黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 6桁GL(サブスクエア)への挑戦

2021年04月28日 | その他

 

   

 

 

  アマチュア無線に興味を抱き晴れて開局の運びと成ると先ず各局の最初の目標と成ると日本を10区分した全エリアとの交信であろう。此れが完成すると次の目標は国内の全都道府県の局との交信か?此処まではアマチュア局を開局した殆どの局が意図も簡単に達成する事が出来るだろう。

 

 そして次の大きな目標と成ると矢張り国内の全市(全行政区を含む)全郡、全町村との交信達成か?此処までと成ると達成出来る確率は可也低く成る。此れは技術的に難しいと云う事では無く目標達成には可也の年数が掛かるので其の途中で此の趣味の世界から足を洗う人が多いからだと思う。其れ以外には個々の無線設備や無線に対する情熱の度合いも可也影響するので普通の局ならどれ程の期間で完成するのか?良く解からないが私の場合は45年間ほど掛かったので可也遅い方の部類に入ると思われる。

 

 私の場合は開局して3年程経つと運用面で国内局寄りはDX局との交信に興味が大きくシフトしたので此方の方に熱中した事から国内の目標完全達成よりも全世界との交信達成の方が数年早く其れで一応満足していたが其の後に『平成の大合併』が進み自分成りに保々達成していたと思って居た全市、全町村で150箇所近い未交信地区(確か2005年前後と思われる)がある事を知り愕然と成った。

 

 其れ以後は国内中心の運用形態と成り可也、のめり込んだが最期の未交信25箇所位は其処から運用する信号を聞く機会もなく私の目標達成は頓挫して仕舞った。其処で考えた結論は、私自らが未達成の場所に移動運用に出掛ける事であった。当時の7MHz帯の無線移動運用の人気は絶盛期状態で各局が此処ぞと思う移動運用地を熱心に探して居る状況下であったが当時は道の駅や各種新規アワードの対象地がメインで残念ながら人口過疎化したアマチュア局の運用が少ない町村には余りスポットが当たっては居なかったが移動運用を積極的に行って居る局は絶えず沢山呼掛けられる需要のある移動地を探して居た事と当時始められた各県内の人口が過疎化した少ない順の10位以内の箇所が対象地になった『ぷちアワード』が始まると交信の難しい人口の少ない町村が大きくクローズ・アップされ積極的に無線移動運用に取組んでいた各局は此れ等の場所からの運用を積極的に進められ結果として其れまで交信する事が大変だった全町村の交信達成は段々と容易に成り当局も其の頃に漸く全市、全町村との交信を達成出来たが其れには45年近い年月を要した。

 

 国内と海外の両交信目標を達成すると『次は何を目標にするか?』と考えた時に候補に上ったのがJCAと6桁のグリッド・ロケーターを集めるアワードで其の両方は幾等頑張り通しても私が生きて居る間には保々達成出来ないアワードなので私としては自然体で挑戦し最終的にどの程度出来るのか?と試みている目標である。

 

 私の固定局のグリッド・ロケーターは『PM73HW』である。最初のPMの二桁『フィールド区分』と言い、此れは全世界の緯度経度を18 X 18=324等分した其の位置を表しPM74の4桁の数字はスクエアと云い1フィールドを更に緯度経度で10 X 10=100等分した位置を表す記号で此のスクエアの数は全世界で32400ある。

 

 『PM73HW』の6桁のサブスクエアは32400の1ブロックを緯度経度で更に24 X 24に等分に分けた場所で全世界には32400 X 576=18662400の中の一つの位置情報と成って居る。地球上の陸地の面積率は約28.9%で単純に考えてもアマチュア局が存在する可能性のあるサブスクエアの数は5393433のサブスクエアが存在し此の場所と全て交信達成するのは絶対に不可能なので取敢えず当座の自己目標を設定し取組んで居るのだが現在の処の達成サブスクエアは8511箇所で自己設定目標値の10000サブスクエアにも程遠い状況で4桁のスクエアの陸地部分となるスクエアの約9363に対する達成率も僅か17.2%程度しか達成しておらず先の見えない目標値だが何とか生きている間にサブスクエアの10000箇所は是非達成したいと私のアマチュア無線に於ける最終目標として現在取組んで居る。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする