花と蝶

　　今や昔となったけど「花が女か 男が蝶か」なんて歌があった、
　　「蝶のくちづけうけながら 花が散るとき 蝶が死ぬ 」。
　　蝶と花は切り離せないのかな、
　　「夜の蝶」はすっかり死語となったみたいだけど。


　　

　　　　　大きなアゲハが花と戯れている、
　　　　　撮るつもりじゃなかったけどいつまでも離れないので取り敢えず1枚。




　　

　　　　　チョウの性別は分からないけどこの二人？は他人？じゃないな。
　　　　　しばらくひらひらしていたが、やがて連れ立って行ってしまった。




　　

　　　　　花は「クガイソウ(九蓋草)」、
　　　　　茎を中心に輪生する葉が段階状になるので九蓋草とか九階草と。




　　

　　　　　この花も難しい、きれいな紫色なんだけど
　　　　　なかなかうまく撮れないからつい手を出さないで終わっちゃう。




　　

　　　　　もじゃもじゃとシベの感じがフジバカマに似ている、
　　　　　フジバカマにはアサギマダラが集まって来るけど
　　　　　このクガイソウにはアゲハが集まってくる。

　　　　　チョウはナミアゲハ。
　　　　　古くから日本人にはとても馴染み深い蝶で、ごく普通 に見ることが出来るため、
　　　　　並に見られるアゲハチョウと名付けられてしまった。

　　　　　ナミアゲハいわく、
　　　　　「なんだ俺は並みかい、寿司みたいだな。
　　　　　名前を付けるのに並みはないだろ、
　　　　　特上とは言わないけどもうちょっといい名前が欲しかったなぁ」。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　6月9日　向島百花園