恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

5/7(月)三遊亭天どん独演会@ミュージックテイト西新宿店

2018年05月07日 | 噺とか
西新宿ぶら~り寄席と題して行われている落語会です。
以前参加したのが初めてで、その時も天どん師匠の独演会でした。
先日まで末廣亭でトリをとっていた天どん師匠ですが、
その時にできなかったトリネタを披露して、さらにもう1席ということもあり、
そのお得感に負けて、雨の降りしきる新宿まで出向いてしまいました。

天どん「伝説の男」
前座?「通信簿」
天どん「サプライズツアー」
-仲入り-
天どん「五人廻し」

・1席目の「伝説の男」は、人気がありながら海外へと出奔してしまったアーティストが、
 7年ぶりに突如として帰国してしまって・・・という内容。
 世間をにぎわせる某メンバーの騒動を意識したのだろうと思われる節がありましたがね。
 場内は天どん落語痛が集まる会場ということもあり、大爆笑にこそなりませんが、
 こういうナンセンスな噺がとてもいい感じでした。

・1席目後は天どん師匠のお弟子さんが前座さんとしてお目見え。
 文蔵師匠のTwitterなどにその情報の一部が掲載されていましたが、
 まだ見習いという感じなのでしょうかね。
 高座名も紹介されていないので、いったいどうなるのかと気になりますが。
 「通信簿」は天どん師匠がよく寄席でかけるネタですね。
 天どん師匠も「浅草でならウケる」と言っていましたが、
 本家を何度も聞いている会場ではささやかな笑いのみ。
 今後の活躍に期待ですね。

・天どん師匠2席目は引き続き新作の「サプライズツアー」。
 世田谷区民限定のサプライズバスツアーに参加する物語。
 細かい内容はネット上にあれこれと紹介されていますので、
 詳細は述べることを避けますが、本来は秋の話らしいですね。
 今回は春キャベツの収穫体験で群馬に行くことになっていますが、
 本来は芋ほりなんだそうで。
 それはそれで聞いてみたいような。

・仲入りをはさんで最後は古典で。
 「五人廻し」は様々な登場人物が出てきますが、どれも個性があって面白いですね。
 途中に挟まる言い立ても見どころかもしれません。
 これだったら十分に末廣亭のトリネタでもいいのに、なんか事情があったんですかね。

雨の降る新宿のこじんまりとした空間での落語会でしたが、
仕事を無理に早く終わらせてきた甲斐がありました。
そのツケは明日以降に持ち越されるわけですが…

恐懼謹言。
コメント
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