昨日の公園での光景です。
亀たちが、思い思いに石に登り、甲羅干し。
大きい石には二匹乗っていて、小さな石には一匹。
みんな首を伸ばしているのは、亀たち、井戸端会議の最中?
今日から秋の長雨だそうです。
長雨というと、うんざりした気分になります。
でも、この秋の長雨。
別名があります。
「秋霖」
冬の長雨は、「山茶花梅雨」
春の長雨は、「菜種梅雨」
ちなみに、雨だけの言い方でしたら、
春には「春時雨」「花時雨」
梅雨には「卯の花くたし」「五月雨」
夏には「青葉雨」「翠雨」・・・。
日本語って、なんて豊かなんでしょう。
風景や色まで浮かんで来ます。
「秋霖」
この言葉を身にまとうだけで、長雨の別の表情があらわれてくるような気がします。
空から静かに落ちてくる糸のような雨。
現実には、どしゃ降りだったりするわけですが、想像力で、その辺りは跳ね返しちゃいましょう(笑)。
秋霖を過ぎると、季節は晩秋へと向かっていきます。