今朝は5時30分頃に目覚め正月早々から無線三昧も如何なものか?と思いながらも昨年の痛い失敗を思い出し、其のタイミング、タイミングでチャンスが有るなら積極的に交信すべきと考えて何時も通りに7MHz帯から聞き始めた。最近は早朝の時間帯は07:00JSTまでは7MHzで運用し其れ以後は14MHzを聞き其々のバンドコンディションに合わせて高い方へと順次上がって聞く様にしている。
早朝の7Mhz帯はヨーロッパ方面が中心、相変わらず大した所は出ていないがバンド1st局は基本的に必ず呼び掛けて交信する様にして居る。今朝はCWモードで4局と交信、日の出と共に7MHz帯のコンディションが低下してから14MHz帯にQSYした。クラスターに14.200MHzと14.210MHzにカリブの局がアップされていたが上の周波数の局は信号が弱くアップアップの状態で入感していたが暫く聞いても信号強度が上がって来なかったので諦め下側の14.200MHzで運用していたFM5FJ(Martinique)にダイヤルを合わせて受信を始めた。
この局とは他のバンドで4回ほど交信済みであったが14MHzのSSBでの交信実績は無く信号レベルが上がってくるのを只ひたすら待った。07:23分頃から信号が上り関東のビッグガンが交信すると相手は北米を止めた状態で「CQ JA」連呼し始めJA各局が呼び掛け始めたが信号は相手に届いていない様子、何回かの呼び掛けの後に「AVM?」と聞き返してきたので数回コールサインを送ると相手が私の名前を言いながら応答してきた。相手は59で此方には58を送って来た。何局か呼び掛けていたので早めのファイナルを送ろうとしたら相手局が「一寸スタンバイしてくれ」とのアナウンスの後、FM5WEが呼び掛けてくれてラッキーなコンタクト、ファイナルを送ろうとしたタイミングで「JH5AVM HH2GB QSY 14.205MHz UP」のアナウンスが入った。一瞬耳を疑ったが念の為に14.205MHzに上がると彼が待ち受けていて59-58で交信する事が出来た。
EUの局から友人と交信してくれと頼まれた事は過去に何度かあったが難度の高いカリブ海の局から頼まれた事は初めてだし、其のQSO中に同じカリブの局からブレークを掛けられた経験も始めての事、『こいつは正月から縁起が良いわい~!』と頬が緩む2014年のスタートと成った。
その後もコンディションは良かったのかも知れなかったが私にはこの三局との交信で十分満足・・・タイミング良く家内の「御雑煮の準備ができました」の呼び掛けに応じて正月早々の運用を終えた。