国宝「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」を観に根津美術館に行ってきました。
ゴールデンウィークはこれと言って予定がないし、お金もないので、美術館巡りの報告ばかりですみませんね。しかし、観たい物が重なっていたもので。
結果として良かったです。近くで見ると色が剥落したりしていますが、遠目で観ると素晴らしい。たった2色でこの絶妙なレイアウト。素晴らしい。
この美術館は西武・東急がお手本とした、東武鉄道の初代社長、初代根津嘉一郎のコレクションから成り立っています。この人は色々とある人ですが、今はこうして観ることが出来るので、それはそれで良しと。
隈研吾が設計したので、その辺の興味もあり、行きました。
外観は凄いけど、中の導線は単純で、面白い仕掛けが無いです。まあ、複雑な導線だと観る方が疲れてしまうか。
この美術館は規模が小さく、あっという間に見終わってしまいます。しかし、その真骨頂は庭園でしょう。こちらの方が広いです。そして急斜面の庭になっています。
この敷地内に何カ所も庵が設置してあるのですが、そんなに必要なのかな?茶の湯を嗜むためには。
細長い池にはカキツバタが咲いていて、タイムリーだなと。やはり本物に勝るものはないなと。
分かりづらいですが、画面中央やや左側に鴨がいます。都会のど真ん中に鴨。エコを感じますね。パワースポットって言わないのか?誰も(笑)。
美術館に行く道中、カルティエだとかブランドもののビルが幾つもありました。中でもプラダのビルが凄かったです。ダイヤモンド・トラスですよ。そしてこのガラス、所々膨らんでいるのです。金かかってんなあ。