折にふれて

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すべての人の心に花を

2016-11-13 | 折にふれて

ひさしぶりに青空が広がった土曜日。

オフの朝は、NHK‐FMの音楽番組「ウィークエンド・サンシャイン」を聴きながらのんびり過ごすことが多い。

リビングの奥まで射しこむ、晩秋のやさしい陽ざしの中、

平日とは違うリラックス気分で朝食を終えた頃、流れてきた曲が「すべての人の心に花を」だった。

ご存じ、喜納昌吉の名作で、様々な音楽ジャンルでのカヴァーも多い曲だが、一瞬、違和感を覚えた。

というのも、音楽評論家のピーター・バラカンが選曲し、DJもつとめるこの番組で、

日本の曲が流れることなどほとんどないからだ。

しかし、選曲されたバージョンは、ライ・クーダーが編曲とギターで参加していると聞いて納得。

ライ・クーダーといえば、ギターの名手で、カントリー・ミュージックをルーツとしながらも、

テックスメックス、ハワイアンと世界の音楽に意欲的に取り組み、琉球音階を散りばめた曲も書いている。

喜納昌吉と共演していたことは知らなかったが、

いかにもライ・クーダー!

...そんなやさしいギターが、出すぎることなく、それでいて、曲全体を包み込むような名演だと思う。

 すべての人の心に花を  / 喜納昌吉&チャンプルーズ (featuring Ry Cooder)

 

とってつけたような一枚だが...。

この日、出かけた先で見かけた花。

ただし、例によって花オンチ、花の名前は知らない。

 

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