パールライスのつれづれなるままに

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最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

アンリ・ル・シダネル展

2011年12月24日 | アート・文化

1 メリークリスマスってもう、遅過ぎ!と言うわけで、本日ブログを書き遅れた理由はこの「アンリ・ル・シダネル展」を見に行ったから。

フランス人画家の企画展です。本邦初です。第一印象はまさしく印象派の絵そのものじゃないの。どうして日本では無名なのか?不思議です。印象派と言えば、太陽光が燦々と照り続ける風景画と筆触分割が特徴です。アンリは筆触分割は同じですが、光の使い方が違います。ヴィルヘルム・ハンマースホイに近い、静謐な感じがします。あと、月夜を利用するもの変わっています。他の印象派の画家達とは一線を引いているところが日本で受けない理由でしょうか?。ま、それにしても良い作品ばかりです。1mを超える作品も多数あって、見応えがありました。

この企画展を開催している埼玉県立近代美術館は自宅から近場にあります。京浜東北線で3駅ほど先。ここは椅子のコレクションでも有名で、インテリアデザインにこだわる人にはたまらないでしょう。有名な椅子は高すぎるし、狭い自宅に置けないので、ここで座って我慢しています。館の設計は黒川紀章です。「中銀カプセルタワービル」の1室がこの美術館に寄贈されるそうなので、これも楽しみ。

2 また、常設展示室には、ドラクロア、モネ、ルオー、シャガール、ピカソ等1枚づつですが、展示しています。と言うわけで、私のお気に入りの美術館なのですが、地方自治体の美術館は注意が必要です。それはマナーがなっていない、と言うことです。オバチャン達がうるさいのです。地元で気楽に行けるという事からかなんでしょうけどね。

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