
最近も毎朝必ず06:10JST辺りから各周波数帯をワッチして居るがDXコンディションは良く無く此の時間帯は7MHz帯寄りは3.5MHz帯の方が良い様に思える。3.5MHz帯のCWの周波数帯は例の数KHz間隔に聞こえる信号の混信とDX局の信号自体が弱い為に(当局のアンテナの問題も有るが)受信に苦労して居たが最近は少し慣れて来た性か?今までだと気付かずにVFOダイヤルを動かして通り過ぎて居た様なDX局の信号に気付く様に成った。数年前までは3.5MHz帯でのDXing等は相手のDX信号が全く聞こえず不可能な事と思い込んで居たが此れは国内局の信号やハイ・バンドに於けるDX局の信号レベルと比較すると其の信号レベルが極端に弱いので其れまでのDX局との交信時の感覚で聞いて居たから聞こえなかった訳で1.9~3.5MHz帯のLow Band DXingの場合は其の感覚を切替なければ無理である事が最近少し解かって来た。
其の中にはAGC時定数の切替や極端な場合はAGCをカットしたり、普段のDX通信では殆ど弄る事の無かったRFゲインをコントロールしたり極端な場合は大きくアッテネーターを入れて受信してみたりトランシーバーからのAF出力を外部付加装置のアクティブ・フィルターを通して聞いてみたりする事に寄って今まで素通りして居た微弱な信号が聞こえたと言うより気付いた。今まで気が付かず素通りして居たDX局の信号が聞こえ始めると更に安定に受信する為にあの手此の手を駆使して受信する方法として今まで全く使用する事の無かったPBTやノッチ機能やNBやNR機能も昨年辺りから初めて使い始めた。
ハイバンドのDXingは利得の有る多素子のビームアンテナを使用出来る関係からどちらかと言えば受信力の問題よりも通信上の運用テクニックの方で勝負が決まる様に思うがLow Band DXは相手の信号を受信出来るか如何かが最初の関門であり電波が届くか如何は次の問題で聞こえなければ相手を呼掛ける事は出来ないのでシステムを含めた受信力の勝負と成る様に思う。然し1.9~3.5MHz帯のアンテナと成ると誰もが簡単にビームアンテナを使用する事は出来ないので大半の局はワイヤー系のアンテナで殆ど差の無い団栗の背比べ状態・・・・・・従って此れ等の周波数帯では受信テクニックの優劣で交信の可否が決まる感じがする。
私の現状は今まで聞こえなかった信号を今漸く如何にか捉えられる状態に成った所で云わばスタート点に立った様なもの今後更にシステムを含めた受信力アップに挑戦せねばと思って居る。昨日から今日に掛けて朝の時間帯の06:00~07:20JSTは3.5MHz帯で夕方の17:00~17:40JSTはハイバンドで数局としか交信出来なかった。特に今朝方は3.5~7MHz帯はバンド・ノイズが酷くDXの信号は殆ど聞こえず1局との交信で終わった。
昨日から今朝に掛けて聞こえた局
9A2AG(3.5,CW) OK2RZ(3.5,CW) OJ9X(18,CW)
R100KGB(14,CW) OJ9X(14,CW) RU7CK(3.5,CW)