パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

深堀隆介 ~金魚愛四季(きんぎょいとしき)~ at そごう横浜店

2020年08月19日 | アート・文化
夏だねぇ、金魚だねぇ。
この金魚はどうやって描いているのか?
アクリル樹脂を三層に分けて、それぞれの層に金魚の部位を描きます。
一層目は、胸びれと尾びれの一部
二層目は本体
三層目は背びれと尾びれの一部
こうすることで金魚が立体的に見えます。


「金魚救い」
画家になることを諦めた頃、ベッドの横にあった小さな水槽が目にとまった。
7年前に夏祭りですくってきた金魚が1匹。ロクな世話をしていなかったが、それでも生き延びて20cm以上になっていた。
汚れた水の中で、赤く光るその背中は、怪しく、そして最高に美しかった。
「この子がきっと僕を救ってくれる。」
そう信じて筆を走らせた。楽しい!そして、あっという間に金魚の大群が生まれた。
作者の探していた答えが金魚だったと。それを「金魚救い」と呼んでいます。

アクリルに描く以外にも、日本画、木彫、陶器も制作しています。全て金魚がらみです。


金魚酒は、描き始めの頃(2006年)は1個1万円で売っていましたが、今では99万円!
いやぁ、画家として成功すると儲かりますな!
コメント
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