黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 趣味のデパートの兄と私の趣味

2015年09月14日 | その他


 俄仕立てのアマチュアカメラマンに成るにも結構予算が掛かる。ソニーの中古のα77(28mm~80mm、100mm~300mmレンズ付き)も程度が良かったのでソコソコの値段がしたが其の後に、バッテリーグリップ、MCプロテクター2枚、予備バッテリー1個、高規格のSDカード、そして望遠レンズは一寸使い勝手が悪かったので35~200mmのレンズを買足すと結構な値段に成ってしまった。



 先日に試し撮りに出掛けた時、日ごろのバカチョンのデジカメでは感じ無かったカメラの重さや交換レンズや三脚を持ち歩くと成ると結構重いし持運びに不便なのでカメラ用のリュックサックも欲しくなり現在物色中・・・・・



 此れも良い物だと1.5~2.5万円位の値段がして思ったより割高な感じがする。前のブログにも書いたが子供の頃は「質素倹約」の家庭で育ち、早く言えば貧乏な家に生まれたので子供心に遣りたい事や欲しい物はことごとく辛抱の時代を過ごしたので其の反作用か成人して自分でお金を稼ぐ様に成ってからは此れ等の箍が外れた感じで自分の欲しい物や遣りたい事への辛抱は出来無く成ってしまった。



 私の生活心情は「起きて半畳、寝て一畳」で自分が住む家や自家用車等には全く欲が無い。家は他人が如何思おうが「雨風が凌げれば其れで良く」自動車は「雨に濡れない状態で走れれば其れで良い」主義、食べる物は幾等質素にしても私達が子供の頃に体験した食事と比べると日々が御馳走状態で現在の通常の食生活であれば各家庭でそれ程の差が有る様にも思えない。



 私は酒もタバコも遣らない。酒は自分が飲めないので遣らないのだが其れとは別に飲み食いしたら終わりの物に執着する事より何か後々まで残るか?暫くは其の事により自分自身が楽しめる事に費用を掛ける事には惜しくない。或る意味、飲めないから遣らないでは無く、其の事、自体が勿体無く感じる貧乏症なのかも知れない?しかし其れを買ったり遣る事により人生が楽しくなったり精神的に豊かに成れる事に対しては惜しみなく投資をするタイプでアマチュア無線、スキー、書道等に使った金額を考えたら家一軒は軽く建てる事が出来たで有ろうし其の様に遣って来なかった事に対する後悔など全く無い。綺麗な大きい家に住み、高級な乗用車に乗る事は其れなりに幸せな事なのだろうが私の場合は「生れ落ちた分」の性だろうか?其の様な物には全く執着が無い。



 しかし自分が遣りたいとか?欲しいと思った物は如何しても手に入れてみたいし遣ってもみたい。そして此の生き方や考え方は兄による影響が大きい。とにかく兄は自分が遣りたい事や欲しい物は必ず遣ったり必ず手に入れる天才的な能力と実行力を持っていたし趣味の巾も広く、写真、ビデを撮り、8mmの撮影、船、剣道、オートバイ、マリンスポーツ(ジェット・スキー、スキューバー・ダイビング)アマチュアバンド(ベースギター)、趣味のピアノ、作詞作曲、俳句、猟銃、ライフル射撃、阿波踊りの鳴り物、そして私と共通の趣味のアマチュア無線と親爺に言わせれば「趣味のデパート」と言われる程の多趣味で子供時代に出来なかった事を社会人に成った途端に爆発的に楽しんでいた。特に写真は結構高額の写真機を沢山持って居たし、現像、焼き増しの機械も持って居たので自分で自宅を改造して暗室も作っていた。私も其の作業を見たり手伝ったりして居たので写真に対する興味は有ったが残念ながらが経済力が無かったので出来なかったがフィルム写真の時代が終わり掛けデジタルカメラの時代と成った現在ではフィルム時代の様にコストが掛からないので私の様な貧乏人でも何とか楽しむ事が出来るかも知れないとチャレンジする事に成ったが多分兄の足元にも及ばないだろう。



 今までは兄に唯一勝ったと思えるアマチュア無線一辺倒の趣味の世界で有ったが次からは無線機を写真機材に乗せ替えて色んな所に写真撮影の旅に出掛け様と思っている。

コメント
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