パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

虫展 at 21_21 Design Sight

2019年09月14日 | アート・文化
生物の中でも、その起源がはっきりと分からず、その種類も最も他種にわたっている生物。
デザイナー、建築家、アーティスト等が、虫から着想を得たさまざまな作品を展示しています。
人間の造像をはるかに超える部分もある虫の生態、その機能美。
人間のデザインのデザインの限界を超えるには、生物の形態に頼ってしまいます。
とはいえ、大人になると虫は嫌いになってしまうので、楽しく鑑賞できたのかというと、まあ、楽しかったんでしょうねぇ(棒
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手塚愛子展 「Dear Oblivion —親愛なる忘却へ−」 at スパイラルガーデン

2019年09月11日 | アート・文化
(以下、紹介文より抜粋)
絵画を探求するなかで織物に着目し、織物の解体と再構築という独自の手法を用いた作品が国内外で高い評価を受け、近年はベルリンを拠点に活動しています。
日本と西欧、美術と工芸、近代と現代、過去と現在、それぞれの出会い、あるいは分岐についての考察から生まれた新作4点を含む近年作を展示します。

新作4点は、
1.必要性と振る舞い(薩摩ボタンへの考察):江戸末期、日本から西欧への輸出品として重宝された薩摩ボタンをモチーフ

2.京都で織りなおし:明治期に織られたテーブルクロスを現代に蘇らせた

3.親愛なる忘却へ(美子皇后について):洋装を初めて取り入れたことでも知られる昭憲皇太后の大礼服のデザインに着想を得たもの

4.華の闇(夜警):レンブラントの《夜警》とインド更紗を引用

です。動画の後半に登場します。

絵画等をモチーフに織物へと再構築と言う発想は斬新ですね。
「織物の解体」とは、織ることを中断した事?まぁ、斬新ですね。
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伊庭靖子展 まなざしのあわい at 東京都美術館

2019年09月07日 | アート・文化
自ら撮影した写真をもとに制作するとは言え、光の扱い方がとても上手いです。


透明感があり、ホンワカとしていながらもエッジのある作風。
この動画はガラス容器の絵ばかりですが、本展示会の作品は、題材様々で、作風も様々です。
これは、見る価値があると思いました。
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みんなのレオ・レオーニ展 at 損保ジャパン日本興亜美術館

2019年09月04日 | アート・文化
波乱の生涯を作品と重ね合わせながら紹介します。
私的には、情報量の濃い展示会だと思いました。


1910年、オランダ生まれのユダヤ人。母親がオペラ歌手、コレクターの叔父の影響で、芸術に囲まれて育ちました。
ベルギー、アメリカ、イタリア、スイスと移り住み、多国籍語を操れる部分がユダヤ人らしいです。

イタリアに長く住んでいましたが、1939年、人種差別法公布により、アメリカ合衆国に亡命。
フィラデルフィアの広告代理店、ニューヨークで複数の新聞社で美術担当編集者、グラフィックデザイナーとして活躍。
1959年、孫のために作った絵本『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー。
と、波乱の生涯をベースにした絵本は、その画力もさることながら、ストーリーテラーとしても秀逸です。


絵が上手い人は、色の使い方上手いですねぇ。
「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールを見出したのもこのお方。


場内では、展示作品の絵本が読めます。ストーリーを知らないと、展示物の意味が分かりません。
読むのが面倒な場合、5本のアニメーションも放映しています。

そういうわけで、場内はお子さんが沢山いますが、まあ、お行儀の良いこと。静かに鑑賞していました。レオーニの影響は凄いですねぇ。
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