パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

コーネリア・トムセン展 at 加島美術

2018年06月14日 | アート・文化
1970年 ルドルシュタット(旧東ドイツ)生まれ。
マイセン窯(ドイツ、マイセン)にて絵付師として働き、現在はニューヨークにて芸術家として活躍中。
このリズミカルな縦線は、当初、横線で描いていたそうです。
それを90度回転させたら、クールになったと。

アートは考えるよりも、感じることが大切です。それには、様々な経験が必要、と思います。
でなきゃあ、これは単なる縦線の集まりにしか見えません。(笑)

6月16日までの展示会なので、興味のある方は早急に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間・髙山辰雄展―森羅万象への道 at 世田谷美術館

2018年06月13日 | アート・文化
オーソドックスな日本画から始まり、ゴーギャンに影響された鮮やかな色面構成の画から、点描による静謐で幻想的な画風へ到着します。
モヤっとした濃密な大気のい中で、顔と手足だけが輪郭線を伴って明確に描かれています。
曖昧な空間に一条の光が差し込み顔と手足だけがはっきりと見える、一種の宗教画のように感じました。


以下、世田谷美術館のURLより抜粋
宇宙を視野に入れた壮大なスケールで人間存在の神秘や生と死の矛盾を問い、現代社会に生きる人間を描いた日本画家・髙山辰雄(1912-2007)。1951年より終生、世田谷の地を創作の拠点とし、戦後の日本画壇の最高峰として杉山寧、東山魁夷ともに「日展三山」と称されました。1982年に文化勲章を受章、没後10年を経た今日もなお、その深い精神性を湛えた絵画表現は高く評価され続けています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルーヴル美術館展 at 新国立美術館

2018年06月09日 | アート・文化
サブタイトル 「人は人をどう表現してきたか」
どの様な立場にいた人物を対象に描いてい来たのか?どの様なマティエールを採用して表現してきたのか?古代から19 世紀まで、一連の流れを総括できます。
人物画は慣れ親しんだジャンルですから、割とお気軽に鑑賞できました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねこ画展 at 東京ドームシティ Gallery AaMo

2018年06月06日 | アート・文化
猫、カワユス。
新進気鋭の日本人作家8名による「猫の絵画展」です。
猫好きのための専門書店「神保町にゃんこ堂」が勧めする作家、おかべてつろう、くまくら珠美、クラミサヨ、柴田ケイコ、高原鉄男、ねこまき、目羅健嗣、そして写真家の五十嵐健太。

雑貨販売も可愛いものばかりで、何を買おうか戸惑うばかり。


作家本人による作画ライブ、紙芝居、チャリティコーナー、保護猫里親探し等猫好きにはたまらないアクティビティも行われています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ― at 山種美術館

2018年06月02日 | アート・文化
琳派ー私淑によって受け継がれる変わった流派。
私淑とは、「敬する人に直接には教えが受けられないが、その人を模範として慕い、学ぶこと。」

琳派ーは大和絵を基盤としてデフォルメやトリミングと言った手法を用いてデフォルメされた造詣は、一目見れば、誰もが心奪われます。
本阿弥光悦・俵屋宗達によって始まった琳派は、尾形光琳を経て酒井抱一へと続きます。その間約100年の間隔で受け継がれています。
酒井抱一後、明治の画家たちから現代のグラフィックデザイナー・田中一光まで、琳派がどのように変遷し受け継がれていったのか、その一覧を垣間見ることができます。
 

俵屋宗達の「槙楓図」のみ撮影可です。修復後初のお披露目です。


琳派の語源となった、尾形光琳の出展数は少ないです。江戸琳派の酒井抱一、その弟子である鈴木棋一の作品が多いです。
人気の尾形光琳、やはり予算の問題か。(笑)
鈴木棋一は近年注目を浴びるようになった絵師で、2年前のサントリー美術館での企画展示では、個人所有が目立ちました。リーズナブルな価格なのでしょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする