金沢南部の丘陵地帯に開かれた大乗寺丘陵公園。
7万坪の丘陵斜面に芝生広場や遊歩道が設置され市民の憩いの場となっている。
さらにその遊歩道に沿って、梅、桜、紫陽花など四季折々の花が咲き誇るのだが、
中でも、見ごたえがあるのがツツジでその数13,000株だという。
以前紹介した福井県鯖江市西山公園のツツジ5万株には遠く及ばないが、
そもそも花というものは数が多ければよいというわけでもない。
大乗寺丘陵公園のツツジは金沢市内のほぼ全域と
さらに遠く、日本海までもを背景とする雄大さにその見どころがあるのだと思っている。
この日は朝から快晴。
もともとここへ来たのは夕陽を撮りたかったからだが、
思いもかけない満開のツツジに方針変更。
しかし、持ってきたは望遠のズームレンズのみ。
なんとなく撮影意図がぼやけたまま...ワイド端で撮りまくった次第だが、
冷静に振り返ると、やはり花には花にあったレンズを持ってくるべきだったと思う。
そんなツツジと格闘している間に...。
雲一つない晴天ではあったが、一方でかなり黄砂が飛んでいたようだ。
このまま夕陽もぼやけながらフェードアウト。
花も夕陽も今ひとつ。
つまりは...
「いかなる場合にも対処できるよう機材は万全に!」という反省。
雄大な風景を眺めるとついつい口ずさみたくなる曲
君をのせて 沢田研二
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