此の日のメインの観光は何と言っても中富良野町の「ファーム富田」此処は最近の全道の観光スポット・ランキングで2~3位にランクインされる程の有名所で特に若い女性には絶大な人気がある。私が無線移動運用を中心に道内を廻っていた頃には此の町に非常にアクティブに運用される常駐局が居られたので中富良野町は何時も素通り状態で有ったので此の有名な「ファーム富田」の名前さえ知らなかったが上富良野町と南富良野町からの移動運用(1~2回目)が終わり最期に残った中富良野町での移動運用をした2014年に運用地を探す段階で此処の存在を知った。然も中富良野町での運用初日に発電機のトラブルに遭い運用中止、其の解決に苦労した事と運用の遣り直しの為に此の町に2日間滞在したので昼間の無線運用が出来ない時間帯はファーム富田に入り浸って居た。何せ此処の広大な敷地には沢山の花が咲き乱れ然も其れに群がる若い女性にはファッションモデルや女優さんクラスの若い美人が沢山入園して花と同様に咲き乱れて爺さんの目の保養に成った。
家内は65歳の婆さんだが一応女性なので美しい花は好きな方で今回の旅行の立案兼案内人としては多分一番喜んで貰える筈と自信を持って旅行計画に組み込んだが残念ながら此の場所も花の生育が遅く此の日の天気が悪かった性も有るが2014年に見た時と比較すると花の魅力も来場者数も半減して居り矢張り来るのが20日くらい早過ぎたと感じた。
場内を一回りして巡回コースの最期の方に有るドライ・フラワーが展示されて居る建物に入って見学していたら家内が「人酔いした様なので此処を出よう」と言われ私としてはまだまだ此処に居て花が見たかったのだが親方の云う事には逆らえず此処を出発して次の富良野のワイン工場見学に入ったが人酔いして元気が無く成った筈の親方は試飲コーナーで「元気はつらつオロナミンC!」では無く「元気はつらつ富良野ワイン!」に変身して居た。如何も此の歳に成ると「花より団子!」で花を愛でる事よりは実利の方が良い様子であった。