毎回思う事だが日頃余り聞こえない場所からの運用やDXペディションが続くと便乗組みとでも言うか?其れ等以外の局のQRVも活発に成ってバンド全体が賑やかに成る。今回の平昌オリンピック開始から3月10日位までは業務日誌を見ても殆ど交信実績が無かったが11日から今日までは連日交信数が多く此の3日間で日頃の1ヶ月平均交信数に匹敵する交信をし少し遅れを取り戻した。午前中のDXコンディションが落ちた処で今日は昨日に続き青空が広がる上天気で風も全く無かったので先日にアンテナ方位の修正に上がった時に7MHz帯のアンテナ給電部のネジ止め部分に白い粉が出て居たのとブームの垂れを防ぐ為のワイヤーのマストに近い部分が可也傷んで居たので点検する為にタワーに上がる事にした。
アンテナの給電部はスタブの細いアルミパイプとバランからのリードを輻射エレメントから出たボルトにナット締めするのだが1~2年すると電食作用か必ず白っぽい粉状の物が表面に付着するので定期的にワイヤーブラシで表面を磨く処理をするのだがスタブを外しワイヤーブラシで擦ってるとボルトが通る穴の部分からポロリと折れてしまった。此れは拙い事に成って仕舞ったと思ったがタワーの上では如何する事も出来ずに仕方が無いのでペンチで折れたスタブの先端部をペンチの頭で叩き平たくして給電部のボルトに少し大きめの座金を二枚入れて其の間に平たく成ったスタブの先端を挟み込む形で応急処置した。処が長さが短く成ったのは片方だけなのでスタブを引き寄せるとスタブの先端部分が引き攣って細長い風船を膨らませた様に先端部分に皺寄せに寄る膨らみが出来て一番先端のスタブガイドからパイプが飛び出す状態に・・・・・性能的な問題は有るかも知れないが取敢えずは此の方法しか無いので諦めて処理した。
ブームステー用のワイヤーは0.3mmφ位の亜鉛メッキした単線5~6本を捩った物でターンバックルに掛かる部分で切れ掛かって居り残りは単線2本分が残っている状態だったので問題が有る部分だけワイヤー・カッターで切断し60cm位の新品のワイヤで丸みの部分を作って3本のワイヤーを念の為にワイヤークリップで3個で固定してターンバックルの丸みに当たる所は新品のワイヤーを使う様に修理した。本来だと30~40分で出来る筈の作業が思わぬトラブルでタワーを降りたら13時を過ぎて居り上での作業は1時間半ほど掛かって居た。
食事をする前にアンテナ状態をチェックしたら殆ど問題が無かったので一安心したが此れはあくまでも応急処置状態なので後日に電源コードを持ち上げてドリルでスタブの穴あけ作業をせねば成らなくなった。午後からは無線機のお守りをしながら各周波数帯をチェックしていたらハイバンドも以前よりもDXコンディションが上がって居る様で聞こえる局は全て交信する事が出来た。
昨日から今日に掛けての交信
XR0YD(10,CW) H40YM(18,SSB) XX9B(14,RTTY)
ES100G(14,CW) YL2BJ(14,CW) V85T(7,CW)
4U13FEB(14,CW) ZA1E(14,CW) XX9B(18,CW)
3D2EU(24,CW) 3D2EU(10,RTTY) 3B8XF(21,CW)
XR0YD(10,RTTY)
昨年の4月に吉野川市(旧、美郷村)の「高開の石積みと芝桜」を見学に行った時に日頃余り花を育てる事に興味が無かった家内が「芝桜の苗を買って帰る」と言い出し少し驚いたのだが余り高い物でも無いし3株程買って持ち帰った。花を植えるにしても庭先は赤土が多いので早速ホームセンターに直行してプランターから栽培用の土から肥料まで購入して「来年は花を咲かせるぞ!」と意気込み良くスタートしたが案の定、誰かさん予想通りの水をやるとも肥料をまくことも無く今日まで来た。
その間、世話と言う程ではないが偶の水遣りと肥料を与えたり周りの雑草取りは仕事の無い暇老人の私の役割と成った。昨年の秋に狂い咲きか?其の内の一つに花が咲いた時は「芝桜の花が咲いたぞ!」と私は喜んだが家内は意に関せず状態・・・・・その後如何した訳か?2株が枯れて仕舞い残りの一つも今年の冬の寒さが影響したのか?瀕死の状態、同時に買って帰った義姉の所は秋に花は咲かなかった様だが時々訪れた時に見ると小さい緑の葉の部分はどんどんと面積が広がって居たので此れは我家の芝桜を全部を枯らすと「格好に成らないなぁ~」と感じて肥料をやったり畑から土を貰って入れてみたら漸く元気を取り戻し此の度、確り花を咲かせる事が出来た。
何年も前に家内が庭先に植えた水仙も6~7年間は球根の数だけ確り花を付けたが其の水仙も茎は毎年必ず出て来るのだが花の方は年毎に一つ減り二つ減りで今年に花を付けたのは極僅かな数・・・・・2年ほど前から私が肥料をやって居たが「時遅しの感」である。代わりに種が飛んだのか?本家は没落の一途を辿って居るのに対し分家の方は興隆の一途を辿る状況で手を掛けない方が勢いが良い情けない状況に成って居る。如何も私達夫婦は植物や花を育てる様な器では無いようだ。
二番目の写真は分家の元気な水仙達