん「ひとり相撲」
龍 玉「富久」

・龍玉師の「ざる屋」。寄席でもよく聞く機会の多い話です。
 福井での落語会のお話を枕にしていました。
 噺家さんにもいろんな事情があるのですね。

・下水工事による寝不足のエピソードを披露したのち「位牌屋」へ。
 なかなか聞く機会のない珍しい噺なんだそうで。
 先日の末廣亭で天どん師の「秋刀魚火事」を聞いていたので、
 またしてもケチな人が出てくる話かーと思ってしまいましたが、
 なるほどこういう展開なのね、という感じです。

・中入りを挟んで「ひとり相撲」。
 過去にも聞いたことがあるなー。
 サゲの前にストーリーを投票で決定する「参加型落語」

・「富久」は年の瀬の雰囲気を感じさせる噺ですね。
 1時間を超える熱演になりました。
 これを聞くと宝くじを買ってみるのもいいかな、とか思ってしまいます。
 家が火事になるのは勘弁ですが・・・。

恐懼謹言。
コメント
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