東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

6月の花

2017-07-03 | 季節の花
  梅雨なので仕方ないことだけどここのところ雨ばかり、
  東京でこれだけ雨が続くのは珍しいことじゃないのかな。
  おかげで在庫が減って適正在庫に、
  先月載せられなかった花など載せてさらに適正在庫にね。


  

     ♪ スイカズラのようでスイカズラじゃない、それは何かと尋ねたら、
     ヒョウタンボク、ヒョウタンボク!。
     花はスイカズラそっくりというか全く同じみたい、でも”実”は?というと、、、。




  

     はい、ヒョウタンボクの実です。
     これはもう文句のつけようがないですね。
     でも食べないで、有毒だそうです。

     ヒョウタンボク(瓢箪木)、スイカズラ科スイカズラ属。




  

     ベニバナ(紅花)、キク科ベニバナ属。
     末摘花(すえつむはな)ともサフラワーとも。


     源氏物語に登場しますね、「紅花の君、末摘花」。

     不美人でありながらも生涯光源氏と関り続けた女性の一人。
     「末摘花」は、源氏がこの女性につけたあだ名で、
     彼女の「鼻が紅い」こととベニバナの「花が紅い」ことをかけたもの。




  

     ウツボグサ(靫草)、シソ科ウツボグサ属。

     毛ばだった花穂の形が、弓矢を入れる靫に似ていることから「靫草」と。




  

     ムラサキ(紫)、ムラサキ科ムラサキ属。

     古くから紫色の染料として用いられてきた。
     江戸時代には染められた絹を鉢巻にして、病気平癒のために頭に巻く風習が生まれた。
     時代劇で見ますね、病床の殿様が紫色の鉢巻をしている。




  

     タイサンボク(泰山木)、モクレン科モクレン属。

     大きな木、下からしか撮れない。
     花、葉、樹形などが大きくて立派なことから
     賞賛してこう名づけられた。
     日本の樹木の中では最大の花といわれる。




  

     おまけは、寺島ナス。

     卵みたいな実の形、かつては隅田川沿いでたくさん作られていたが
     関東大震災後の再開発で農地はほとんど失われた。
     最近近くの小学生たちを中心に地域の人たちが復活させ
     また脚光を浴びようとしている。

     永井荷風の墨東奇譚で知られる「玉ノ井」、
     私が東京に来たときはまだ「玉ノ井」という駅があった。
     今では「東向島」と名を変えたがいわゆる旧寺島という地域、
     この東向島駅周辺の22店舗で「寺島なす」を使った料理がいただけるようだ。


          

コメント
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