「特別展 磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才」展に行ってきました。
スペインで活躍した日本人画家です。もの凄いリアリズムです。
モノクロの絵は実は写真?と一瞬思ってしまうほどです。
特に毛羽立った部分の描写が精細に描かれています。鳥の巣とか髪の毛等。
同じモチーフで連作がかなり展示されています。デーブルの上に皿に載せられた果物が何種類も。
驚くべき画力ですが、こう続けて似通ったものを見せられると飽きてしまいました。
しかし、人物画は特筆ものです。
入場料500円なので、行っても損はしないと思います。
練馬大根のイメージがある練馬区で、こんな精錬された催し物をする美術館があるとは。板橋区立美術館の企画展もニッチェな所をついた展示をします。
我が町の美術館もこう言うオサレな事をしてくれないものでしょうか?民族博物館もいいけどねえ。
「ダ埼玉」は名前の通り美的センスが劣っているのでしょうか?
パスタの消費量日本一になったこともあるくらい、おハイソなマダム達がいらっしゃるというのに。
>美術館巡り、大半を回ると今度は個展が狙い目になると思うのだけれど、東京はいいですね。日めくりみたいにたくさんの発表機会があって、しかもその質が高い。運営会社が営利企業の文化活動の一環として運営されている場合もあります。山種美術館とか、チケットを貰ったことがあります。