秋の低い陽射しが 池畔の カントウマユミ の葉の下に射し込んで来た。
黄葉を始めた葉裏の赤い実を照らしている。
黄葉が始まると赤い実は割れてくる。
鮮やかな朱色の種子が 短い糸の先にぶらさがって出てくる。
秋の低い陽射しが 池畔の カントウマユミ の葉の下に射し込んで来た。
黄葉を始めた葉裏の赤い実を照らしている。
黄葉が始まると赤い実は割れてくる。
鮮やかな朱色の種子が 短い糸の先にぶらさがって出てくる。
湿原の ヨシ の葉には 僅かに黄葉の色が残っていた。すっかり葉を落とした ヤチダモ の疎林は逆光で黒い。
夏の雲でもなく 秋の雲でもない これが冬も雲なんだろうか。
湿原のこの一角は 水位が上ってきているようだ。侵入してきた笹や低木が枯れこんできた。
小枝が枯れてしまった ナナカマド は最後の力を振り絞って一房だけ実を付けた。