鷲神社(おおとりじんじゃ)に
七夕飾りが飾られたと風の噂に。
そんなのアリだったのと職場から2,3分の鷲神社へ、
毎日前を通っているけど中に入るのは久しぶり。
とにかく派手な神社で境内みんな真っ赤っか、
年末の熊手市のときしか行かないけど
そのときは人がいっぱいで見ている余裕はありません。
お稲荷さんの境内でもこんなに赤くはないだろう、
この日は誰もいなかったので真っ赤な神社が目に痛い。
大祓の茅の輪の準備が出来ていました。
まっすぐ進んで拝殿まで、正面には「撫でおかめ」、
鼻を撫でれば金運が、向かって右の頬を撫でれば恋愛運が
おでこは賢くなる、さらにあごから時計回りに撫でると
全体運がよくなると至れり尽くせりですね。
そんなおかめさんが見えるところに七夕飾りが
短冊はほぼ白紙みたいですね、下のテーブルには
ちゃんとペンが用意してあるのに。
左の方へ歩いて行くと長國寺の境内。
石田三成の遺子といわれる日乾が鳥越町に開山し、
のちに新吉原に近い現在地へ移転した。
明治初年の神仏分離令により、境内を含め寺と鷲神社に分割されました。
熊手市はこの寺で始まって今は隣の鷲神社での開催です。
あじさい祭りで有名だけど人混みは避けたいと行かなかった。
境内には名残のアジサイかなまだ見られるアジサイが残っていました。
山門から境内を、
あじさい祭りのときは両側にたくさんのアジサイが並びます。
ほとんどが鉢物で見たこともないような珍品がいっぱい。
長國寺と鷲神社の境目、
このように中ではまるっきり普通につながっています。
神仏分離令どこ吹く風ってことかな。
「雑閙や熊手押あふ酉の市」 子規
雑踏や、、、ですね、「遥かに望めば」の前書きがある正岡子規の句。
そのころ子規が住んでいた根岸からは歩いても30分くらい
子規はよく行っていたようでたくさんの句を残しています。
「吉原を始めて見るや酉の市」
「女つれし書生も出たり酉の市」
「夕餉すみて根岸を出るや酉の市」。
このほかにも樋口一葉の文学碑なども
あったけど雨がポツポツ落ちてきたので
この日は退散、改めて一葉記念館など訪ねてみたいと思います。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 6月24日 浅草鷲神社