パールライスのつれづれなるままに

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天野喜孝展 at 有楽町朝日ギャラリー

2016年01月29日 | アート・文化
天野喜孝といえば、ファイナルファンタジーのイラストで有名です。


しかし、私的には、竜の子プロダクション在籍時のキャラクターデザイナーの方に親しみを感じます。


氏が独立以降の作品で、私が初めて驚いたのは、「バンパイア ハンターD」のイラストです。
「みなしごハッチ」がこうなるかぁ!と。
Dは屈強な男であるのに、この妖艶さが堪りませんね。


デビット・ボウイをイメージした作品も展示してます。
もしかして、ボウイに便乗した商売か?今回は?とゲスの勘ぐり。



個人的に、「天野氏は、好みの画だ。」と全面的には言えないのです。
それは、「黒」を多用しているから。特に人物の顔に。
エドゥアール・マネも同様ですが、「黒」を強調している。漆黒というか、黒のなかの黒を。
黒は、私にとって、「堅い・冷たい・ネガティブ」な印象を与えます。
いくら素晴らしい作画力だとしても、黒いだけで生理的に受け付けなくなってしまう。


しかし、最新のファインアートシリーズ「Candy Girl」では、黒が少ないので好みです。



1,000円の入場料ですが、ちと高いかなァ。鑑賞に30分もかからなかった。
あと、絵葉書も高いです。一枚162円。Candy Girlシリーズは387円。いくらプラスチックカード、ラメ入りとは言え。

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