黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 最近7MHz帯を聞いて感じる事、

2015年09月12日 20時17分44秒 | アマチュア無線


 木曜日や金曜日の午後は国内コンディションが悪く国内局も日頃から強力に聞える局は別にしてほとんど聞えない状況に首を傾げたが今日は土曜日と言う事も有り夕方前から国内の信号が聞えていた。確かに平日の昼から16時頃までは国内の信号が余り聞えないのでコンディションが極端に悪いのか?と思って居たが強ちコンディションだけの問題でも無さそうである。



 土曜日や日曜日に成ると平日では余り聞えない国内の信号が昼過ぎでも其れ成りに強く聞えて来るのでコンディションの問題よりもQRVする局数の方が大きく影響して居る様に思えて成らない。其れと平日の昼間の7MHz帯はリタイヤ組みの決り切った局の運用で占められ移動運用局側も此れ又然り、各エリアの名立たる保々決り切った局の移動運用で占められている。



 確かに此処数年、次々と新しいアワードが連発され更に現在はJARL創立90周年のアワードが発表された様で現在の7MHz帯はどちらかと言うと移動運用局がメインの周波数と成り、何処も彼処も慌しいQSOばかりで何と無く落ち着かないし、移動局の運用場所一つを取っても「おや?」と思われる様な珍しい場所からの移動運用は殆ど無い。最近はハイ・バンドのコンディションもオープンしないので今日は終日トランシーバーのバンドスイッチは7Mhz帯に留まりダイヤルをグルグル回し聞いてみたが「此れは?」と思える場所からの移動運用は無かった。それでもSWLに成った気持ちで他事をしながら長時間聞いて居たが呼び手も呼ばれる方も保々日頃、毎日声が聞えて居る局ばかりで目新しい局は本当に少ない。



 今の流れとして此の状態だと多分、自局の常置場所からCQを出しても呼掛けられる確率は可也低いだろう。従ってアマチュア無線に今、熱心に取組んで居る人程、多くの局と交信する目的で移動運用に出向いて居る様に感じる。しかし現実問題として最近連発されているアワード其の物に熱心に取り組んでいる(興味が有る局)局は精々400~500局止まり、此れ等の局は移動運用すれば可也の確率で呼掛けて来るので確かに其の場所で可也の交信局数は確保出来るが1st率は可也低い。



 私も過去6年間、移動運用をして来た者として確かに移動運用に出掛けて沢山呼ばれれば楽しいが?呼掛けて下さる各局に絶えず期待されたり満足して貰える場所への移動運用に出掛けられる限界を感じ移動運用を止めてしまった。現在の7MHz帯の「移動運用全盛時代」は一過性の物でこの流れが何時までも続くとは私は思えないが?移動運用局も呼掛け側の局も此の辺を良く考えて行かないとアマチュア・ライフを長く楽しむ事は出来ないだろう。只でさえアマチュア局数の減少傾向が顕著な此の時期にもっとバランスの有る運用が必用なのでは?移動運用や其れに対する呼掛けが悪いのでは無くて偶にはお互いにユックリとした会話を楽しみながら人的交流を楽しんでも良いのでは?と私は最近強く感じる。皆さんがアマチュア無線に興味を持ったのは単に交信数を伸ばすだけだったのだろうか?そして果たして現在の「59、QSL」で満足出来ているのだろうか?と考えてしまうのは私だけだろうか?

コメント
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