日も沈んで辺りは暗くなってきたけど
刻々変わる雲を見ているとなかなか帰れない。
もうちょっともうちょっとと
とうとう暗くなってしまうまで居続けてしまった。
辺りはすっかり暮れてしまって
富士の上の雲だけが赤く輝いている、
そろそろお神輿を上げなくちゃね。
ここは一般道だけど上を高速が走っている、
さらにその上を舎人ライナーが走るという三重構造。
これからの時間は舎人ライナーも撮れる時間になる。
赤く染まった空と雲を見ながらそろそろ帰途につくことにしようか。
でもこんな空を見るとまた立ち止まってしまう。
橋から河川敷に下りる坂道、
一度降りて橋をくぐってまた土手へ上る。
西の空は相変わらず怖い空だ。
坂の途中から富士を見るとそろそろ暗闇に溶け込む時間みたい、
この時間は魔物が現れるという"逢魔が時"と言われる。
河川敷から振り返ると黒い雲をバックに舎人ライナー、
もうちょっと暗くなると窓がはっきりしてそれらしくなってくるけどね。
ここからスカイツリーを見るのも久しぶり、
このごろは夕方には外に出なくなってしまった。
夕焼けをバックに帰途を急ぐ人たちを載せて走る舎人ライナー。
冬になると正面に陽が沈むようになって
太陽の中を走る電車が撮れる。
こんなことを書くとまた行きたくなるけど、
撮影スポットがパークゴルフ場になったのでこのごろは二の足を踏んでいる。
夕方の一番忙しい時間をお出かけしたので
帰ってから大騒ぎ、
翌日に持ち越した事案もあってこれぞほんとに"逢魔が時"かなぁ。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 8月10日 夕方は"逢魔が時"