パールライスのつれづれなるままに

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アールデコの造本芸術 at 日比谷図書文化館

2019年12月07日 | アート・文化
アールデコ:1910年代~1930年代にかけて流行したデザイン。幾何学模様が特徴。
東洋、オリエント文化も取り入れ、後に規格化された無機質な形態を重視するモダニズムへと変化する以前のデザイン。
それが出版(イラスト)にも影響を与えたと。

有名な画家がジョルジュ・バルビエ。
建築だと、目黒区にある東京都庭園美術館。


アールデコ全盛期の時代は、大正デモクラシーの時代でもあります。モボ・モガが闊歩していた時代。要はバブル景気真っ最中ですな(1929年に大恐慌が始まる)。
と言う訳で、たっぷりの予算を使って贅沢な挿絵本が制作され、それにふさわしい画家がいたと。

アールデコは、バブルの後遺症ともいえる時代のあだ花の様な存在です。故にこのデザインは、今日まで継承されていない。
しかし、そのデザインは、今もって斬新・クールでもあります。古臭さがない。
魅かれますな。
コメント
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