恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

10/18(水)落語一之輔四夜 第一夜

2017年10月19日 | 噺とか
よみうり大手町ホールでの落語会です。
抽選販売で前のほうの席が当たるという幸運に恵まれたことに感謝。
春風亭一之輔師匠が毎年、ネタおろしの話を披露するという会で、
今年で4年目を迎えるのだそうな。
ここのところの気温の変化が激しく、一之輔師匠の声の調子もいまいち、
ということでしたが、終わってみればそんなことすら忘れさせられる一夜になりました。

ぴっかり☆「権助提灯」
一之輔「代書屋」
一之輔「子別れ」
-仲入り-
おしどり「音曲漫才」
一之輔「猫の災難」

・ぴっかり☆さん、日曜日に独演会に行ったばかり。
 ゲストが誰だか事前に明かされていなかったので、びっくり。
 前回は新作メインだったので、今回の古典が安心して聴けるような。
 一之輔師匠の会でありながら、やはり華がありますねぇ。

・一之輔師匠「代書屋」ですが、ここのところ権太楼師匠で聞くことが多かったので、
 かえって新鮮に聞くことができました。
 途中で切らずに最後まで。
 いやー、安定の面白さ。

・続いての「子別れ」。
 ネタおろしの作品をトリに持ってくるのは不安がある、
 なんていうことをおっしゃってましたので、
 聞かせる噺をここで聞かせておこうということなんでしょうか。
 いやいや、これもよかった。

・トリネタは「猫の災難」でした。
 このネタも何度か聞いていますが、やはり独特のくすぐりがいいですねぇ。
 「酒呑童子」のくだりがもうおもしろいおもしろい。
 
新作でなく、しっかり古典でこういう面白みを出せる一之輔師匠に脱帽です。
残りの三夜も気になるなーと。

恐懼謹言。
コメント
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