東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

東京の富士山も山開き

2017-07-01 | イベント
  東京には富士山がいっぱいある。
  江戸時代に富士山信仰が大流行したがおいそれとは行けない、
  行けないなら持ってきちゃお!、江戸に富士山がいっぱい作られた。
  6月30日と7月1日、この日は東京の富士山も一斉に山開きだね。


  

     小野照崎神社。
     職場からは歩いて10分、この先は根岸へ続き、横には朝顔市の入谷鬼子母神がある。

     境内に浅間神社と富士塚があることで有名。富士塚は1828年に建造されたといわれ、
     今なおほぼ完全な形で残り、国の重要有形民俗文化財に指定されている。




  

     こちらの方が”正門”なのかな、川も無いのに橋があった。
     こんなお天気にもかかわらずたくさんの人たちが訪れていた。




  

     境内へ入ると茅の輪と祭壇がしつらえられていた、
     狭い境内は人でいっぱい、身動きもできないので一番前に出たりなんかする。




  

     待つことしばし、山開きの儀式が始まる。
     高い所から撮ったりしたけど、これって罰が当たるのかしらん。




  

     場所を移して儀式続行、
     これもアブない所から撮ったり、神事は撮ってはいけないの?。




  

     そして延々と茅の輪くぐりの儀式、
     くぐってはあっちへ回り、また帰ってくぐってこっちへ回る。
     神主さんたちを先頭に地元の代表者たち数十人の列が続く。




  

     そしていよいよお山開き、
     年間を通してこの二日間しか開かない登山道の扉が開けられた。




  

     神主さんに地元の代表が続く。
     塚の高さは約5メートル、直径は約16メートルでつづら折りの登山道が頂上まで。
     実際に富士山の溶岩を運んで作られたとか。




  

     勝手に記念写真撮っちゃった。
     ゴツゴツの溶岩のうえ、雨で足場が悪く苦労して登頂。




  

     神主さんたち一行が無事下山してきた。
     このあと一般の人たちがお山へ登る、私も折りあらばと思っていたけど
     お天気と人の多さのせいで諦めた。




  

     一般の人たちの登山が始まった、
     私は登ったことはないけど実際の富士山と同じみたいな急峻な山。
     事故が起こらないように願いながらお山を離れる。




  

     下界ではシトシト続く梅雨の雨。
     お山開きの二日間は特別なご朱印が戴けるという、
     社務所の前は長蛇の列。


     ここは「小野篁(おののたかむら)」を主祭神とし、
     さらに学問の神様「菅原道真」を祀る神社。
     そして芸能にもご利益のある神社として有名。

     ポイントは、 誓いをたてて断つものも約束するとご利益があると言われている。
     渥美清さんがまだ無名だった頃「タバコを一生吸いませんので仕事をください」と願掛けをしたら、
     その直後に映画「男はつらいよ」の主役に抜擢されたという話が残っている。


     富士山を 踏み固めるかや山開き   西をさむ

                                             6月30日 小野照崎神社
          

コメント (2)
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