パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

名和晃平「Oracle」 at GYRE GALLERY

2020年12月12日 | アート・文化
Facebookでやたらと宣伝していたヤツ、見てきました。
彫刻家だそうです。やはり見ものは、「春日神鹿舎利厨子」へのオマージュ作品「Trans-Sacred Deer (g/p_cloud_agyo)」です。京都の仏師と協力して作成された木彫・漆塗り・箔押し技術の内、箔押しの技術が冴えています。
「展示する空間その物をシャレオツに使っているなァ、原宿だし。」と思ったわけですが、「展示作品が誰かに似ている。」と同時に思いました。
ガラス玉をくっ付けたオブジェは、東京都庭園美術館で開催中の「生命の庭」で登場する青木美歌の作品の様だし、ロールシャッハ・テストみたいなウネウネした絵は、白髪一雄の様に見受けられます。
私には、こういった作品が作れないので、「"誰かのパクリだろ"と安易に非難するは良くない、作品は確かに良く作り込まれている。」とは思うのですが、しかし、何かに似ているインスタレーション・・・と思わざるを得なかったです。
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ジュン・オソン「ディスタンス(D_I_S_T_A_N_C_E)」 at DIESEL ART GALLERY(ディーゼル アート ギャラリー)

2020年12月09日 | アート・文化
イラストレーター、ジュン・オソンがアフター・コロナをテーマに制作。

どっかで見たような絵だなぁ、と自分レベル感じるということは、有名な人なんだなぁ、と。
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ルドン、ロートレック展 in 三菱一号館美術館

2020年12月05日 | アート・文化
1894年、三菱一号館が竣工したその年近辺で活躍したフランスと日本の画家達の作品展示です。
三菱一号館(ロートレックのコレクション)、提携している岐阜県美術館(ルドンのコレクション)との共同開催です。
なーんか、久ぶりに印象派と同時期の画家の絵をまとめて観たなー。以前は毎年数回は観られたのに。これもコロナ禍のせいか?
それにしても、ルドン・コレクションを誇る岐阜県美術館、県民の方が羨ましい(笑)
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中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA in Gallery AaMo

2020年12月02日 | アート・文化
「謎解きはディナーのあとで」の表紙で有名なイラストレーターです。
展示数439点と言う事で、総括するには再生時間がさらに必要になります。故にランダムに選択した画像をアップします。


現代の日本画家が描くような美人画に、アールヌーボーとアールデコを足して2で割ったような画面構成。
切り絵の様な扁平さ。女性が艶っぽくないですねぇ。
こういうワンパターンの図柄が多いのは、クライアントの要望でしょうね。
イラストレーターとは、制約が多い職業なのだなぁ、と思いました。
しかし、オリジナル作品を見るとそうでもない。普通の画家の様にノビノビと描いています。

注目すべきは、着色前の線画やアイデアスケッチです。
完成画は、線画をスキャナで読み取り、フォトショップで着色したものです。
筆のタッチがないので、絵に対して感情移入が出来ません。その代わり線画には、作家の思い入れを感じる部分があると思います。

そんな理屈はともかく、見て楽しければ良い、だけで鑑賞に耐えるものだと思います。
撮影可能、入場者全員アマビエ様のマスクケースが貰えます。

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