20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

西沢杏子さんの「虫」blog

2016年05月20日 | Weblog
 虫と、人間が、こんなに近くで共生していたなんて!!
 あんまりステキなので、貼り付けさせていただきました。
 日本児童文学者協会のお仲間である、詩人の西沢杏子さんのblogです。
  
                    (虫との出会い・今月の行事・新刊の案内など) 

☆★☆

5月10日。肌寒い一日。でも、ヒダリマキマイマイの子どもは元気いっぱい!
まだ、殻の直径が1センチにも満たない園児なのに、ひとりでアシタバの上で暮らしていますよ。虫は偉い!



今年の春はたった一度だけしか見なかったツマキチョウ、強風にあおられて元気がなさそうだったのに、
ちゃんと卵を産んでいたのですね。こんなに大きくなった幼虫を3匹も見つけました。



ニンジンの花が好きで、暮れに埋めたニンジンを、毎年1本は掘り残して、花を咲かせて眺めます。



ツタンカーメンのエンドウ豆。2合の白米に約20莢を炊きこむと、薄紅色のご飯がいただけます。きれいで美味しいですよ!
種が欲しい方は、早めにメールを下さい。莢を枯らしておきます。今年の11月中に蒔くと、来年は豆ご飯が!



トップページヘ



5月9日。「蛍よ もう一度の会」で、国分寺市内の小学校のビオトープに、ヘイケボタルの幼虫を放流する約束の日。
飼育委員会の子どもたちに放流して貰うつもりが、4月25日に造った装置が、うまく機能していなくて、
急遽、装置の修理が入り、子どもたちは幼虫(560匹)とビオトープの見学のみになりました。

ビオトープはかなり広いので、先生方とも話し合い、あるがままの状態を維持しつつ、一画に装置を造りました。
小雨の中、濡れながら、あーでもない、こーでもない、と、みんなの知恵を出し合いました。

   

新案の上陸装置(寒冷紗越しに)右手前に水道の蛇口があります。堰き止めた水が水苔を通り、下の段の装置に入る、という仕組み。
上の段と下の段に、およそ2対3の割合で、幼虫と餌のヒメタニシを放しました。上手に蛹になってくれますように!



トップページヘ



5月8日。母の日。朝の掃除中にクロオオアリの女王アリを見つけました。結婚飛行を終えて、羽を落としたばかりらしく、
(午前中の早い時間にも結婚飛行するんですね?)背中の羽があったあたりが、まだ生々しい感じ。
早足で動き回り、自分の国を作れる場所を探している様子は、いつ見ても感動的です。



トップページヘ



5月6日。ゴールデンウィークもほぼ終わりました。家の前を掃除していたら、コメツキムシが横断中。
高速道路の事故車を見た後だったので、移動させようと捕まえたら、「きこっ!」と、久々に聞く、小気味いい米つきの音!

トラフコメツキ。春にしか現われないそうなので、地味でありながらも貴重な「春の使者」なのですね。
しかも、数が減っているコメツキのようなので、わが家で増えてくれたら嬉しいです。



トップページヘ



5月1日。昨日から一泊で清里へ行ってきました。早春の清里は、あちこちで八重の桜や芝桜花が満開でした。
唐松の鮮やかな緑は、いつ見ても目にしみます。虫もそこそこ現れ始めていました。

川縁でヨモギを摘んでいる最中に、突然羽ばたいた大型の。腹部が大きく、触覚も櫛形でないので♀。



このガは前にも会ったことがあります。アカスジアオリンガ。とてもきれいなのに、控えめです。



灯火に飛来したガ。エゾヨツメ。前にも夜のベランダで撮影しています。



5月1日のランチは、娘たちが予約していた明野町の「ターシャ」というお洒落なレストラン。
庭が広く、夏にはもっと多くの花が咲くのでしょう。猫が4、5匹すみ着いていて、客に慣れています。


   

ビックリするほど大きな暖炉。



☆ホタルの幼虫が気になって、今回も慌ただしい清里でしたが、好天に恵まれて気分転換になりました。

トップページヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール料理

2016年05月19日 | Weblog

           

 先日、シンガポール料理のランチビュッフェに行きました。

 銀座のマロニエビルにある、シンガポールシーフード料理のお店です。

 下の階に、銀座ハンズが入っているので、このビルにはちょくちょく行っていますが、同じフロアにあるお店では、韓国料理のお店しか入ったことがありませんでした。

 私はエスニックは、あまり積極的に食べたいとは思わないお料理の一種です。

            

 その日は、私がプランタン銀座の親しくしているアクセサリーのお店の店長さんに、イヤリングの修理をお願いしたり、アクセサリーの相談に乗ってもらっている間に、夫が見つけ出して、携帯で・・・。

「今日のランチは、ここにしよう」と。

 夫は30代の頃、シンガポールに単身赴任していました。

 上の息子が国立の附属小学校にいっていたために・・・。

 ですからエスニック料理が大好きです。

 パクチーのたっぷり乗った「チキンライスが食べたい」などと、時々言います。

 日本橋のマンダリン・オリエンタルホテルの地下に、チキンライスのお店があるのです。

 「だったら、私が会議の夜、会社の帰りに、一人で食べてきて。そうしたらお夕食を作ってお出かけしなくて済むから、助かるわ」

 そう言っても、なかなか実践してくれません。

            

 プランタンからマロニエビルにいくと、夫はもうお店に入る体制です。

 ところが、お皿にとってきて、食べてみたら、このランチビュッフェ、バラエティに富んでいて、なかなか美味しいです。

(ビュッフェで、夫の顔が、ちょっと写ってしまいました)

 アジアっぽい癖も、あまりありません。

 夫は辛いフォーのようなものや、かなりマニアックなお料理を、お皿に選んでいます。

            

 デザートまであって、制限時間は1時間半とか。

 40分もあれば、お腹いっぱいです。

 人気の高いお店のようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書会

2016年05月18日 | Weblog

          

 今夜は、隔月の水曜日の夜に行っている、読書会です。

 今夜のテキストは、村田喜代子の『焼野まで』(朝日新聞出版)です。

 下は、アマゾンに記載されている文章です。

東日本大震災から数日後、作家の村田喜代子さんの体には子宮体ガンが発見された。本作はその後の治療の日々の実体験をもとに、地上の災厄と、我が身に巣くう病がもたらす、数奇な魂の変容を描いた傑作長編小説。

 

 村田喜代子らしい際立った描写と、幻想性。

 お見事だと思います。

 でも、私は読んでいて、怖くて仕方ありませんでした。

 村田喜代子は数年前、動脈瘤破裂になった自分の夫とのことを描いた『あなたと共に逝きましょう』(朝日新聞出版)を書いています。

 どうやら老いを見つめ始め、病気を描いた作品が増えているようです。

 目をそらす訳ではありませんが、村田喜代子の筆が凄まじさを秘めているだけに、読んでいて怖くて怖くて仕方ありませんでした。

 彼女の作品、『鍋の中』は今でも鮮やかにシーンが残っています。

 この作品にも出てきますが、祖父母に育てられた彼女の、作品には祖母たちからの影響が投影されているような気がします。

 とにかく、村田喜代子の感性から生まれる言葉は、ただ者ではありません。

 

 今夜は、どんな感想が行き交うのでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵本専門士委員会

2016年05月17日 | Weblog

                  

 第3期の絵本専門士養成講座が始まっています。

 

 今日は、朝から代々木のオリンピック青少年センターで、絵本専門士委員会です。

 電車が混んでいなければ、いいのですが・・。

 雨降りの朝ですし。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カゴ

2016年05月16日 | Weblog

                  

 銀座の三越でフランスフェアをやっていました。ワインなどがとても充実しています。

 チーズやお菓子もたくさん、並んでいます。

 

 中でも目を引いたのが、バニエと言われるカゴです。

「マノン・アー」というお店が出していました。

 このカゴ、手作りで、それなりのお値段です。

 皮のバッグが一つ、買えてしまうくらいの金額です。

 でもファンの方がいらっしゃるようで、細かいリクエストをしながら、注文している女性がいました。

 

 どんなファッションをして、このカゴを持ち歩いたら、パリジェンヌのようになれるでしょう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三社祭

2016年05月15日 | Weblog

         

         

         

 浅草の三社祭が始まりました。

 昨日は、町内のお神輿が練られていきました。

 粋な男たち、女たちが汗を飛ばして、威勢良くお神輿を担いでいます。

 お囃子を鳴らす、女性だけのお囃子隊も登場です。

          

 今日は、早朝、浅草神社のお神輿が「宮出し」をするそうです。

 「宮入れ」は夜の8時。

 浅草は、今日は朝から大にぎわいです。

                

 昨日は、浅草・三定の天丼を食べてきました。

「昔ながらの天丼の味付けだ」と夫。

「天一の天丼の方が好きかも」と私。

 天丼や天ぷらには、ほんとうに好みがあります。

 

 そんなわけで、お夕食はカロリーコントロールのために、お素麺にしました。

 薬味たっぷりのお素麺は、天丼より美味しかったかもしれません(笑)

          

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディフューザー

2016年05月14日 | Weblog

          

 デイナデッカーのデフューザーをリビングに置いていますが、オイルを入れても香りません。

 そこで銀座の三越に行って相談してみました。

 

 なんと、スティックには小さな穴が空いていて、そこから木を通して下から上へ、香りが広がっていく仕組みになっているらしいです。

 ずっと使っていたので、その木の小さな穴が目詰まりを起こしていることがわかりました。

          

 木のスティックは時々買い換えないと、香らなくなってしまうそうです。

 写真のようなスティックを、千円くらいで別売りしてくれます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お風呂上がり

2016年05月13日 | Weblog

           

           

 冬を過ぎ、春も過ぎ、夏に差しかかるころ。

 お風呂上りに、ベランダを歩くのは気持ちがいいものです。

 

 夜景は、何年見ていても飽きるということを知りません。

 それぞれの部屋をぐるりと、取り囲んでいるベランダを歩くと、夏にはどこかで、必ず花火が上がっているのが見えます。

 今の季節。

 さすがに、花火は見えませんが、夜風が心地いいです。

 

 通称「恐竜橋」と言われる、東京湾にかかる東京ゲートブリッジ。

 数年前までは、ベランダから全貌が見えたのに、一部しか見えなくなってしまいました。

 東京湾岸は、五輪特需で、どんどん高層ビルが建って近未来都市のようになっています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペーパーウエイト

2016年05月12日 | Weblog

         

 すごくきれいな、ペーパーウエイトを見つけました。

 下から、何かがせり上がってくるようです。

 泡でもないし、風船でもない・・・。

 でも、とてもきれいです。

 

 今日は午後から、児文協の5月の定例理事会です。

 27日(金)には中野サンプラザで学習交流会と、そのあと、授賞式・パーティが行われます。

 28日(土)は神楽坂の出版クラブで、総会です。

 

 26日(木)には、児文芸の贈呈式に、児文協を代表して、Aさんとお邪魔します。

 忙しい5月です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インタビュー記事        

2016年05月11日 | Weblog

    

 先日、インタビューしていただいた記事が、5月8日(日)のしんぶん「赤旗」の読書欄、「本と人と」に掲載されました。

 昨日、送っていただきました。

 

 この『荻野吟子 日本で初めての女性医師』(あかね書房)は、児童書で初めての伝記ということで、あちこちで取り上げていただいております。

 ほんとうに、ありがたいことです。

 一人でもたくさんの子どもたちに、読んでもらえますよう・・・!!

 

      

 また、4月29日掲載の、「ちひろ美術館」と「フォーラム・子どもたちの未来のために」共催で行った「井上ひさしの子どもに伝える日本国憲法」を読む集いの記事も、一緒にお送りくださいました。

 しんぶん赤旗の、文化・学芸部長の西沢さんが、当日取材にお越し下さり、「憲法学者 樋口陽一さんの井上ひさし論」というタイトルで書いてくださった記事です。

 憲法学者の樋口陽一先生と、井上ひさしさんは仙台一高時代からの親友でした。

 その樋口先生が語った「井上ひさし論」憲法に絡めながらの文学論。とても刺激的でした。

 それを、とても上手に、西沢さんがまとめてくださっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする