黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 防災サイレンで叩き起こされた朝

2015年09月18日 | アマチュア無線


 今朝は04時前で有ったと思うが?けたたましいサイレンの音で起された。昨日の07:54分に発生したチリ中部沖地震による津波が太平洋側に近付いて居る事を知らせる防災放送のアナウンスであった。数分して再度放送が始まり可也のボリュームだったので其の後は眠る事が出来なくてノコノコと起き出して来たが温度計は室温で20℃を割っており流石に半袖とパンツ姿では涼し過ぎてハクション~ハクション~の連続に流石に此れは拙いなと思い下はジャージの長ズボンと上側は更に一枚着足して漸くクシャミは止まった。



 其れにしても此処数日で朝方の温度は急激に下がり20℃を割る様に成って来たし二日程前から彼岸花の花びらが開き始めたし日の出も随分遅くなり今朝起きた時間帯では外は真っ暗の状態で季節は随分秋深く成って居る感じがする。まだ柿の実は色付いては居ないがソロソロ夜半は3.5Mhz帯のコンディション上がって来る季節と成った感じがする。

 


      今日の実績は

  OG9W(7,CW) YU6HGMN(7,CW) R00QVB(7,CW)

 

  YU9DX(7,CW) JW/OX5M(7,CW)



  最初の4局は順調に交信出来たがJW/OX5Mは私が聞き始めた当初はオンフレ運用であったが暫くするとスプリット運用に成り数分経つと呼び巾は2.5KHz-UPまでに広がり俄仕立てのCWモードでン入門者運用では相手がどの辺を聞いて居るのが良く解らず時間が掛かったが朝御飯を食べた後に直ぐに1.5KHz-UPで呼掛けて居る局が599-TUと聞えたので少しUPした周波数で呼掛けたら応答が有り05:42JSTに交信成立したが其の後直ぐにコンディション落ちて行った。

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 右翼では無い親爺の戯言

2015年09月18日 | その他


 以前から騒がれている安全保障関連法案の審議が参議院で最終段階に入り注目されている。私も昨日の夕方から国会のテレビ中継を断続的に見ているが「およそ良識の府と言われる参議院とは思えぬ所業に」驚かされる。


 人、其々の考えは有るのだろうが自国だけで自分の国を守れない現状が在った場合に他国と協力して外敵に対し防衛する道を選ぶのは当然の方法であろう。其の場合に「自国が攻撃された場合に同盟国には助けて貰うが同盟国が攻撃された場合には自国の国内法の絡みで助ける事は出来ない」等の不平等な事が国際的に通用するのだろうか?然もその国は国土こそ小さいが世界第3位の経済大国なのだ。


 自国の防衛を自国のみで行えるなら「自身に降り掛かる火の粉は自分で払うが他人の揉め事には口も手も出さない。」は通用するだろうが其れには莫大な費用が掛かるし何よりも国を守るべき軍隊(実際に其れに等しい自衛隊は有るが)を現在の日本国憲法では持つ事は出来ない。戦後の日本は日本国憲法の縛りの中でアメリカの強大な傘下に入り外敵から手を出されない事で平和な戦後70年を過ごして来たが此れは決して日本国憲法の9条である戦争の放棄が此の平和を齎した訳では無く(交戦権の縛りによる戦争を仕掛けない効果は有ったが)戦後の日本の未曾有の経済発展に寄る国力と強力なアメリカの後ろ盾に対して対抗出来るだけの近隣諸国が無かっただけの事で有った。しかし「昨今の中国の台頭とアメリカの世界の警察」としての役割が弱まる中で此れ等のバランスは既に崩れ始めている。


 敗戦後の日本が現在の様な国に成る事をアメリカは想像して居たかどうかは解らないが?東洋の小国が世界最強のロシア帝国と戦争して勝利し今度は離れた国土とは言えアメリカ合衆国の州の一つであるハワイを攻撃したり其の後の捨て身の戦いで挑んで来た日本の潜在的な脅威を封じる為に押し付けたアメリカ主導の日本国憲法(九条)が相互の対等な安全保障条約にとって現在は足掛けに成って居る事は間違い無い。アメリカは多分日本が独立した段階で日本国憲法は改正されると思って居たに違いない。ところが独立後の日本は考え方としては崇高では有るが自国の憲法で自国を守る手立てを持たない日本国憲法を神の如く奉り改正する事は無かった。



 日本では常識の此の憲法九条は崇高な理念では有る物の世界では非常識な物、アメリカから言えば敗戦後の日本は従順な国として(云わば属国、良く言えば同盟国)守らねば成らなかったが其の後に独立した日本が自国を守る防衛力を捨て経済発展の為に集中し一時はアメリカを凌ぐ経済大国にまで昇り詰めた段階でアメリカ側に言わせれば「良い所取り!」しかしアメリカが押し付けた憲法だけに改正云々の押し付けは表立てば「内政干渉」に成り如何する事も出来ない思わぬ足枷に成ってしまっている。

 世界の警察として色んな問題に首を突っ込み事々の戦いに敗れたり解決前に撤退するアメリカの国際的な評価の低下に中国が徐々に台頭し始め世界第二位の経済大国に成ったと言われる中国も嘘で固めた経済発展が崩壊し、悲惨な状態に成りつつある。此の様な状況に成ると一党独裁の国は党の政策失敗による国内の不満の捌け口を外に向ける手段を講じるのは常套手段で、昨今の日本に対する挑発が其れである。日本が他国の脅威に自国のみで対応出来ない以上、現在までと同様にアメリカ傘下で抑止を掛けるしか方法は無い。従って此の安全保障条約を守って外敵を抑止すると成ると現在の憲法では無理な事が有り(本当は日本国憲法を改正すべき意見が有るが現段階では情勢的に無理なので)良い方法とは言えないが部分的に法案を作り対応しようとしているのが現在の日本国の動きである。此の法案が決議されると直ぐに「徴兵制度」や「直ぐに戦争に参加」する等と騒ぎ立てて居る野党達だが其の様な事は現在の日本ではそう簡単には出来ない。


 アメリカが主導で押し付けた日本国憲法や教育方針の変更は嘗ての日本人に根強く息づいて居た日本古来の民主主義(「和を持って尊しと成す」の理念)や道徳心や愛国心はアメリカ側にとって不利益に成る事を除外する物であり、全てが悪い訳では無いが其の流れの中で日本人は平和とは?ただ只管に憲法九条さえ守っていれば平和は保たれるとの平和惚けしてしまった様に思えて成らない。戦争は絶対しては成らないが幾等、此方が其の様に考えて居ても相手が有る国際関係、此方に対して相手が優位性が有れば必ず何らかの問題が発生し最後には争いに発展する可能性がある。此れは人間の持った如何する事も出来ない性で有りその集合体で有る国家間の争いも同じで有史以来、其の争いが途絶えた試しが無い。相手に寄っては可能性がある以上、予想出来る問題に対して然るべき手段を講じるのは国家としては当然の事で有り其の事が相手に対する抑止力に繋がる。


 そして其の方法が自国で出来れば一番良い対処だが其れが出来ない場合は同盟国と御互いの助け合いに成るが此の場合には両国間が同じ条件で無ければ相手国にとっては不公平な物に成ってしまう。しかも其の国が極貧国ならいざ知らずGNPが世界3位の国と成ると其の様な事は世界の常識としては許されないだろう。他の世界平和の維持の為に余り役には立って居ないが世界の各地で起こる紛争や戦争から世界平和を守る為の組織として国際連合が有る。正直言って戦勝国の勝手が罷り通る組織だが此の加盟国の中で敗戦国で有りながら日本は運営資金面ではアメリカに次ぎ2番目の出資国で有りながら国連原則の「全ての加盟国は憲章に従って負っている義務を誠実に履行しなければ成らない」と言う原則の2項目を行使出来ない唯一の加盟国で有る事をご存知だろうか?実際は此れ程、崇高な理念を持ちお金も出資しながら「お金は出すが世界平和の為に血は流さない(国連派兵をしない)卑怯な国だ」との評価をされて居る。世界常識として自国を防衛する軍隊を持たない国は日本以外では何処にも無いのだ。日本に次ぐ平和主義?のスイスでも徴兵制度は有るし予備役に成った者の各家庭には有事の際には直ぐに対応出来る様に武器弾薬が常備されて居て直ぐに臨戦対応が出来る組織に成って居るらしい。


 確かに日本には自衛隊(実質は国軍だが)が有るが軍法も無ければ憲法九条としては違憲の存在で行動の縛りが多く実質の有事の時に適切な行動や対応が出来ないのはニュース等の映像(拉致事件、竹島問題、尖閣列島問題、領海、領空侵犯等々)で皆さん既に御承知の通りと成って居る。世界平和の維持や自国を外敵から守る軍隊は最小限度必要で有り其れは外敵に対する抑止の為にも必要で有るし「憲法九条を確り守りさえすれば平和は守られる。」等と考えるのは「強請りたかりのヤクザ国家」が隣接する日本にとっては迷信に近く本当に真剣に考え無ければ成らない問題で有る。古来より先人は内戦は元より外敵から血と涙を流しながら自らの存続や家族を守って来て其の集大成が現在の日本国で有り、其の国の国民として生まれて「生命の安全と国民としての権利を保障されて居る以上、其処には国民としてのリスクは覚悟しなければ成らない。」其れが国民としての義務で有り其れが無い者は日本から出て行けば良いのだ。しかし他国へ出て行った処で其の国の永住権を取るならばもっと過酷な義務を負う事に成るだろう。


 自分達は何もせずに同盟国の傘の中に入ってお金は出すが安全や平和は同盟国任せで平和を維持する事が確約出来るか如何かを考えた時、即ち自分がアメリカ側の立場に立った場合に助ける国側がリスクも持たない中へ自分の生命を掛けて本気に助けに行けるだろうか?と考えた時に結論は自ずから出ると思うのだが?反面、同盟国と同じリスクを持つ事に成れば対等の立場で意見や考えを主張して同盟国の暴走を止める覚悟や同盟国が日本の考えと違った考えや行動を取る時には其れを確り諌め歯止めを掛ける覚悟を持たなければ成らないと思う。


 此れ等は自分が生きて来た過程を冷静に考えても解る事、自分に降り掛かる様々な問題は先ずは自分自身で対応し解決し其れでも解決出来ないものは周りの助言や他の力を借りて解決しなければ成らないが最初から其の問題に対しての努力や行動を起さない者に親身な対応が出来るだろうか?まして親友と言えども其の人を助ける為に自分の命を懸ける事が出来るだろうか?と考えた時、其処には確固とした信頼関係や運命共同体としての考えが無くては成らない。極論だが国家間でも同じ事が言える。条約とかお金で維持する平和程危うい物は無いのでは?先ずは独立国で有る以上、自国を外敵から自力で守る事が前提で其れが出来ない場合は同盟関係で対応するしかない。其の時は当然に相手側の条件も呑まない訳には行かないだろう。戦後の教育の不毛により自国に生まれた誇りや愛国心、生命の安全や自国に対する様々な権利を享受する者は当然其の国の義務と責任を果たさねば成らない事を教えて居ない。「自分だけは安全で其れに対するリスクは避けた状態で平和を享受しよう等は日本の非常識以外の何者でもない。」戦争をする事は絶対してはいけないが不幸にして太平洋戦争で自国の存続と家族の安全の為に死をもって守ろうとした先人達の尊い犠牲を無駄にしない為にも他国に日本国を侵略させては成らない。どちらの方法を取ってもリスクの無い平和維持など有り得無い事を世界の歴史は教えている。そして此の事だけは確りと肝に命じるべきであると思う。

 


 

コメント (2)
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