昨晩の21時から『ALL JA Contest』が開催されて居て今朝の7MHz帯は可也賑わって居て7MHzのSSBの周波数帯を一通りダイヤルをグルグルと回してワッチしてみると日頃聞き慣れた方々のオンパレードで『CQ Contest』を連呼している局の中かには余り目新しさを感じなかった。
其処でコンテストの賑わいを避けて18MHz帯にQSYしてワッチをしていたら8エリアの局が一局だけ59プラスで強力に入感して居たのでQSLカードの整理しながら狸ワッチを始めた。暫くしてQSOが終わり其の局がCQを出し始めたが誰も応答せずCQの連呼が始まったので私が呼掛けて相手のコールサインを言った所までは正常な音だったが(送信中は常時自局の送信音をモニターして居るので)自局のコールサインを言ったがガサガサ音と成って正常な送信音で無い信号と成った。
此の21日の深夜にSSBモードの国内交信を受診して居る時に突然に59プラスの雑音に寄って受診音が全く復調出来なく成るトラブルに成り慌てたが深夜だったので対応が出来ずに翌日、症状が出ていた状況の中で可能性のあるプリント基板ごとの交換をしたら此の問題のトラブルは解消されたが詳しい原因を追究する為に不良と思われるプリント基板を再びセットして電源を入れたら何ら問題なく正常に作動した。
然し前夜と翌朝に無線機の電源を入れた時には症状が確実に出て居たので今回のトラブルは時々症状成れど何時かは必ず再発する物と毎日注意してエージング・テストをして居たが此処数日間は全く症状が出なかったのだが?遂に今日、其の症状が再発した。症状が出た後は7MHz帯の受信信号はスコープで確認出来るのに受信音は雑音ばかりで何も聞えないし送信時のモニター音も音声レベルに比例して居る感じの雑音で音声に成って居ない。
此処は焦らず確り症状を確認すべきと送信モードをCWに切替えると受信音も送信時のモニター音も正常なので此れは『SSBモードの復調回路周辺の問題なのか?』の感じ、だとすると先日交換後に原因究明の為に元に戻したプリント基板の時々不良動作の可能性が高いので同型の予備機を分解して再び同プリント基板を交換して見た。
そうして電源を入れたら無線機のキャリブレーション後の液晶画面が以前寄りも可也薄暗く然も前面スイッチ操作に無線機が追従しない全く違う症状の画面に成り『あちゃ~修理処か不覚にも大切な無線機を壊してしまったか!』と思わず冷や汗が出た。若しかすると誤配線をしたのか?と分解前に念の為にデジカメに撮って居た画像と見比べながら結線状態をチェックしたら細い同軸線の結線が一箇所だけ挿し違えて居たが信号関係の線なので回路が壊れて居る可能性は少ないと結線を直して再び電源を入れたが正常に動作せず、其の後は弄る度に症状が変化してガックリポン状態に・・・・・・・
昼食を挟んで気持ちを取り直し再び結線の遣り直しと念の為にフラット・ケーブルの接触面をアルコールを含ませた布で拭き、更に念の為に無線機にリセットを掛け工場出荷状態に戻し『どうぞ正常に動いて頂戴!』と祈りながら電源スイッチを入れた後のキャリブレーションが終わる十数秒間は実にスリリングで痺れたが其の後に正常な画面が現れた時は『やっと元に戻った!』と感動もの!
現在、無線機は正常に動作して居るが此れとて一時的なものかも知れず?安心は出来ないが今日発生したSSBモードだけに関するトラブルなら他のプリント基板は関係ないし、先日の夜中に起きた最初の症状が出た時に現在組入れて居るプリント基板で症状は直ったので後は今日に外したプリント基板の時々不良症状だった事を祈るのみ、然し完全な結論を得るには未だ数週間は掛かりそうで先は長い。