東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

さてさてモミジはどうだろ

2019-12-03 | 風景
  やって来ましたモミジの"迷所"、、、
  いやきれいなんだけどモミジは一本しかない。
  で、近所にこれに勝るモミジもない、
  毎年モミジというとここのモミジでお茶を濁していますが・・・。


  

     駅の近くの駐輪場から自転車で10分くらい、
     旧日光街道沿いの国土安穏寺のモミジで毎年このころになると登場して貰っています。
     境内に入るのももどかしく駈け寄ってみたら、ガ~ン!!
     もうこのまま帰ろうかと思ったくらい盛りは過ぎていました。




  

     いや待て待てと危うく思いとどまって、
     せっかく来たんだ見られるところを切り取ってみようか。
     写真は必ずしも真を写さないとの実証実験を。




  

     葉っぱは黒ずんでチリチリに、さらに裸になってしまった枝もたくさん、
     どこかいいところを選んで生かさなくちゃ。




  

     幸いにも木の真下まで行ける、ほぼ全周回り込める、
     さらにお天道さまが全面協力でピカーっと照らしてくれている。
     これは何とかしなくちゃね、どこかをうまく切り取ろう。




  

     見たところ誰もいない、人目は気にしなくていい。
     木の下に潜り込んで、身をねじって、背伸びをして、座り込んで、、、
     まるでヨガみたいなカッコしながら。
     モミジとお寺さんていいねよく似合う、そのせいもあって毎年ここへ来るんだけど。




  

     思いっきり真上を見上げて。
     老朽化した体が悲鳴を上げながらよくついてきてくれた、まだまだ使えるな。




  

     長いレンズをつけてきたけど今日は短いのに付け替えて撮りました。
     ごっつんこしそうな距離から、
     写らなくていいものは極力排除しよう。




  

     究極の一枚。
     これなら他の葉が枯れていようと枝が裸になっていようと分からない。




  

     国土安穏寺。
     かつて将軍家が日光墓参の折り休憩したり食事をとったりした名刹です、
     そのとき使われた食器などが残されているとか。
     至るところに三つ葉葵の御紋が燦然と輝いている光景は
     三百年の時を乗り越えて身が引き締まる思いです。


     いやほんとに足は帰る方向へ向かったんだけど
     ここで撮っておかないともうモミジを撮るところはない、
     危機感が足を引き返させたのでしょうね。
     引き返してよかった、なんとかカッコがついたもん。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4 。 撮影 11月29日 足立区・国土安穏寺
          
コメント (2)
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