越後駒ケ岳 駒の小屋から東南方向 直線距離で7200m程離れた山に広がる原生林です。
標高1700mを超えるその一帯は6月になっても まだ雪の原です。
初夏の強い光線に ダケカンバ の幹は輝いているが芽吹いた様子はまだ見えていない。
標高が下がる 画面右下隅には新緑も見えるから まもなく若葉が萌えだすだろう。同じ場所を10月12日に撮ってみました。
既に黄葉の季節も過ぎて 裸になっている。
葉の繁っている期間は 多めに見ても120日に満たないようだ。高地の環境は厳しいものだ。
春の写真に写っていた緑の木も葉を落としている。枝の色が ダケカンバ と違うから ブナ だろう。
ブナ の生育は標高1500mくらいまで というから限界に育った ブナ の樹ということになる。
この林にも行って見たいのだが 幕営をしないと行けない場所だ。
その装備を持たない jokichi には行けない場所のようだ。